映画感想・レビュー 168/2562ページ

欲望という名の電車:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-05

ニューオリンズの市内を走る電車には、"欲望"だの"墓場"だのという奇妙な名前が付いているという。

この映画「欲望という名の電車」は、その名をそのままタイトルにいただいた、テネシー・ウィリアムズのヒット舞台劇の映画化作品だが、ヴィヴィアン・リーの初の汚れ役と並んで、獣性を剥き出しに、粗野な男を演じるマーロン・ブランドも、アメリカ映画界に現われた"新しい個性"として話題になった。

ニュールンベルグ裁判:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-05

この映画「ニュールンベルグ裁判」は、日本公開の時、あまりにもセリフが多く、また法律用語が難解なため、吹き替えにしたら、それが不評で、オリジナル言語尊重論が叫ばれた有名な作品だ。

スペンサー・トレイシー、バート・ランカスター、この映画でアカデミー主演男優賞を受賞したマクシミリアン・シェル、モンゴメリー・クリフト、リチャード・ウィドマークらの豪華キャストによる戦争裁判劇で、ナチの行った犯罪を、被害者の口から語らせるという方法が、ドラマティックな効果を上げていると思う。

また、小林正樹監督のドキュメンタリー映画の秀作「東京裁判」にも共通する、戦勝国が敗戦国の戦争犯罪を裁くことは、正義か否かの問題が問われた意味も大きいと思う。

違う惑星の変な恋人:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-02-05

メッチヤ面白い会話劇を中心にした作品。
本年度ベスト!!

これは面白かった!
好みの別れる作品って感じだけど自分的にはツボにハマった!

ベンジーはグリコが好き。
グリコはモーが好き。
モーはむっちゃんが好き。
むっちゃんはベンジーが好き。
って、4人の恋愛の団体戦(笑)

4人の男女の四角関係のお話。
4人でいるのが平和な感じだけど落とし所が全く解らない(笑)

基本、色んな男女2人の会話劇が中心。
会話が全て面白い!
会話の間が全て絶妙!
ずっと漫才を観ていた感じ(笑)

何か起こる訳ではないんだけど登場人物達の会話が面白くスクリーンに釘付け。
無限ループみたいな展開が面白い!

4人でスポーツバーに行って問題を解決しようとするシーン。
プラス1名がその中に参戦(笑)
何も解決しないけど最高だった!

part8があっという間に終わったのは何だったのか?
気になります( ´∀`)

ザ・ガーディアン 守護者:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-02-05

会った事がない娘を救おうと奮闘する男を描いた韓国映画。
本年度ベスト級。

結構小じんまりした作品だったけど素直なストーリーで観やすかった。

10年の刑期を終えた反社会的勢力に属すスヒョク。
刑期中に生まれた娘と妻の為、組織から足を洗おうとする中、妻が殺され娘が囚われの身となる展開。

その娘を救おうとスヒョクが組織に立ち向かって行くストーリー。

そんな中、スヒョクを暗殺しようとする「洗濯機」と言われる若いカップルの殺し屋に狙われ、殺し屋の男がスヒョクに捕まり、娘が女に誘拐されお互いに交換する事に。

アクションシーンは迫力あり。
ホテルのロビーでのカーアクションが新鮮。
バイクと車が激走するシーンのスリル感に引き込まれる。
ポケモンボールの様な爆弾の破壊力がハンパ無し!

スヒョクがメッチヤ強いんだけど、西島秀俊さん似で作品に集中出来ない(笑)

何の捻りもないラストシーンだけど良いシーンだった。

韓国語で冷蔵庫のことを「レイゾウコ」、按摩(あんま)の事を「アンマ」と言うのが勉強になりました( ´∀`)

ゲゲゲの女房:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

昨晩のNHKラジオ深夜便で水木しげるの妖怪展・横浜そごう美術館等の紹介が結城昌子アートディレクターに依って放送された。ファンが多い妖怪キャラにもルーツが在ってきっと創作の秘密が垣間見られることだろう。コロナ禍以前ずっと前にも妖怪展でゲゲゲの鬼太郎特集が在ったけれども

ふたりの人魚:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

ふたりの人魚を観た。これは愛という永遠の命題を見事に追求していると思った。人魚と言えば、私は小川未明さんの赤い蝋燭と人魚という童話が大好きだ。小川未明さんはロマンチシズムとヒューマニズムにあふれた数々の名作を書かれているが、赤い蝋燭と人魚は私のなかで、ダイヤモンドのように光っている。それがきっかけで、私は人魚にとても関心があるのだ。この映画はまず人魚が出てくるが、やはり人魚と言うと愛しくてしかたがない。そして人魚を通して、あらためて愛について考えさせてくれたと思う。素晴らしいの一言に尽きる。

おろしや国酔夢譚:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

この映画を観て、とても感動した。私は昔から井上靖さんの大ファンだ。少年時代、井上靖さんのしろばんばという小説を読んだ時の衝撃は決して忘れることができない。だからこの映画を観たのだ。これは冒険ものだが、何よりもパワーを与えてくれたと思う。井上靖さんの楼蘭、敦煌、蒼き狼など茫洋とした歴史的時間を再現する大陸ものも大好きだが、このような映画もいいものだと思った。またロシアは私が20代の頃に出かけたところでもあり、ひじょうに関心があった。当時、私は横浜から船に乗ったのだ。それだけにこの映画を観ていて、共感できるところがいっぱいあった。最高の作品だと思う。

スパルタカス:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

紀元前1世紀のローマ共和国、鉱山で働く奴隷のスパルタカスは、奴隷商人のバタイアタスに買われる。
バタイアタスは剣闘場を経営し、スパルタカスは、見せ物として殺し合いをする剣闘士としての訓練を受ける。

そこで彼は、女奴隷のバリニアと恋に落ちるが、彼女はまた違う者に買われてしまう。
そして遂に、スパルタカスは、奴隷としての仕打ちに怒りを爆発させ、奴隷の仲間と共に反乱軍を決起する。

彼は先頭に立ち、行く先々で同じような境遇の者に声を掛け、反乱軍の仲間を集っていく中で、遂にバリニアとも再会し結婚する。
そして彼らは、自由を求めてローマに戦いを挑むが、巨大なローマ軍が行く手を阻むのだった。

歴史スペクタクルとしてのレベルは、今見ても充分に通用する作品です。
結局は、革命は失敗に終わって、スパルタカスは処刑されてしまいますが、愛する妻子が、処刑中のスパルタカスのもとを訪れ、自由になれたことを報告するラストは感動の一言!!

若干31歳で、ここまでの作品を作り上げた、スタンリー・キューブリック監督はやっぱり凄いと思う。

チャイルド・プレイ3:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-02-04

この映画「チャイルド・プレイ3」の主演は、ジャスティン・ホウェリン、競演はペリー・リーヴス、ジェレミー・シルヴァース。

チャッキーが、人形工場の中で死んだ前作から8年後、アンディーは16歳となり、陸軍養成学校の生徒になっていた。

一方で、おもちゃ会社の社長は、悪い噂が消えたと思い、人気のあるグッドガイ人形の製造再開を決定する。

しかし、生産し生まれた第一号のグッドガイ人形は、プラスティック溶液から復活を遂げたチャッキーであった。

再びチャッキーは、人々を襲いながらアンディーを捜し始めるのだった----------。

全体的な雰囲気が地味で物足りなさ過ぎですね。
前2作から特にプラスとなった点がまったく無いし、印象に残っているシーンもまったく無い。

100歩譲って、ラストの遊園地での戦いを挙げても、前作でのおもちゃ工場での戦いの方が数段面白かった。

きんぴら先生とお嬢さん:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

きんぴら先生とお嬢さんを観た。私はこの映画を観ながら、いつの時代になっても、人間というものはほんとに変わらないものだとつくづく思った。また私はこのような学園をめぐる先生たちのドラマが好きだ。学生時代は遊びも勉強も忙しかった。当時、家庭教師のアルバイトをしていたが、その時の仲間で、親しくしていた友人は教師になった。私はまだ20才前後だったが、教育というものにひじょうに関心があったのだ。それだけに先生たちのドラマにはとても親近感を持った。これは素晴らしい作品だと思う。

ブルース・ブラザース:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

主演はジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、共演はキャリー・フィッシャー。

黒いスーツ、帽子、ネクタイ、サングラスを、全身に身を包んだジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)とエルウッド・ブルース(ダン・エイクロイド)の2人は、義兄弟の契りを交わしていた。

2人は自分達が育った孤児院に訪れるが、そこで孤児院が、資金難で存亡の危機に立たされていることを知る。

2人は孤児院を救う為、ブルース・ブラザース・バンドを結成し、コンサートで稼いだお金を孤児院に寄付しようと考えるのだが---------。

全編に渡ってジェームス・ブラウン、レイ・チャールズなど、多彩なゲストが登場しての音楽が満載で、楽しい気分にさせてくれる。

音楽だけじゃなく、カーチェイスなどアクションも織り込まれているし、ハチャメチャでありながら、主演の2人は常にクールという設定もGOOD!!。

ジョン・ベルーシが、若くして亡くなったのは惜しくてならなりません。

荒野に希望の灯をともす:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

この映画を観て、とても感動した。これはドキュメンタリーだが、何よりも中村哲さんの真摯な生き方がしっかり伝わってくるからだ。中村哲さんはパキスタン、アフガニスタンで医療活動に従事してきた医師だ。私はこの映画を観ながら、中村哲さんを通して、生きていく上での様々なヒントを教えてもらったように思う。ほんとに素晴らしい作品だ。ありがとうございました!

アイズ ワイド シャット:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-04

🎭NHKラジオ第一音楽の泉でショスタコーヴィチのステージオーケストラのための組曲が流されて想い出したのが繰り返し使用された本篇での当時のトム・クルーズとニコール・キッドマン夫妻の映像。世紀末な仮面舞踏会のデカダンスで艶やかなシーンも監督スタンリー・キューブリックらしいClassic音楽の工夫された用い方も佳くて

映画 ギヴン 柊 mix:P.N.「はんな」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-03

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

公式がアップしている曲を聴いてファンになり、今回の映画で初めて観ましたが、空気感がすてきで、会話を丁寧に作ったというのがよく伝わりました。
ギヴン展にも行ってみようと思います。

柳川堀割物語:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-03

NHKラジオ番組の音の風景で柳川が出て来た~。待ちぼうけなどを唄いながら舟を漕ぐ船頭や北原白秋のことなど観光客に説明する声が波音と共に聴こえて来るんだなあ

ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-03

この映画を観て、とても感動した。これは何よりもひじょうに面白くて、決して飽きさせないからだ。パン屋さんが出てくるが、私は最近はパン屋に行ったことがない。パンが私の体に合わなくなってきていて、御飯を普通にいただくほうが体調がいいからだ。けれどもこの映画に出てくるパン屋さんは大好きで、ストーリーの世界に魅了された。パン屋連続殺人事件だが、連続殺人事件というのも、なかなか面白いものである。この映画を観て、気分転換をするのもいいものだ。素晴らしい作品だと思う。

愚か者のブルース:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-02

愚か者のブルースを観て、とても感動した。私は過去を振り返れば、20年近く新聞記者として昼間の世界にいた。だが40代の頃は正確に言うと8年ほどだが、夜の世界にいた。この時代に私は夜の世界の様々な経験をしている。またある大手の芸能プロダクションに入ったのもこの頃である。それだけにこの映画はあまりにも共感できるところが多かった。私はこの映画を観ながら、ストーリーの世界に魅了されてしまった。また私は熊切あさ美さんの大ファンなのだ。熊切あさ美さんは演技もほんとに素晴らしい。大好きだ。この映画は最高のエンターテイメントだと思う。

コーヒーが冷めないうちに:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-02

この映画をまた観た。これは何よりも発想が素晴らしいと思った。私はコロナがきっかけで喫茶店には一人で入らなくなった。さらにいつからかコーヒーのカフェインがまったく私の体に合わなくなった。コーヒーのカフェインと言っても、コーヒーは適量を楽しむ分には問題はない。だが、いつの間にかコーヒーをよく飲んで、カフェインを多量に摂取すると頭痛や胃痛、不眠や不安、興奮 や吐き気などの症状を引き起こす可能性がある。だから私は今は一人ではまったく喫茶店には入らない。けれどもこの映画のような喫茶店なら、入りたいという気持ちになる。面倒くさいルールはあるが、望んだ通りの過去に戻れるからだ。有村架純さんが出演されている。とびっきりの美貌だけでなく、演技も素晴らしい。今、私は過去に戻りたい時、自宅にスローカフェと名づけたスペースを設けて、そこでノンカフェインの麦茶を飲むことにしている。この映画はほんとに素晴らしい作品だ。

ミカエル:P.N.「創世記・失楽園」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-02

時代を感じさせる作風。

女性のファションは、流行を追うので、ハッキリとその時代を感じさせる。

男性の場合は、執事長のコスチュームは、明らかに違うが、ゾレ、ミカエルに於ては、正装に近いので、今観ても、二人は、古めかしく感じない。

創世記、失楽園をモチーフにしたと思われる作品。

画家は、創造主としての父、ミカエルは、アダム、夫人は、イブ(エバ)と言ったところ。

画家ゾレが、何度裏切られようと、養子であるミカエルを寛容に許す行為、最初は、誤解しそうだが、息子をかばい、時に、頭を撫でる(西洋では頭を撫でないと聞いていたが)シーンに表れている。すべては息子に託すにも表れている。

映画とは、ボケ。

ホラー、コメディ、ジャンルを問わず、ボケ通すと突っ込みは入らないが、中途半端だと突っ込みが入る。

どんな映画も、冷静に鑑賞すると突っ込みどころ満載。それが当たり前、映画なんですから。

ボケ通せれば、成功、正に、勝利者。

そして父になる:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-02

🎸今朝のNHKラジオ深夜便はシンガーソングライターの福山雅治特集。ハート等常盤貴子と共演したドラマめぐり逢いの主題歌他。映画主演作では名画座で観た是枝裕和監督の本篇が記憶に残って居るんだなあ

最終更新日:2025-04-26 16:00:02

広告を非表示にするには