映画感想・レビュー 968/2575ページ

元禄忠臣蔵 後篇:P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-14

日米開戦直前に公開された前篇に続いて、翌年の2月に公開された、溝口の完璧主義を貫く”忠臣蔵”。限りなく史実を追求した見せ場の少ない真山青果の原作を、女性を描くことを得意とする溝口が映画化する。後編は、仇討ちを望む富森が、甲府宰相徳川綱豊の催す能狂言に来た吉良を殺そうとするシークエンスから始まり、大石が瑤泉院に討ち入りを隠し別れを告げる劇的さが、その後の残された手紙と危急の知らせで盛り上がる。この女二人の場面の演出が素晴らしい。そして、討ち入りの戦闘シーンは省かれて、義士47人がそれぞれお預けされた場面がまた素晴らしい。花を贈られ死を覚悟するも、余興に熱中するシーンのカットバック。磯貝の許嫁おみのが男装して現れ、かつての愛の証を求める女の嘆きが、赤穂浪士ひとり一人の運命を暗示する。ワンショット・ワンシーンの持続した集中力で描かれた侍の矜持が、女性描写でさらに浮かび上がる溝口演出。磯貝に続く大石の顔から切腹の敷地に静かに移動するラストカットの厳粛な雰囲気が、最後を見事に締めくくります。

人魚の眠る家:P.N.「かなこ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-14

全ての登場人物の感情の出し方が自然で、話に集中する事ができました。
私にも子供が2人いるので、弟役の子の演技にも泣かされました。
途中、母親は気が狂ってしまったのかと思うほど危うかったですが、今現在を生きている弟が、気を使い、傷つき、という姿がとても痛々しかっです。
とても思いテーマなはずなのに、最後は不思議と重さを残さず、良い作品でした。

最高の人生の見つけ方:P.N.「たまごろう」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-14

久しぶりに泣いたり笑ったりの映画を見ることができました。
二人の女性が出会うまでのそれぞれの人生の現実、そして二人が出会ってからの人生への挑戦。真剣に苦難を打ち破り強い人間として成長される姿に涙が出ました。
余命を告げられても海外に行ってしまうことは多少奇想天外的なところもありましたがそこは雰囲気も楽しめて愉快でした。
今日本が抱えている問題もうまく組み込んだ深いものも感じました。純粋に元気をいただける映画女性におススメの映画ということは間違いないです。
病は幸い今はありませんがリスト
私も作ろうと思いました。

空の青さを知る人よ:P.N.「Aqours」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-14

このお話は、今のしんのすけに恋をするあかねと、13年前のしんのに恋するあおいの恋物語です。

予告にもあった通り、主人公あおいはしんのが好きだけど、しんのはあかねが好き。その事に改めて気づいたあおいの苦しい思いがスクリーン越しに伝わってきました。
特にあいみょんさんの歌はその苦しい思いを後押しするような歌で、涙が出ました。

本当に美しい青春恋物語は、この映画だと思います。

あの花や心叫と変わらず絵は綺麗だし、ストーリーも感動するのであの花・心叫ファンだけでなく、普通にたくさんの方に見ていただきたいです。

色々なレビューがありますが、とりあえずみてください!!!

台風家族:P.N.「Regina」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-13

見れば見るほど、味わい深い作品です。
ストーリー、シチュエーション
理解した上で見直すと、役者の表情が、更に心に響きます。
なかなかの強者揃いですが、草彅剛、尾野真千子の両者、常とは違う演技が、トモスレバ違和感を伴っていたのですが、2度目には成る程と、その演技力に、乾杯でした。
藤、榊原夫妻には、只ただ泣かされました。

蜜蜂と遠雷:P.N.「cremecaramel」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2019-10-13

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

原作既読です。2時間という尺のため、別物にせざるを得ないのですね。
映画的なオチが必要だったのでしょうが、意地悪なマエストロが出てきて、黒い馬のイメージと駐車場の謎のピアノで亜夜が立ち直るというのが浅くて薄い。
演奏シーンはなかなか楽しめました。

アイネクライネナハトムジーク:P.N.「おばさん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-13

まだ、間に合う☆近隣を探そう!公開直ぐ観賞。勝手な勧めは、親子で見て欲しい!映画は記憶に残るから。恋愛映画ではなく、そんな気がした。普通の地味な主役が、私も凡人ですが、人と関わるのだ。独身の方も、密かに結婚を二の足踏んでる貴方も。
私が観賞した夕方だからか?夫婦50~60代・お一人女性40代・30代でした。お一人男性30代も。

意外だったのが、お二人が主役のようで?!関わった人々の方が個性があり、三浦さん多部さんに興味ない方でも、楽しめるのでは?
誰かと誰かの関係は、偶然?必然?派手な事は起きない映画だが、心に染みる。生きてるなあと。
曲♪も良いですね~

HELLO WORLD:P.N.「あらすじ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-13

この物語はラスト1秒でひっくり返るというキャッチコピーが印象的なだけにSF要素や結末を意識してしまいがちですが、物語中に描かれる師弟のような関係性を結んでいく直実とナオミのやり取り、一癖も二癖もある一行瑠璃に戸惑いながらもナオミの感じた彼女の魅力に気付き、力になってあげたい守りたいと強い想いを抱いていく。展開が進むに連れ、縮まっていく直実と一行瑠璃との距離感は色濃く描かれており、青春アニメとしても秀逸な作品です。

人間失格 太宰治と3人の女たち:P.N.「村長」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2019-10-13

小栗旬 二階堂ふみ の無駄遣いです。
人間失格を真面目に表現してもいないし かと言って 面白く仕上げたわけでもない
芸術的かとも思わず

中途半端だと思いました。

小栗旬のファンですが これは いただけない

HiGH&LOW THE WORST:P.N.「うな」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-13

仲間の友情や感動する場面
たくさんあり最高です!
映画見る前にドラマもあるので
それをみるとよりわかりやすく
みれるかなと思います。

見えない目撃者:P.N.「ヒデ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-13

韓国映画のリメイクと聞き観てみましたがヒロインガ体験する恐怖や臨場感を観ている観客も同時に体感出来るなかなかの作品だと思いました。

ヒロイン役の吉岡里帆さんもしっかり役作りガ出来ていると感じました。

ジョーカー:P.N.「映画館好き」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-13

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

2時間、ずっと苦しかった…
ジョーカーの予備知識が殆どない状態で本作を見たが、冒頭から最後まで常に「何か悪いことが起こる気配」が感じられ気が抜けなかった。

個人的には、貧困面等の社会問題より障害を持つ者の苦しさが胸にきた…
思い出すだけで苦しい…

あと、なぜラストのことがあまりレビューで語られていないのか不思議である。
まるで喜劇のような明るい雰囲気の終わり方。ハッピーな事など殆どないのに…「主観によっては喜劇」と彼が言っていたことが思い出される。
あと、血がべっとりついたスリッパ…あれは直前の女性が○害されたことを示すもの…?
ジョーカーとして逮捕された後なのか、それとも作中語られたように以前入院していた時期の話なのか…

「君は美しい」というメッセージ…
笑いが止まらなくなるアーサーと、笑うことができないウェインの息子…
考察しだしたら止まらなくなりそうだ。

まだまだ語りたいがそろそろ一区切り。

“樹木希林”を生きる:P.N.「今 終末を考えて...」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-13

樹木希林さんの出演作品・ドキュメント・展示会(・書籍)等と全て鑑賞してきましたが、上映鑑賞途中「アレ!!希林さんらしさのワクワクする場面がない!!!!!!」と思いました。
しかし、エンドロールの後の「梅干し」場面。
その場面は、今回の情景の中での色々と目に焼き付けた「何気ない笑顔の素敵さ!!」の一場面となりました。
希林さんまだご存命だったら、凛とした自分らしい生き方を全う
される時間の過ごし方を、まだまだ見届けたかったです。

最高の人生の見つけ方:P.N.「あやりん」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2019-10-13

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

泣かせる演出が多かったけど、ステージ4の2人が楽しんであちこち旅行するのを見てるのは違和感があった。しかも20年墓参りにも行けない人が、パスポートを持ってしかもエジプト!って凄い…。ムロツヨシさんと満島ひかりさんがかなり頑張ってました。お金が相当かかっている映画です。都内ライブビューイングでしたが、空いていたのに衝撃をうけました。(送信エラーのため二重投稿になっていたらすみません)

クロール ―凶暴領域―:P.N.「はちお」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-13

アジャ監督、構図は美しいしショック描写もそつはなし。ただし、以前からのファンとしては、ハイ・テンション、ヒルズ・ハブ・アイズ、それにピラニアにあったようなエゲツなさも欲しかった。監督の成熟ぶりは認めつつも。

蜜蜂と遠雷:P.N.「Katy」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2019-10-13

原作既読。
音楽を聴きたくて観ました。

うーん、結構解釈が違ってて困惑。
栄伝亜夜ちゃんのキャラは違うし…。
何より、お互いの演奏を聴いて化学反応を起こしていく過程が殆ど描かれていないのがなあ。
亜夜ちゃん、塵くんの演奏全然聴いてないんだよね。
そこ、重要だと思うんだけどなあ。

英雄は嘘がお好き:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-13

「そりゃ、死んだことにしたら、こうなるよな。」という、最もなツッコミを吹き飛ばし、ひたすら主人公二人の、これでもか、これでもか、という駆け引きが見物。フランスだけど、「高慢と偏見」「眺めのいい部屋」のイギリス物が好きな人にはお勧め。

最終更新日:2025-06-22 16:00:02

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