ジョーカー:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-10-13
バットマンシリーズの一環だけど、アクションやヒーロー、ヒールとも無縁な、社会派ホラー映画。貧困、差別、格差を、「自己責任」の名の元に放置した社会は、いずれ人命でツケを払わされるのだろうか。唯一、少しだけ残念なのは、ジャック・ニコルソンのジョーカー誕生部分と、共通点がないことか。ジョーカーを、その時の社会の持つ、「悪」の発露、という解釈なのかもしれない。
バットマンシリーズの一環だけど、アクションやヒーロー、ヒールとも無縁な、社会派ホラー映画。貧困、差別、格差を、「自己責任」の名の元に放置した社会は、いずれ人命でツケを払わされるのだろうか。唯一、少しだけ残念なのは、ジャック・ニコルソンのジョーカー誕生部分と、共通点がないことか。ジョーカーを、その時の社会の持つ、「悪」の発露、という解釈なのかもしれない。
役者の渾身の演技が素晴らしく、かえって見るのが辛い。お勧め度、と言う点からは、実はあまり高くないし、「ぼくのエリ」が好きで、見に行く決心をした人には、正直、あまり合わないと思う。ベースになっている説話も、馴染みのない物だし。ただ、この映画には、「シェイプ・オブ・ウォーター」や「プロメア」に共通した、しっかりした「共通の」テーマが骨組みにある。じっくりゆっくり観たい人にはお勧め。
NHKPREMIUMでリメイクされたドラマ版の〈八つ墓村〉は吉岡秀隆が金田一の探偵役で主演…。國村準、真木よう子等のベテランも配して横溝正史原作をファンタジーtasteなmysteryドラマで展開して魅せたね
日本映画専門チャンネルでポン・ジュノ監督VS「万引き家族」の是枝裕和監督対談後に久し振りに視た本篇。矢張り両作共にホームドラマ何だなあ。母なるキム・ヘジャ最高!
👽少年少女SFを脱力系の作品にパロディ化した様な…。妖しいスリリングさも何処と無く感じられるアジアンtasteな異色の黒沢清監督作品で🤸
あきれました。
この作品に対して評価している方々にです。
無名の方の作品で、暖かい目で観てあげたい所ですが、これが邦画ですとしてしまうと、益々レベルが下がってしまう。
昔の監督が偉大だったからとは言いませんが、学生が製作したレベルのものに賞をあげてはならないと強く思います。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
アラジンまた見にいきたいですアラジンのダンスやってます
正直眠くなりました。
怖い映画は怖いからいいのに
明らかにおかしいでしょ?が多くて残念です。
初代貞子達が可哀想に思えました。
とてつもなく惨めで悲しくて貧しくて…
社会の二層化がリアルに描かれていて、主人公に共感できてしまうところが怖い作品。
とにかく、社会状況がよく描かれていた。
ホアキンの演技は秀逸で、非常に自然。
時に気持ち悪く、時に可愛くさへ感じられた。
ただ、この役は、役者にとって作りやすい役ではないかとも思う。
また、全ての登場人物が素晴らしい。
バットマンへの伏線もあり、見終わった後に満足感をおぼえた。
カッコいいシーンもたくさんあるしテンションが上がるポイントもあるが、ストーリーが酷いし、いまいち飲み込みにくい。
途中から、つまらなすぎてイライラしてきたほどです。
絵は綺麗ですが、ストーリー性が弱く、なぜ??という場面が多く、楽しめませんでした。
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監督に期待して観たが、がっかりさせられた。
俳優でも努力すればこんなに弾けるというこぐらいしか見所が無かった。
生活者の音楽を目指す明石のピアノ演奏を増やすなど、もっと丁寧に作って欲しかった。
斎藤由貴さんはミスキャストだと私には思えた。
音楽を愛する人には全く見えなかった。
審査中での審査員どおしのお喋り、遠雷の描写、主人公が演奏に戻る時の態度などは何故?あれで良しとしているのか疑問が残った。
戸田恵梨香を旅人にレポートされたNHKBSの「中国王朝悪女の真実 楊貴妃 傾国伝説」の中でファン・ビンビンが絶世の美女のヒロインを演じた本篇の一部のシーンが出て来たんだ
我が家の子供もちょうど同じくらいの年齢なので期待してレンタルしましたが…
多くの方と同じく、くんちゃんの声が全く合っていません!トトロのメイちゃん的なのを想像して見始めたので、もう違和感アリアリで話が入ってきません。この年齢は子供にもよるかもしれめせんが滑舌があまり良くなく「おとうさん、おかあさん」なんて綺麗に言えません。「おとうしゃん、おかあしゃん」の方が自然に聞こえます。
ちゃんと声優を使ってください!音声消して見た方がマシかも…
EXILE系の人好きな子に付き合って観ました。
EXILE系ファンではないですが、クローズとワーストを読んでたのでとっても楽しく観れました。ストーリー面白かった!
あと、志尊淳のカッコ良さ神がかってました。
ハズ・ラーマン監督の絢爛豪華なミュージカル映画〈ムーラン・ルージュ〉を視てると,矢張り作家の視点で複雑な人間模様を観察する趣向が本篇で活かされていたと感じるんだ
祇園祭、この映画を見るとロケ地としてある我が地域がそこにあります。三船敏郎さんの役・馬借が大津から米などを運搬する馬の隊列が進む田畑の中、うねった路。この場面は今はもうない私の遊び場。だから好きです。もちろん全部好きです。この映画が大好きです。62才女性
スター・チャンネルのTV放映で視たジェームス・デイーンとナタリーウッドの共演した名篇〈理由なき反抗〉にロスのグリフィス天文台での課外授業のシーンが在る。プラネタリウムでは大宇宙の中での一粒の小さな地球の存在云々のlectureも。ニコラス・レイ監督の本篇は充たされ無いで疎外された青年たちの葛藤劇。インスパイアされて出来たミュージカルに続くのが月面着陸した船長ルイ・アームストロングの日常生活を描く映画〈ファースト・マン〉
戦後アメリカ映画の名作「ママの想い出」「陽のあたる場所」「シェーン」に続いてジョージ・スティーブンス監督が描くアメリカ近代史。牧畜産業から石油産業に変わり、富と自由主義を謳歌するテキサス人の光と影、そして良心を問う壮大なヒューマンドラマ。「偉大な生涯の物語」でも感じた、スティーブンス監督の誠実な人柄、じっくりと構えて完璧を目指す制作姿勢に感銘を受ける。
美しさの絶頂にあるエリザベス・テイラーが演じる東部出身のレズリーが女性として逞しく成長する女性映画でもある。西部男たちの政治談議に口を挟んで批判を受けるも屈しないところがいい。そのレズリーに叶わぬ恋心を抱き続けるジェット・リンクを演じたジェームズ・ディーンの繊細な演技が素晴らしい。ひとり訪ねてきたレズリーに紅茶をもてなすシーンと原油を頭から浴びた姿でレズリーに言い寄るシーンは、とても印象的なツーショットです。
映画は人種差別に対するテキサス男ベネディクト当主のロック・ハドソンの改心で閉めるが、孫の子供たちのラストカットに込められた、差別の時代の終焉を願うメッセージは素直に受け止めたい。
「邪魔者は殺せ」「落ちた偶像」のキャロル・リード監督の代表作。戦後の荒廃したウィーンを舞台に、友人の殺害事件の謎を解明するアメリカ人の三文小説家を主人公にしたサスペンス映画。グレアム・グリーンの巧妙な起承転結で惹きつけるオリジナル脚本とロバート・クラスカーの考え尽くされた構図に光と影のコントラストが見事な撮影、そして律動的に心地良い緊張感を生むメロディーを民族楽器ツッターで奏でるアントン・カラスの音楽。これらが完全一体化したリードの演出には感嘆しかありません。
ただ、ラストシーンが象徴する悪の道に染まる友人を愛した女の堅固な情動が独占しすぎて、主人公の活躍が徒労に終わる物語の虚しさに、どうしても物足りなさを感じてしまう。名優オーソン・ウェルズとアリダ・ヴァリの存在感と比較して、主演のジョセフ・コットンの演技力含んだ魅力が弱く、役柄も善人すぎて深みがない。映画史上の名ラストシーンだが、私は好きではない。感心はするが、感動がない映画の最右翼。