映画感想・レビュー 108/2550ページ

碁盤斬り:P.N.「ゆん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-29

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

草彅剛さんの切れ長の眼、意思の強そうな顎、とおった鼻筋、があればこそ、お武家様の気品も出るというもの。
近来稀な日本映画の傑作となった。
武士道精神、男女の恋、親子愛、苦悩、復讐、闘い、人情、全部入って1瞬も見る人を飽きさせない。
小泉今日子さんは、おきゃんなイメージのまま貫禄も出て、良い役者になった。加賀まりこの後継か。
中川大志さんも安定の演技力。美しい顔だが、それをかなぐり捨てての表現力もすごい。
宿敵柴田兵庫の問う、清廉潔白だけが正義なのか、それで苦しむ者もいる、という論に胸を突かれた、、。
囲碁を知らない人もストーリーだけで充分楽しめる今年一の名作。

帰ってきた あぶない刑事:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-29

この映画を観て、とても感動した。これはあまりにも面白くて、決して飽きさせない魅力があったからだ。過去を振り返れば、私があぶない刑事をテレビで初めて観たのは20代の後半だった。あれから何十年もの歳月が流れた。それだけに今、この映画を観て喜びを噛み締めている。タカとユージの演技は最高だと思った。また浅野温子さんが出演されている。私は昔から浅野温子さんの大ファンなのだ。スローなブギにしてくれを観て、浅野温子さんが大好きになった日のことが忘れられない。とびっきりの美貌と抜群の演技力だ。素晴らしい女優さんだと思う。また観たくなる作品だ。

僕の村は戦場だった:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-29

今朝のNHKラジオ深夜便・明日への言葉アンコールは演出家の重延浩,三才の時観た戦場の記憶を語る。本篇の視座見たいに。日露不可侵条約下,終戦後なのに攻めて来たロシア兵,樺太で南へ逃げ惑う市民,病院自宅の屋根裏の丸窓から初めて目撃した戦車,車上で乱射する兵隊の姿,カラカラと屋根を落ちる鉄砲の玉の音ー。国と国が争う戦争と人と人との交流との対比も。話を聴いてロベルト・ロッセリーニ監督のイタリア映画・戦火のかなた等も想い出していた

おいしい給食 Road to イカメシ:P.N.「きなこ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-29

おいしい給食のファンでドラマはずっと観ています!冒頭の甘利田先生のセリフ(ナレーション?)からもう面白くて映画館なのに他の観客の方達も声を出して笑っていました。客層も高齢の方から小さなお子さんまで幅広い年齢層でわかりやすく単純なストーリーだけど笑えて泣けるシンプルに良い作品です!心を無にして笑いたい時に良いです!とても良かった!

へんりっく 寺山修司の弟:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-29

👰昨夜のNHKラジオ深夜便明日への言葉は本篇出演のイラストレーター宇野亜喜良90歳,憧れの少女像等印象深い作品創作の秘密に迫る!好きな俳優にブリジット・バルドーの名前が飛び出した。東京オペラシティギャラリーでの個展に行きたいなあ👧

ヤジと民主主義 劇場拡大版:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-28

🔔知り合いが本屋篇を褒めて居た。政治権力が横行する現代社会,民主主義や人権問題は表現の自由やメッセージやアピール行動に取って当然のこと。同時に本ドキュメンタリー作は権力側の監視社会への警鐘

エデン、その後:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-28

新書版のアート本にマタニティなラブドールの裸婦写真が載って居て解説を読むと映画ブレードランナーへと話が展開ー。ラブドールはアラン・ロブ=グリエ監督の本篇や是枝裕和監督の空気人形やスティーブン・スピルバーグ監督作品AIにも登場しているんだなあとSF風な映画繋がりを連想

PS1 黄金の河:P.N.「タイガーの息子」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-28

PS1とポンニ河の息子の略で、インドの歴史絵巻。

様々な人間が出演し、相関図も複雑で、兄弟や、似た顔付き、ある理由で、ちょっとそっくりな登場人物がいて、ややこしい感もありますが、これは、二部作の前編なので、後編での謎解きと考えて、インド映画の歴史絵巻を堪能した方が、賢明のようです。

ホント、インド映画は、熱量が落ちることなく、行き届いた演出と展開に、見応え充分です。

後編への期待も含め、この評価です。

来月、6月、早速、公開のようです。

黄金の河の息子と言うタイトル、正に、日本語だと大河の息子、いや、タイガーの息子がいいかな?

虎は、インドやアジアでは、ライオンより、最強の百獣の王として、大地の象徴として、天空の龍との対称として人々の心に生きる生き物。

関心領域:P.N.「ロマンティックエロ爺」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-27

先の短い爺にはメチャキツイ映画です~若い人に観てもらいたい~この映画で映し出されるのは家族の日常です~しかし場面、場面で出てくる煙や小道具や会話の中で交わされる言葉に悶絶させられる~何よりも音です叫び声、悲鳴、発砲の音です~気になっていた音が慣れて気にならなくなった瞬間~アウシュビッツ収容所所長の妻と私が重なり背筋が寒くなる~この映画、エンタメ要素はありません~全ったくありません~面白くありません~楽しくありません~しかし~若い人達に子供に観てほしい映画です!

碁盤斬り:P.N.「ロマンティックエロ爺」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-27

白石和彌監督初時代劇それも草なぎ君で復讐ものだ~とおもいこみいざ映画館に~しかし、ここれは、人情時代劇ものではないか~國村さんと草なぎ君の関係性が良い~娘役の清原さんが素晴らしい~人情時代劇ものにどっぷりはまり始めた時に~~~二人の関係性が崩れ可愛い可憐な清原娘は武士のプライドを取り返すために身を落とすはめに~さあ~草なぎ君は武士としてのプライドを取り戻せるか~可憐な娘の貞操は守られるのか~雨あがる~たそがれ清兵衛~を見返したくなる!

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章:P.N.「けろたろう」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-05-27

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

前章に負けず劣らずスペクタクルなシーン満載で飽きずに鑑賞できる。おんたんは違う世界に移動することのできる能力を使ったがそこは門出は生きているがあと少しで滅んでしまう危険がある世界だった。自衛隊による宇宙人掃討作戦は観ていて辛かった。地球人との共存共栄を希求する団体と排除しようとする団体、国家間のやりとりなど現代社会の問題も入れ込んでいる。大葉くんの活躍が正に主役級だった。AKIRAとエヴァとまどマギとシュタゲを混ぜたようなストーリーだけどラストを単にハッピーエンドにしなかったところは良かったと思う。壊滅した東京の復興はとても大変だろうが残ったみんなにはいつかまた日常生活を送ることができると信じたい

関心領域:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-05-27

映像と音楽は素晴らしかったけどストーリーがイマヒトツって感じの作品。

アカデミー音響賞は納得!
それ以外の受賞が疑問。
何が良いのかさっぱり解らなかった。
本作のテーマで多くの賞が受賞出来た感じだった。

音楽(音響)は良かった!
でも、たまに雑音みたいな演出はなんだったのか?

左右対象の美しい構図の映像が印象に残る。
でもそのシーンに何の意味があったのか?
単なる美しい映像を撮したかったのか?

ドイツの収容所に隣接した家に住む収容所の所長、ルドルフをメインにしたストーリー。

特別幸せな家族と言う訳でも無かった感じだけど住人が多過ぎ。

収容所から聞こえる銃声や悲鳴が聞こえるけど収容所の中の映像は殆ど無し。
観客に中で何が起きているのか想像させる感じ。

特別、何か起こる事もなくあっさりと上映終了に疑問だけが残った感じ。

ラストで、ある施設の映像で収容所で起きた事を連想させられるシーンには考えさせられた。
新しい焼却炉の提案内容がエグい事を思い出すシーンだった。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-05-27

期待していただけに少し残念だった感じの作品。
本年度ベスト級。

前章が良かったので本作に期待するもののそれ程でも無かった感じ。
観ていてちょっと退屈だった(笑)

全体的に纏まりが無く地球滅亡の危機がどうなるのか楽しみにしていたけど無難な結末。

あの&幾田りらサンのCVは相変わらず良かった!
前章では、おんたんの熱いトークが良かったけど後章ではそれ程でも無かったのが残念。
門出のラブストーリーも残念だった感じ。

前章と後章に分けず1本の作品にした方が良かったかも( ´∀`)

湖の女たち:P.N.「Kazekaze」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-05-27

美しい湖の夜明け、夜の闇がリアルに迫る映像表現は見どころがありました。
閉ざされたコミュニティのなかで進行する不条理な人間ドラマ、介護老人ホームを舞台にした一老人殺人事件から掘り起こされる闇はあまりに深く、731部隊の闇、薬害事件、障害者施設内での刺殺事件まで、浮きつ沈みつ、時空をこえて現代に生きる私たちを震撼させる。
映像化の難しい作品と思いましたが、原作に忠実であろうとする脚本、俳優陣のたしかな演技が印象的でした。
若い刑事・圭介と介護士・佳代の不条理で倒錯した愛のかたちに息をのみました。湖底に沈みつつ浮きあがる、収束されない物語に、抗う人間の業が示されているようにも感じました。
最後のシーン、「この世は美しいのだろうか」と語る若い記者と圭介の先輩刑事の言葉、表情は背後の音響、映像の美しさとともに印象に残ります。

州議会:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-26

🐴想田監督の観察映画に選挙と云う長篇作品が在ったが政治を廻る本篇や一連の記録映画で余す処無く全体の細部に拘る監督フレデリック・ワイズマン節を堪能したい

最終更新日:2025-03-16 11:00:02

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