映画感想・レビュー 971/2576ページ

息子('91):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

そして,本篇の撮影・高羽哲夫のカメラワーク,冒頭ネオン街不夜城の,新宿の喧騒を捉えるショットはマーティン・スコセッシ監督の名篇〈タクシー・ドライバー〉見たいで素敵何だ

ある船頭の話:P.N.「ある船頭の話、2回鑑賞」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

1回目は一人で鑑賞。クリス撮影監督の圧倒的な画力が音楽と相まり深く刺さった。衣装も風景と調和し美しい!俳優陣の豪華さには脱帽。
そして一番賞賛すべきはオダギリ監督の脚本!素晴らしい。
映画館で体感してほしいと思い、小中学生の娘2人を連れ家族4人で2回目鑑賞。ある大雨シーンで娘も涙したらしく、帰宅後もパンフを見つめ「良かったな~」と呟いていた。
2回共に思ったのは、映画鑑賞されている年齢層が若干高めに感じたが、若い方達にもこの傑作をぜひ映画館で良い音響の中で味わってほしい。
こんな名画を制作してしまって、次からどうするんだろうとも思ったが、次回作が今からすでに楽しみな映画監督に出会えた。
同じ時代にこの作品を映画館で見ることが出来た事に感謝。

伊勢湾台風物語:P.N.「ペンちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

この作品は、観賞していませんが…今日(2,019.10.11)現在、台風19号が、日本列島を縦断します‼伊勢湾台風に、近い規模だと、予測します‼この物語を読んで、怖い程、似ている、私の誕生が、正に、1959年で、60歳の節目です。ただ、ただ、(>_<)です。

Re/LIFE~リライフ~:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

そして本篇には脚本の授業の中でヒュー・グラントが「映画は忘れられる。Disneyも黒澤も亡くなった。ベルイマン監督作品を3つ言える人が居るか?」すかさず映画マニアの学生は返答するけれど…。「じゃ,シナリオを書いたってしょうが無いじゃ無いか~」。自らの教室の講義の中でそんな事を云って仕舞うプライド高き講師だったが,教える過程で色々在って次第に変わって行くんだ,其処が本篇の大きな魅力だった

ノクターナル・アニマルズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

虚構と現実と過去とが交錯する点で映画〈スイミング・プール〉とかデビット・リンチ監督作品や版画等に潜むiolenceが連想される。残酷な絵の様な復讐劇・リベンジなのか愛の不毛性か永遠の愛の喪失・諦念なのか,解釈は自由哉。エイミー・アダムスの風貌や監督がファッション業界の人と云う事ではエル・ファニングが主演した映画〈ネオン・デイモン〉にも似ているかも知れ無いが💇

夫婦善哉:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

台湾ニューウェーブのシネマ〈台北暮色〉の日常生活を切り取った様なホームドラマ・恋愛映画を観てると処処に日本情趣が感じられてエンストした自動車を押したりとキャラが立った自然な演出で夫婦という二人の機微を描いた本篇のタッチに近い

ケス:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

台湾の映画〈台北暮色〉のヒロインが2匹の鸚鵡を可愛がる情景を観てるとケン・ローチ監督の本篇で少年がハヤブサの雛にケスと命名して友達に為るシーンが浮かぶ…。或いはイランの監督の映画〈これは映画ではない〉に登場する部屋の中のイグアナの姿がー。ペットは日常生活の断片で大きな印象を残すんだなあ🐦️

記憶にございません!:P.N.「パンフレット収集家」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2019-10-11

三谷幸喜の作品は当たり外れが大き過ぎる。
「素敵な金縛」は面白かった。「ギャラクシー街道」は最悪だった。
今作品はと言うと、笑いはかなりあって笑えたが、ストーリーがストレート過ぎて、ひねりが無く、思ってた通りに進み過ぎ拍子抜けした。
古畑任三郎張のなるほどと思える作品をもう一度見てみたい。
三谷先生期待してますよ!

特集:アヴァンギャルド映画と芸術1928:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

そして静謐な写実絵画の並ぶ伊庭靖子展を観て居たら都美術館の最後の部屋に実験的な映像が2作在った。解説に依ると,絵画,版画,写真,映画と云うメディアを駆使する作者の実験性をモネやハンス・リヒターに比較する一文が有り興味を牽く。アヴァンギャルドな映像の不思議なシーンを眺めながら一頻り感じて…

二十四の瞳('54):P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

黒澤明と共に戦後の日本映画を牽引した木下恵介監督の最高傑作。当時の日本の原風景を思わせる小豆島を舞台に、女教師と12人の教え子たちの結び付きを温かく、時に厳しく見詰めたヒューマンドラマ。実際の兄弟姉妹をキャスティングして分校編と本校編を描いた丁寧な作りで、時の流れを自然に受け止めることが出来ます。また、悲しい出来事が続く戦争秘話を叙情的に描くも、過剰な演出を避けた客観的なカメラアングルを多用しています。高峰秀子演じる大石先生の戦争批判も声高には語られず、当時の耐え忍ぶ日本人像を代弁しているような抑えた表現です。木下演出は、自然と共生する人々の生活と戦争悲劇を終始冷静に記録しています。そこが返って、深い感動を呼びました。

羅生門:P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

国内と西洋の評価に乖離があった黒澤作品。終戦後5年で映画先進国米仏伊に衝撃を持って高く評価された記念碑的日本映画の名作。
旅の侍金沢武弘と妻真砂、そして盗賊多襄丸が絡む殺人事件を法廷劇にして、三人三様の嘘を証言映像とした面白さ。熱い日差し、汗ばむ肌、妖艶な真砂の美しさを描く黒澤演出と宮川一夫キャメラの素晴らしさ。そして、三人の嘘を証言できない木こりの盗みを暴く下人の開き直り。旅法師の人間不信から捨て子を引き取る木こりの良心で終わる、練りつくされた黒澤・橋本忍の脚本の完成度。悪人に成り切れぬ盗賊多襄丸を三船敏郎が見事に演じ、京マチ子、森雅之も完璧。
聖書に誓いを立てて始まる法廷劇に慣れた西洋人には、嘘だけで終わる法廷劇の異色さとエキゾチックなコスチュームプレイに関心を持ったと思われる。人間の業を観察し仮面をはぎ、尚、人には救いがあってほしいと願う黒澤監督のヒューマニズムは広く評価されました。

ジョン・ウィック:パラベラム:P.N.「Juni」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-10-10

めちゃくちゃ面白い。
アクション映画にストーリーを盛り込もうとすると『エンド・オブ・ステイツ』のようになってしまう。

ジョン・ウィック:パラベラムは、究極のアクションを楽しむエンターテイメント作品。
新キャラクター・ソフィを演じるハル・ベリーと犬達のアクションシーンが一番の見所。
2019年のアクション映画と言えば、ジョン・ウィック:パラベラム。
欧米で絶賛されたのは、アクションに目が肥えている観客が多い証拠。凄いことをやってる。

台北暮色:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-10

少しずつヒロインの過去が判じて行く傷痕文學風な日常生活を繊細に描く。produceしたホウ・シャオヘン監督の小津安二郎監督作品に捧いだ〈珈琲時光〉のミニマルアートなタッチ見たいでも在るしフランス映画の名篇〈ポンヌフの恋人たち〉やヴィム・ヴェンダース監督作品に現れる都会の孤独感も想わせて呉れた👁️

アヴリルと奇妙な世界:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-10

確りとmessage性も在って恰かも宮崎駿のアニメーション作品を観てる見たい何だなあ。ヒロインは決して可愛い系のキャラじゃあ無いんだけれど声優にマリオン・コテイヤールとは贅沢な作り方も徹底してるね!

最終更新日:2025-06-23 11:00:02

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