刑事ジョン・ブック 目撃者:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-04-26
ワン・カットながらヒロイン,ケリー・マクギリスのセミ・ヌードが実に美しい!ロベール・ブレッソン監督作品「白夜」(ドフトエフスキーの原作)にもヒロインの背中のヌード姿の一瞬が何とも見事だったけれども…。本篇はピーター・ウイアー監督の寡黙な映像詩でも在ったー。
ワン・カットながらヒロイン,ケリー・マクギリスのセミ・ヌードが実に美しい!ロベール・ブレッソン監督作品「白夜」(ドフトエフスキーの原作)にもヒロインの背中のヌード姿の一瞬が何とも見事だったけれども…。本篇はピーター・ウイアー監督の寡黙な映像詩でも在ったー。
山田風太郎の選りすぐりのドリームチーム対抗戦フォーマットが大好物の原作ファンにとっては、呆気なく死んで行く忍者たちのめくるめく忍法・格闘・殺陣に期待していたのだが。ロマンス中心の演出、おしゃれな衣装やメイクは若いカップル特に女性達への時代劇アピール?脇役たち忍者達のエピソードをも少し見たかった!
そして,文藝大作「ザ・グレイト・ギャツビー」同様な愛と嫉妬の人生ドラマがミュージカルとして紡がれる🎵エルトン・ジョン〈our song〉からマリリン・モンロー,マドンナ等へとポップスを織り込んだ何ともノスタルジックなParisのムーラン・ルージュな〈風車小屋〉!💃🕺👠
そして,冒頭にはモニカ・ベルッチが映画館でソビエト映画の名篇「誓いの休暇」を観て眼に涙を溜めているmonochromeのシーンが出て来る。本篇のラストシーンの伏線とも為る様なとても重要な場面だったんだ🦆
まぁ、ちょっと、子供向きかなぁと悪ふざけ、お馬鹿加減が、あまり最初は笑うに笑えないけれど、最後には、実験的で、冒険的な作品に、何だか、こう言うハチャメチャだけれど、子供が経験を通して成長するように、不完全ではあるが、何かを作り上げようともがいている作品を共に鑑賞し、鑑賞者にも新たな見方が生まれるように、新たなストーリーが生まれる場面を目撃する作品だと思います。次回作は、もっとイケテるよう願います!!
人生には、すでに書かれたストーリーがあると言う。様々な出来事は、様々な繋がりをもっていて、バタフライエフェクトと言うわずかな物事も、この世界の出来事に影響を与えている。いつも、苦悩の表情でカフェで依頼人の問題を聞いている主人公。彼をして言わせているのは、結局、変わる変えるのは自分次第。そんな彼さえこの役割に嫌気をさして、初めてカフェの女性にポツリと本音を吐き初めて微笑む。人生は、そんなに辛い暗いモノでもない。ホンの少しの微笑みと自分が変わろうと自覚して歩き出すだけ。その立ち位置、ザ・プレイスが大切。人生に微笑みを!!
様々な次元をアニメのテイストとして上手く盛り込んで、奇想天外な、ハチャメチャに見える組み合わせも、スパイダーを起点に、繋がり、思わぬ楽しいストーリー展開になっている。驚いたのは、てっきりアメリカンアニメの世界と思いきや、多種多様な世界を描いたマンガの神様・手塚治虫氏の世界観に近い、日本人には、サプライズな作品では。次回作もありそうです。
彼女にフォーカスしながら、カメラは回って行く、段々と観るものを引き付け、彼女か?自分か?様々な視点、様々な見方が、交差し、サスペンステイストの世界に引き込まれて行く。主役の彼女が、兄の服を来て惨状の中で観たものは?人間に二面性があるように、社会にも二面性はある。どう捉えるかは?鑑賞する者に委ねられている。鑑賞者が入り込んで観る世界は、最後にハットするトリックかもしれない。淡々と続くけれど、飽きずに鑑賞できる手腕はさすがです。サスペンステイストのブダペストの斜陽のタッチを楽しみたい。
トランスフォーマーのスピンオフ作品ではあるが、80年代の懐かしさとあの頃のわくわく感が満載のアメリカン映画に仕上がっている。彼女への父親の思い、その父親から引き継いだメカ愛は、♪アンチェインドメロディ、に込められ、バブルビーにも伝わり、その愛が繋げる友情が、彼女の心の傷を癒し、魂を解放する。テイストはアンチェンジド(変わらぬ愛)だが、スピリットは、アンチェインドメロディ(解き放つ旋律)。
不思議な事に、何回見ても飽きないです。古典落語を聞くように、寝る前でも早朝でもどんなテンションでも見られます。
この映画は古くならず、長ーく残り続ける映画になるような気がします。
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ここ数年で本当にいちばんの出来でした。
とても泣けて、こんな風な家族になりたいとまで思いました。ひろしがみさえに中々好きと言えないシーンや、みさえがしんちゃんの小さい手をそっと握るシーン、しんちゃんが誰が母ちゃんを守るの?と言ったシーン、ひろしがみさえにこれからも結婚してくださいと言ったシーンなど涙が止まりませんでした。絶対見るべきです。最高でした。
じわじわ系の怖さから、ラストにかけてスピードを増すホラー体験。後半は心臓がドキドキしっぱなしだったし、見せ場(?)では「今に来るぞ」と心づもりができていたにも関わらずびっくりしすぎたのと怖すぎたので思わず叫びそうになった。臨場感を出すためにカメラがブレたり止まったりするのは少し見にくくて残念。でもそこがリアル。おすすめ。
上映にあたり、原作を読んでから観ました。原作から王騎が気になり、大沢たかおさんの王騎をみてさらに大好きになりました。信や政も原作から抜け出したかのようです。読んでよし、観てよし。これからがとても楽しみになりました。
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何回見ても涙が溢れ出る作品のひとつ。何故泣けるのか?不可避な地獄に放たれる田舎町の若く頼りない労働者ニックに、上京した頃の若く孤独な自分を投影するからか。そして救いに現れたマイケルに「何でもっと早く、来てくれなかったんだぁ」と待ちわびていた筈のニックは、もはや狂った獣に…。虚勢を張って生きてきた社会人なら号泣せずにはいられない。
映画「スプリット」でメジャー映画に大抜擢されたアニラ・テイラー=ジョイを既に観ていたけれども,本篇のヒロインは本当に美しくて凄んだ❗️
小さい時から漫画に興味がありませんでした、暇にあかしてネットで見たアニメで出会ったキングダム・・原先生が番組で泣きながら物語を紡いでいる姿・・人として大切な魂が根底にありました。古希の祝いに全巻ほしいと息子にリクエスト。映画も初日から二度行きました世界観見事でした。生きてるうちに中華統一見てみたい・・血沸き肉躍るキングダムと原先生の人となりに残りの人生楽しめそうでワクワクしています。原作読んで映像見ていただくと・・この映画の完成度がより染みてきますよ・・演者・そして関係stuff全ての方々に感謝です。
トム・フーパー監督&エデイ・レッドメイン主演の本篇,ナイーブだが真の強い彼の役処が光って居た…。其の性格は既に同じコンビネーションでのミュージカル映画「レ・ミゼラブル」でも発揮されてたんだねぇ🎵
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何回見ても涙が溢れ出る作品のひとつ。何故泣けるのか?不可避な地獄に放たれる田舎町の若く頼りない労働者ニックに、上京した頃の若く孤独な自分を投影するからか。そして救いに現れたマイケルに「何でもっと早く、来てくれなかったんだぁ」と待ちわびていた筈のニックは、もはや狂った獣に…。虚勢を張って生きてきた社会人なら号泣せずにはいられない。
原作好きの私でも大満足の映画でした。
矢張り本篇,ステラ役のカヤ・スコデラリオ嬢に魅せられて仕舞うんだ