映画感想・レビュー 358/2617ページ

土を喰らう十二ヵ月:P.N.「私はネコのみー。」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-28

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素晴らしい映画でした。
沢田研二のカリスマ性というか、人を惹き付ける魅力が映画に華を添えていた。何度も見たくなり、沢田研二の演技力に引きずり込まれてしまいました。
そして自分の余命が見えてきた時に離れたくない真知子への想いを立ちきるツトムの悲しさがとてもジーンと心に響きました。真知子の車にキノコの入ったかごを忘れてしまう程に真知子のとの別れが彼をくるしめる場面に涙が止まりませんでした。

ザ・メニュー:P.N.「愛は粉々に砕くメニュー(粉砕器)、、、」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-28

人々の精神を徹底的に粉々にする粉砕器(メニュー)。

映画『異端の鳥』は、シンプルに、「七つの大罪」をモチーフに描かれた作品。

更に、踏み込み、ダンテの『神曲』をベースに、仕上げている、いや、調理したのが、本作。

完成形のナンバー7、メニューは、大罪を裁くが如く7品目まで進行する、予定だが、番狂わせに、特別メニュー、8品目が、登場する。

七つの大罪は、生きる上での大切な注意事項、神様は、裁かないが、愛の法則が、遅かれ早かれ裁くので注意しなさいと言うもの。

人間は、好き勝手に生きて来たので、注意事項も、危険レベル。

愛に立ち返り、行動を起こすなら、マーゴのように、特別メニューで、煉獄の島から抜けれるだろう?

因に、ながらスマホは、怠惰・傲慢・強欲に当てはまる。自分が、愛の法則に恥じないかチェック。

精神を粉々に砕かれた(メニューの)招待客、エスプリの効いたブラック・ユーモアな作品です。

線は、僕を描く:P.N.「流星郡」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-27

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一言で言えば、これから何かを頑張ろうとする人の背中をそっと押してくれる。そんな作品です。家族を亡くし、「思い出すことも辛いのに忘れることもできなくて」と引きずっている思いがあり、やりたいことにも踏み出せない喪失感の漂う真っ白な霜介(横浜流星)。それをみた篠田湖山(三浦友和)が、その心に水墨画を描いてあげたい!と思い弟子にします。しかし霜介は「僕にできるのでしょうか」と不安に思い、ずっと立ち止まっています。様々な人に見守られ、助けられる。そして何よりも千瑛や湖峰のように、そっと寄り添い優しくサポートしてくれる人がいる。霜介は第二の家族のような居場所を見つけ、挫折しながらも生き生きとした日々を送れるようになりました。
見終わった後、改めて家族や友人へ「ありがとう」の思いを伝えたくなりました。誰だっていつ死ぬかわかりません。だからこそ、伝えられる時に伝えるということを心がけたいです。
喪失感。。。
過去の思いを背負いながら、自分にしか描けない線を貫き通す。そんなカッコいい霜介を見て元気が湧いてきました。
線は僕を描く。リピート確定です!

窓辺にて:P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-27

派手な場面はなく静かに進むのに全く飽きない。どころか、現代の小津と言っても過ぎることのない見事な脚本だった。
既に定評のある稲垣や中村ゆりは言うまでもなく、ドラマでは感心しない玉城が案外よかった。
ずっと窓辺にいた茂巳が、奥まった席で妻の浮気相手から自分の愛を形象づけられる演出も印象深い。
束縛や嫉妬がないと普通でないだろうか。アルバムを見る妻が悲しい。
照明に拍手を。

ミッドナイト・アサシンズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-27

本篇のような東南アジア諸国の映画のtouchに触れと南米のヘクトール・バベンコ監督の作品とか東京国際映画祭或いは東京フィルメックスまたはフィルムセンター等で上映されて来た時にもたらされたアジア映画の豊穣と云う言葉が浮かぶんだなあ🎵

すずめの戸締まり:P.N.「あ」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2022-11-27

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

主人公があまりにも周りの人たちの気持ちを考えられないところや、立入禁止区域や車道などに躊躇なく入っていく倫理観がないところ、全体的なご都合主義感が強かったことなど、見ていて引っかかるところが多かったです。
主人公と草太が惹かれ合う描写が薄くて共感できない上に、その恋愛要素のせいでメッセージ性が薄くなっているように感じました。
ストーリーもよくある展開で目新しさがなかったです。
映像と音響は良かったので、ストーリー以外で感動できる人には合ってると思います。

窓辺にて:P.N.「くん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-26

好き嫌いが、分かれる映画だと思います。
長尺で、ワンカットの会話が多く、退屈と感じる人もいるのでは?
ちなみに、私は、とても面白かったです。
稲垣吾郎さんの演技が自然で、良かったですね。
会話を突き詰めたいので、もう一度、観ようと思います。

すずめの戸締まり:P.N.「sanjuro」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-26

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

「大勢の人が死ぬよ……また繰り返すよ……」心に突き刺さりました。

ナゼに、いつ巨大地震がおきてもおかしく無い地域に人、物、富、力が集中し続けるのか?耐震、免震構造の建物なんて一部。そうじゃないのが倒れたらどうしようも無い。地割れ、大火災だって起きる。津波が押し寄せる所だってあるだろう。過疎っている地震少なめの地方に暮らしている私としては、ナゼにもっともっと危機感を持って国をあげて対策しないのかと歯痒いばかり。

「大勢の人が死ぬよ……また繰り返すよ……」

Summer of 85:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-26

愛と死とを廻る青春群像劇,映画監督のパゾリーニ殺害事件や香港の男優レスリー・チャンの自殺等いろいろな事が本篇を観ていて脳裡に過る

サニー 永遠の仲間たち:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-25

🎤劇場ロードショーで観た本篇,スター・チャンネルで久し振りに視聴…。ユ・ホジョンがまた佳い!👯
歌声やユ・ホジュンの風貌見たさに視聴。青春の辛い想いが滲み出た哀しく明るいdance&melody.懐かしく

共謀者:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-25

本篇で共演したイム・チャンジョン,チェ・ダニエルが刑事役で再びタッグを組んだ相棒或いはバデイものが現代的なテーマに迫る映画〈治外法権〉。カルト教団の教祖と政治権力上層部等との癒着に斬り込む正義漢,痛快なヒューマンcomedy⚔️

すずめの戸締まり:P.N.「甘えん坊将軍」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2022-11-25

3点をつけていますがつまらないという意味ではないですよ
家族や恋人と一緒に観て、もちろん一人でも楽しめる作品です
ただ個人的には今までの新海誠作品の中では一番新海色の薄い作品だなと思いました
とうとう新海さんも誰が観ても受け入られるスタンダード作家になっちゃったとなぁという寂しさからの3点です
印象に残ったのは震災孤児であるヒロインを引き取った従姉妹の女性が『あんたを引き取ったせいで婚期を逃したのよ』と闇落ちするシーン
これも震災の傷痕の一つなのだなと、心に残ったシーンです
あとはミミズが丸の内線のトンネルから出てきたシーンもビックリ、そんな狭い所にいたら詰まっちゃいますよね(笑)

宮松と山下:P.N.「仮面を脱ぐとき」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-25

世界的クオリティーの作品。

淡々と日本映画の良さを生かしながら、特に、際立った演出はないが、日常を自然体で描いている。

共演者の皆さんも、演技力あってこそ成り立つ作品。

私たちは、日常でさえ、仮面を被っている。

疑問なく生きる人間。

もはや、仮面を脱ぐとき。

私たちは、記憶喪失の状態、目を覚ましたとき、本来の自分と対峙する。

恋は五・七・五!:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-25

この映画を観て、とても感動した。これは共感できるところがいっぱいあり、心地よかったからだ。私はライフワークとして、詩を書かせて頂いているが、俳句にもひじょうに関心がある。正岡子規さんの柿食えば鐘がなるなり法隆寺という俳句は素晴らしいと思った。また正岡子規さんは俳句は字数が少ないけれど意味が深くて面白いと仰っているが、私の場合なら、詩は字数が少ないけれど意味が深くて面白いと言いたいと思ったものだ。この映画は俳句甲子園ということで、私はひじょうに興味深く、観たのだ。私はこの映画を観ながら、俳句の素晴らしさをあらためて感じた。だからまた正岡子規さんの俳句が読みたくなった。

ブレードランナー ファイナル・カット:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-25

🍜本篇はよく観るとリドリー・スコット監督の本格SF〈エイリアン〉や時代劇〈最後の決闘裁判〉ともシンクロして居るんだゼ!未来老朽都市空間に浮かぶ「強力わかもと」の電光掲示板の芸者の顔の異様な雰囲気は往時の邦画の仁丹マークも蘇らせる。屋台蕎麦を廻る日本語のやり取りの辺りは大阪を舞台にした抗争劇〈ブラックレイン〉を予見させて🥢

土を喰らう十二ヵ月:P.N.「ka miyo」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-11-24

土があり太陽があり空気が水がある。そして四季があって植物や生物が生まれ、朽ち落ちていく。もちろん人間も。生まれるから死ぬ。生まれたから体を動かし、食し生活する。当たり前の事をもがきながらも納得しようとする人間を描いた映画。色んな事を考える事ができました。エンディングの曲は今のジュリーの声で歌ってほしかった。その方が説得力があると思った。

他人の顔:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-24

monologueのレントゲン写真見たいに男が喋り出す冒頭シーン,粟津潔の前衛的な顔顔顔のタイトルバック,斬新な音楽,ATGcinemaの流れ

最終更新日:2025-12-02 16:00:02

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