映画感想・レビュー 137/2520ページ

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:P.N.「シュガーベイビーキッド」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

自分が属する「種族」って何なのだろう?…と今一度考えてみてもいいのではないかと思わせてくれた。そして我々が「鬼太郎」と初めて出会った時の年代によっても、この映画から抱かせてもらう感情はさまざまだろう。そして、水木しげる氏の根底には「戦争」という悪夢、そしてその無意味さ、矛盾、虚しさの感情が拭えないものとして存在し続けていたのが理解出来る。今は亡き私の両親と同様に…。

笑いのカイブツ:P.N.「シュガーベイビーキッド」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

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題名には「笑い」という文字があるのに、そこにあるのは「笑い」ではなく、「笑い」を生み出すことに憑りつかれた人間の壮絶な生きざまだった。岡山天音さんの演技の巾広さに拍手!!そしてそれを支える俳優陣に拍手!!いや、出演者、スタッフ、この映画に携わった人達のこの映画に対する強い愛が感じられた。

味園ユニバース:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

味園ユニバースを観て、とても感動した。これはあまりにも面白くて、決して飽きさせない魅力があるからだ。私は40代の頃、夜の世界で生きていた。大阪のミナミは庭のようだった。ミナミの味園もユニバースも知っている。様々な若い男女に出会った。それだけにこの映画はひじょうに親近感があった。渋谷すばるさんの演技は素晴らしい。私は二階堂ふみさんの大ファンだ。才色兼備の女優さんだ。演技も素晴らしいと思った。最高のエンターテイメントだと思う。

君たちはどう生きるか:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

今年の1月7日、第81回ゴールデン・グローブ賞、アニメ映画賞を受賞されました。おめでとうございます!私はこの映画が大好きだ。これは宮崎監督が10年ぶりに手がけた長編アニメ映画で、自身の少年時代を重ねた自伝的要素の強いファンタジーだ。私はこの映画を観ながら、あらためて人生について考えさせられた。このような映画を観て、静かに人生を見直すのも悪くはない。ほんとに素晴らしい作品だと思う。

マスク(1994):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

この映画「マスク」の面白さが、CGで表現されるマスクの動きではなく、ジム・キャリーの魅力によるところがまず素晴らしい。

刑事が訪ねてきた時に、急に耳が遠くなって「えッ?」とかいう表情だけで大笑い。
何度も繰り返し観てますが、未だに笑える。

そして、キャメロン・ディアスが非常にキュートかつセクシーで、この作品の彼女は本当に可愛い。

チンピラたちにからまれて、いきなり風船でプードルを作るところ、クラブで激しくダンスするシーン、警官たちが戸惑いながらも踊りだすシーン、マスクが撃たれてアカデミー賞ばりの演技をするシーン。

全てが理屈抜きに楽しくて、お腹を抱えて笑える。
とにかく、全編ハイテンション。
そして、時折見せる素顔のジム・キャリー演じるスタンリーの切ない表情が、またいいんですね。

スタンリーが飼ってるワンちゃんのマイロくんも可愛い。そしてグッボーイ。

テンポのいいストーリー展開とCGが嫌味なく効果的に使われ、笑いのセンスも抜群にいい。
ジム・キャリーがクドくて苦手という方でも、安心して楽しめるエンタメ作品だと思います。

故郷(1972):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

高校の時に16㍉フィルム上映会で映写機を初めて扱ったのが山田洋次監督作品の本篇だった!上手くスクリーンに映し出すことと何度も繰り返し作品を味合う醍醐味はこの貴重な体験から来るんだなあと想い出す

法廷遊戯:P.N.「K」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

1回目は予想外の展開に驚いた。2回目は気づかなかった伏線を見つけて新たな気持ちになった。3回目は主役ではない人の視点で観てみてまた違う感想を持った。4回目で今まで注視しなかった背景や小物などに新しい発見があった。公開がもっと長く続いていたらもぅと見たかった。冤罪とは無罪とはを深く考えさせられた作品

PERFECT DAYS:P.N.「木漏れ日に生きたい」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

重なった影が濃くなるのは、それぞれ別の光を当てられている時だけ。
影は光を遮る人であり距離であり、光はそれぞれの視界や過ごした時間で、即ち世界のことなのだろう。
重なった影が濃くなる時、人は間接的に、自分とは違う世界を感じとり繋がり合う。そしてすぐに、それぞれ別々の世界へと帰っていく。
これは全て人と人の出会いのことだか、しかし人との繋がりだけが、重なった影を濃くするわけではない。
例えば歌の中の一単語に心を揺さぶられ、過去の想い出が想起させられるように、何かのきっかけに思い出すことで、別たれた世界はまた繋がる。それが喜びであり、悲しみであり、即ち人生なのだろう。
濃くなった影を追い求めるのではなく、時折訪れるそれらをただ受け入れる。そうすれば、派手さはなくとも情感に溢れ、穏やかでありつつ変化と面白味のある人生を送っていける。
彼はそんな満足を知っている。彼のようには生きようとは思えない。それでも彼の持つ光は眩しく、羨ましい。

ほかげ:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

戦争による後遺症を切り取った感じで観ているのが辛くなる作品。
本年度ベスト。

趣里さん目当て。
何の情報も入れずに鑑賞。

序盤から良く解らない展開に戸惑う(笑)
だけど銃を使うシーンで本作は戦争により大切な人を失ったり心に傷を負った人達がもがきながら生きている姿を表現している作品と理解。

ロシアのプーチンに観せて感想を聞きたくなる。

体を売って生活する趣里さん演じる女性。
なぜか子供と青年と一緒に生活する展開。
理解出来なかったけど、彼女が失ったものを埋めようとしていた感じ。
情緒不安定な感じの演技が素晴らしかった。

子供も必死に生きて行く姿が辛い。
子役の子が目で演じる姿に圧倒される。

森山未來さんが怪しい役。
彼も苦しんでいたのかと思うけど、子供の目の前でやっちゃダメだろ(笑)

ラストで子供が働く姿に少しだけ光が見えた感じでした( ´∀`)

エクスペンダブルズ ニューブラッド:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-01-09

奪われた起爆装置を奪還するメッチャ熱いアクション映画。
本年度ベスト級。

ジェイソン・ステイサムさん目当て。
相変わらずカッコ良かった!

テロリストに奪われた核兵器の起爆装置をエクスペンダブルズが取り戻すミッション。

序盤からリー(ステイサム)やバーニー(スタローン)が居なくなる展開。
この先、どうなるかと不安になるものの1人目は早々と復活して安心(笑)
もう一人はどうなっているのか不安になる(汗)

本シリーズのアクションシーンはやっぱり迫力があり引き込まれる。
ワイヤー等を多用したアクション映画が多い中、体ひとつで戦うアクションはやっぱり迫力がある。

タンカー上でののバイクアクションが新鮮!

忘れた頃に残る1人も復活(笑)
登場シーンがカッコ良すぎだろ(笑)

何も考えずに観ることが出来るエンタメ映画としては満足度は高目。

スタローンさんの本作のギャラ。
一体いくら位なのか?
気になります( ´∀`)
エクスペンダブルズ ニューブラッド上映中
2560
10083

コンクリート・ユートピア:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

未曾有の災害時、どの様に生きていくかの選択を間違ってしまった感じの韓国映画。
本年度ベスト!

今まで観ていた120分は何だったのか? と思うラストシーンがとても良かった(笑)

ある大災害でソウルの建物が全て倒壊する中、唯一倒れなかったアパートの住人達を軸にしたストーリー。

住む場所を失った人達が、そのアパートに住まわして貰おうとする中、アパートの住人達が排除。
住人の中から選ばれたヨンタクがリーダーとなりアパートを守って行く展開。

住人達で独自のルールを作り、その中で「住人以外は立ち入れない」リールが本作のミソって感じ。
住人以外は「ゴキブリ」と呼称。

住人達がパトロール班や食料班などを作り独立国家の様な感じで生活している中、予想外な展開に。

心の優しい住人もいる中、アパートのルールを遵守する人など住人達の人間ドラマが見所だった感じ。

期待していた作品だったけど満足度はそれ程でも無かったのが少し残念。

ミョンファ役のパク・ボヨンさん。
大きな瞳が素敵でした( ´∀`)

笑いのカイブツ:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-01-09

岡山天音さんの演技がとても素晴らしかった作品。
本年度ベスト!

ツチヤタカユキを演じる岡山天音さんの演技が印象に残る。
本作はツチヤが笑のカイブツになるまでの前日譚って感じの作品。

菅田将暉さんや松本穂香さん等、脇を固める役者さんも素晴らしい!
予想外に良かったのはベーコンズの西寺を演じた仲野太賀さん!
お笑い芸人でも行ける感じ(笑)

自分的に本作は怪演の総合デパート的な感じだった(笑)

思ってたのと違うストーリーにはハマらず。
でも役者さん達の演技にはのめり込めた印象。

本作はツチヤタカユキの苦悩を描いていた作品って感じ。
コミュ症っぽいツチヤ。
お笑いのネタを考える毎日で、その才能を認められるものの、上手く行かない感じ。

ツチヤの周りの人が彼を支えている感じは良かったけど、ツチヤが自分の殻を破れない感じがもどかしい。
ラストで自分の殻を破る感じにほっとするけど、これからって時に終わってしまう感じに満足度はそれ程では無かった。

本作は岡山天音さんの代表作と言っても良いかも( ´∀`)

シャクラ:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-01-09

ワイヤーアクションがハンパないアクション映画。
本年度ベスト級。

ドニー・イェンさんのアクション目当て。
アクションと言うよりワイヤーを多用したシーンが凄い!
ちょっとやり過ぎ感があるのは否めなかった(笑)
アクション監督は日本の監督さん。佐藤健さんが主役の映画のアクションシーンを彷彿させる感じに納得。

皆から慕われ英雄との喬峯 (キョウホウ)が、両親や師匠の殺人事件の濡れ衣を着せられ皆から殺されそうとするストーリー。
事件の黒幕の正体を突き止めたり、自分の過去を知ろうとして行く展開。

中盤まではストーリーやアクションに引き込まれるものの、それ以降はストーリーに着いて行けず。
あんなに複雑にしなくても良かった感じ(笑)

バディの阿朱(チェン・ユーチーさん)が美しい。
阿朱も自分の過去を解き明かそうと2人で行動するシーンがメイン。

続編を臭わす中途半端な終わり方が少し残念でした( ´∀`)

中島みゆき 劇場版 夜会の軌跡1989~2002:P.N.「世界を旅する歌姫~ウィンター・ガーデン~」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

作品の流れから、すべて観れるかと楽しみにしていたら、ウィンター・ガーデンに力が入った感じ。

すべてと言うのは、ダイジェスト的な出だしの編集。

流石、バブル期なので、海外ロケ慣行と言う贅沢な仕上がり。

世界の歌姫は、パフォーマンスは、ダンスなどで展開するが、日本の歌姫は、海外ロケで既にワールド・ツアー的な要素で、なんと日本で展開すると言う贅沢さ。

日本人である彼女が、様々な人種に違和感なく七変化する様をヒストリカルに鑑賞できる作品。

ウィンター・ガーデンは、ガラリと構成が変化した作品で、映画館でしか観られない。

その力が入った感じが、全体のバランスを考えるとこの評価。

料金は、年数と同じ位の3,300円の特別設定です。

オープニングの登場人物の衣服のシワ、ソファの整え方、ドアノブの傾き、海外作品は、そう言う点にも気を配ります。なぜか、日本の映画は手を抜く作品が多い、東宝シンデレラのヘアメイクや衣装の調和ももっと勉強して欲しい。

君たちはどう生きるか:P.N.「132:アンサー・ナウシカ、オウム返し」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

ゴールデン・グローブ賞、アニメ映画賞受賞おめでとうございます。

大いなる意識改革の作品の素晴らしさが、広く伝わればいいと願います。

人間は、2つに別れる存在。

汚して行く人間と綺麗にして行く人間。

愚かな人間とそうでない人間。

どんな立派な肩書き、地位であろうと、立派な教育を受けていようと、

詰まるところ、二者に別れます。

道は一つですが、生き方は二者に別れるのです。

人間、自覚がなければ、目の前の問題の意味が分かりませんが、
自覚できた時、ハッと我にかえる目覚めるのです。

道は一つ、生き方は、二つ、その行き先が、線路が、大きく別れるのです。

それが分かった時、どう生きるべきか、又、道は、もともと一つだったことも理解できるのです。

世界は、外だと言う考えも、自分の内だと言う考えも、すべて外だが、すべて自分の中で起きている事なのだと。

怪談(1964):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

NHKラジオ深夜便朗読コーナーで小川未明の赤い蝋燭と人魚,野薔薇が取り上げられた~。人魚伝説に基づく前作,戦争問題に向き合った後者。色々調べて見ると不思議な物語のルーツは本篇原作・ラフカディオ・ハーン小泉八雲への傾倒でも在るとか

金環蝕:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-09

NHKラジオ深夜便出会いの宝箱は本篇等に出演しているベテラン俳優の山本學,認知症と向き合う自己認識或いは老人学で日々研鑽する日常生活のお話,興味を惹いたのは行為を復誦して演技力を磨く姿勢で在る

未帰還の友に:P.N.「大岸弦」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-08

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

昭和18年(1943年)
小説家の先生(窪塚俊介)を慕う学生たち。中でも、鶴田(土師野隆之介)に特別に友情を感じるようになる。
一時先生と酒を交わす時間が取れる。
二人の常連の居酒屋「おでん屋菊屋」の娘・マサ子(清水萌茄)はムーランルージュ新宿座の舞台に立っていた、鶴田との恋は手紙のやりとりで続いていた。
鶴田は先生に「あのひととなら、本当に結婚してもいいとおもうてたですよ」と伝える
井の頭公園でデートをし、お互いの愛情を確認した。
出征が決まった鶴田は苦しみながらも彼女との別れを決心し、先生にそのことを告げるのだった

出征先の鶴田から、手紙が届く
「おでん屋菊屋」が閉店していた。娘のマサ子は足のケガをしていて、行方不明となった
鶴田から手紙が届かなくなった…

ほのがなしい残酷な恋愛物語に、おもわず涙してしまいました。

最終更新日:2024-11-01 16:00:02

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