映画感想・レビュー 73/2520ページ

素晴らしき戦争:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-03

第一次世界大戦を題材にしたこの映画「素晴らしき戦争」は、とにかく、あらゆる面で面白い。

監督は、「ガンジー」「遠い夜明け」の名匠・リチャード・アッテンボローのデビュー作で、CGなしで撮った執念のラストシーンには驚愕してしまいましたね。

もともとが舞台劇なので、いかにもイギリスらしいブラックなユーモアに満ちていて、「モンティ・パイソン」と「ジョン・レノンの僕の戦争」を足して2で割ったような映画なんですね。

この第一次世界大戦の原因のひとつが、当時の"欧州王朝ネットワーク"の機能不全だったことを見せる、オープニングのセンスからしてただ者ではなく、"反戦映画"などという安直な概念を突き抜けた辛辣さがあると思う。

なにしろ凄まじいことに、この映画には無駄なセリフや無駄なシーンはひとつもない。
正確に言うと、ほとんどのセリフに二重三重の意味がかけられているんですね。

そのため、この映画の本当の凄さ、面白さを堪能するためには、史実や欧州の文化というものを、ある程度、知らないと難しいと思う。

因みに、ラスト間際のセリフの11時とは、第一次世界大戦の休戦発効が、1918年11月11日午前11時だったのと、イギリスの劇場ではグランドフィナーレが、午後11時だったのをかけたものなんですね。 また、戦死800万以上、負傷2,100万以上、民間の死者664万人以上というとんでもない犠牲を出した戦争を皮肉る、流行歌や賛美歌の替え歌もシュールにして痛烈で、笑いながら観ているうちに肌が粟立つような感覚に襲われるほどだ。 1914年の最前線クリスマス交歓、ヘイグの徴兵政策、毒ガス戦と砲撃戦、ソンムやイープルの戦い、アメリカの参戦等々を織り込んで戦況と世相の推移を見せるのも、実に素晴らしいと思いますね。

女番長 野良猫ロック:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-06-03

この映画の舞台は新宿西口。時間は土曜日の午後から月曜日の朝まで。
ここを根城にする不良少女グループが、暴力団の絡んだボクシングの八百長試合に巻き込まれ、恋人の和田浩治を殺された、リーダーの梶芽衣子は、オートバイにまたがって、この街に流れて来た和田アキ子の力を借り、復讐のために暴力団に挑む事になる。

全篇新宿でのオールロケの映像は、登場するずべ公たちが役者である事を忘れさせる。
ストリートの感覚を初めて映画に持ち込んだ、オリジナリティ溢れるキャラクターは、それまでの日本映画にはなかったものだ。

女侠客でも女賭博師でもない、日本映画に初めて登場したヒロインたち。
とりわけ、実際に三宮でグレていたという和田アキ子が役柄にぴたりと嵌っている。
そして、ファッションや風俗に、1970年代の空気が、見事に切り取られていると思う。

暴力団に使われている藤竜也率いる暴走族が、バイクで逃げる和田アキ子と梶芽衣子を追って、新宿の街で、壮絶なカーチェイスが展開される。 バイクが、そして藤竜也の駆るダイハツ・フェローバギーが、新宿西口広場の通路を抜け、階段を上がり、歩道橋まで駆ける。 空前絶後のゲリラ撮影が生むユーモアと迫力。 ケレン味とドキュメンタリー感覚をミックスさせた長谷部安春監督の演出は軽快だ。 そして、オックス、オリーブ、モッブス、アンドレ・カンドレ(井上陽水)らの歌唱シーンも、貴重な時代の記録になっていると思う。

ジャガーノート:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-03

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

残された時間はわずか数時間。この時間内に爆弾7個を処理しなければならず、刻一刻と迫りくる危機に挑む爆薬処理班の男たち。
偉大なる職人監督、リチャード・レスター監督の、スリリングに緊張感を盛り上げていく演出が見事です。

ファロン中佐は、爆弾が仕掛けられた緑色のドラム缶に立ち向かいます。
自分で自分を励ましながら、静かにネジを回し、線を切り、慎重に爆弾の解体作業にとりかかるのです。

その後の、この爆弾処理を扱った映画のお約束事となった、残された2本の線のどちらか1本を切れば解除、間違えば爆発という、映画好きにとっては伝説となった有名な場面も登場して来ます。

この緊迫した場面は、リチャード・ハリスの張りつめた演技が緊張感をみなぎらせ、息づまるような迫力の盛り上がりを見せてくれます。
このファロン中佐は、一見するとタフで豪放な人物のようで、1,200人の生命を守るために才智と勇気をかけて爆弾に挑戦したわけですが、心の底では彼自身も恐怖を感じていたというのがわかります。

というのは、この映画のラスト近くで、彼は海軍省対策本部に接続されているスピーカーを通して、真犯人に向って、「俺は君より若いし、爆薬処理も下手だ。俺は怖い」と、つぶやくのです。 このように、ファロン中佐をありきたりのスーパーマン型のヒーローにせず、あくまでも、普通の生身の人間として描き、恐怖心を抱きながら危険な作業に取り組む彼の勇気を、クローズアップして描いたところが、この作品を面白くした要因のひとつだと思います。

ジャガーノート:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-03

"豪華客船に仕掛けられた時限爆弾の処理に、才智と勇気をかけて挑む男を描いたスリリングなサスペンス映画の傑作 「ジャガーノート」"

この映画「ジャガーノート」は、1970年代の世界的なオカルト映画とパニック映画の二大ブームだった頃、そのムーブメントの中で製作されたパニック映画の系譜の1本で、北大西洋上に浮かぶ豪華客船ブリタニック号を舞台にした、スリリングなサスペンス映画の傑作です。

「この船に7個の時限爆弾を仕掛けた」と、"ジャガーノート"と名乗る男から脅迫電話がかかって来ます。そのメガトン級の爆弾が20数時間後に爆発すれば、乗客1,200人の命が危険にさらされます。

そこで、海軍から爆薬専門のオーソリティ、ファロン中佐(リチャード・ハリス)を班長とする7名の爆薬処理班が、悪天候を衝いて、パラシュートでブリタニック号に送り込まれます。
そして、この映画はファロン中佐の大胆不敵とも思われる勇気ある行動を、ハラハラ、ドキドキのサスペンス溢れるタッチで描いていきます。

ロッキー4 炎の友情:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-06-03

この映画「ロッキー4/炎の友情」は、ロッキーシリーズの第4弾で、シルヴェスター・スタローン自身が語っているように、話のパターンは毎回同じ。

だからこそ観る者に受けるのであり、ドラマの盛り上げ、クライマックスの凄まじいファイト、そしてラストの感動。

この作品では、ソ連のチャンピオンが闘う相手。
ズバリ、むき出しの"強いアメリカ意識"が全編を通して語られる。

まずは、ロッキーの親友でカムバックを狙うアポロが、ラスベガスで対戦するのだが、殴り殺されてしまう。

命を賭けたファイトまでも、ギンギラのショーに仕立ててしまう、アメリカの虚飾文化への批判が、このラスベガスの場面には込められている。

そして、遂にロッキーが立ったのだ。
試合の場所はモスクワ。
ソ連のチャンピオンは、最新設備のマシーンを使ってトレーニング。

一方のロッキーは、シベリアの山の中の一軒家が宿舎。
彼は腰まである雪や雄大な山並みという、大自然を相手にトレーニングを続ける。

アメリカ人よ、開拓時代の自然に帰れ! 逞しさに帰れ! -------。 脚本・監督をも兼ねるシルヴェスター・スタローンの叫び声が聞こえて来るようだ。 やがて舞台は最後の闘いへと-------。 血だらけになり、打ちのめされながら、遂に相手を叩きのめすロッキー。 この映画の公開当時、アメリカの映画館では、満員の観客が総立ちで嵐の拍手だったそうだ。 共和党支持者が喜ぶような、アメリカ人よ強くあれ、挑戦は受けて立て、より強く、より高らかにと叫ぶアメリカ讃歌。 母国で待つ、愛しい子の為に、父は強く、母はけなげに。 タカ派の雄ジョン・ウェイン亡き後、ストレートに強いアメリカを叫ぶのは、スタローンこの人だ。 それはそれ、この人の主義主張で結構だと思う。 またそれをエンターテインメント映画の面白さの中に見事に、かつ巧みに包んで楽しませ、興奮させる腕前も見事だと思う。 だが、満員総立ちで、強いアメリカ讃歌に拍手を送る、アメリカの風潮自体に、ふっと私は不安を覚えてしまうのだが--------。

激流(1994):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-03

この映画「激流」は、ほぼ全編が本物の川でロケーション撮影されたということだ。
本当にどうやって撮影したんだろうと思ってしまうような迫力あるシーンの連続。

荒々しい水しぶき。全てを飲み込むかのように襲いかかる激流。
ダイナミックな自然描写に目を瞠るばかり。

激流を下るシーンの迫力とメリル・ストリープの頑張りに度肝を抜かれてしまいます。

メリル・ストリープ扮するゲイルは、元急流の川下りのガイドをしていた、川下りの名人という設定ですが、それにしても逞しい。

仕事一筋の夫との仲は冷え切っていて、息子のロークは父のことをよく思っていない。
ロークの誕生祝いに川下りにやってきたものの、夫との関係は修復しがたく---------。
そんな伏線を後半上手く生かしているのも実にいいんですね

頼るべき存在であるはずの夫は頼りにならず、幼い息子と2人で本性を現した、ケヴィン・ベーコンらの悪漢に立ち向かうゲイル。

とにかくメリル・ストリープが、往年の透明感溢れる美しさはどこへやら、太い腕を剥き出しにして、「エイリアン」のリプリーに引けを取らない活躍で頑張る、頑張る。 恐れ入りますの一言。 不敵な面構えのウェイドを、主役を食ってしまう程の存在感を身に付けたケヴィン・ベーコンが、これまた憎らしいくらい、うまく演じている。 息子役の少年も可愛いし、巧い。 「ジュラシック・パーク」でティムを演じた子。 夫であるトムが、少し影が薄いのが残念な気がします。 演じるデヴィッド・ストラザーンは、オールマイティな役者で、作品ごとにガラッとイメージが変わる役柄の幅が広い俳優。 もう少し活躍の場があっても良かったのではないかと思いますね。 激流下りという本筋に、アメリカ映画お決まりの夫婦の崩壊というテーマも描かれているわけですが、本筋にうまく練りこまれていて、サスペンス要素を盛り上げていて実に素晴らしい。 惜しむらくは、心理的なやり取りがもう少し描かれていれば、夫の存在も生きてきて、より一層、この映画に深みが増したのではないかと思いますね。

消えた天使:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-06-03

この映画「消えた天使」は、「インファナル・アフェア」シリーズを手掛けた、香港映画界の鬼才・アンドリュー・ラウ監督がハリウッド進出を果たしたサイコ・スリラー作。

ハリウッドデビュー作にして、ベテラン俳優・リチャード・ギアを主演に迎え、「インファナル・アフェア」とも繋がる善と悪の境界線の曖昧さを切り取る。

18年間、性犯罪の監視を続けてきた、監察官のバベッジは、退職前の最後の仕事として、後任となるアリソンの指導を任された。
そんなある日、少女の誘拐事件が発生する。

バベッジは、彼が監視を続けてきた前科者の中に、事件に関与している人物がいることを確信し、独自に捜査を始めるのだった-----。

アメリカでは2分に1回の割合で、快楽犯罪が発生しているという。
そうした快楽犯罪者は、再犯の可能性が高いため、身元が公開され、保護観察官による監視下に置かれている。

この映画のテーマは、悪を知るためには善が悪に近づかねばならないということだ。
この映画の中には、凶悪な性犯罪者たちが登場するが、その誰よりも危ない存在であるのは、彼らを監視する立場のバベッジだ。

犯罪抑止の反証として問題となっている、性犯罪者の出所後の人権問題を体現するかのような、彼らのプライバシーをずけずけと侵し、越権行為を繰り返す。 性犯罪者への不信感は常軌を逸しており、犯罪抑止の為ならば、自らの手を汚すことも辞さない。 そして、それだけではなく、バベッジ本人の私生活にも、性犯罪者の特徴と言われる条件が、次々と符号していく。 バベッジが指導することとなった、後任の女性監察官の家の窓際にすっと立っている姿は、犯罪者と見間違えられても仕方がない不気味さだ。 しかし、バベッジは最後まで、誘拐された少女を救いたいという思い込みに近い執念と、性犯罪者への異様な執着を胸に秘めており、彼の本質は善であると言えるのだろう。 彼の心理状態は、ほとんど彼が監視する対象と変わらず、その風貌もあまり差異が見られなくなっている。 彼は自分自身が、相手側の色に染められていけばいくほど、その本質だけは強くなっていく。 その本質の暴走を、自分自身でも制御できなくなっているのだ。

悪を知るためには、善が悪になる必要があるというテーマ性は、善と悪が入れ替わる設定で話題を呼んだ「インファナル・アフェア」と符号する点がある。 こういった破天荒な主人公を、映画やドラマではカッコいい存在として描きがちであるが、この映画はバベッジを本当の意味で危ない存在として描いている点が、新味であるとも言える。 切り替えの早いカット割り、照明や編集へのこだわり、際どいまでのグロさとエロさを見せる挑発的な描写といい、サイコ・スリラーものとしても、圧倒的な映像表現となっている。 「セブン」や「羊たちの沈黙」といった、その分野の金字塔的な作品の二番煎じ的な感覚は抜けず、それを超えるインパクトはないものの、観た後にどっと疲れが襲う、重々しいサイコ・スリラーに仕上がっていると思う。

ポロック 2人だけのアトリエ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-03

多摩美でジャクソン・ポロック論を聴く,特に彼から影響を受けた現代アーティストが話の焦点でジェームス・ディーンよりも早くデニムがに会うアイコンとしての画家像も同時に紹介された。絵を描く姿と共に

告白 コンフェッション:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-06-03

メッチャ恐ろしく、メッチャストーリーが面白いスリラー映画。
本年度ベスト!!!

思った以上の面白さ!
予想を上回る恐ろしさが満載!

大学時代、山岳部だった生田斗真さん演じる浅井と韓国人のジヨンの二人がメイン。
登山中に行方不明になった奈緒さん演じる、さゆりの慰霊登山中、二人が遭難。
ジヨンは左足を負傷。
猛吹雪の雪山の中、絶体絶命な感じ。
死を覚悟したジヨン。
行方不明となった、さゆりは自分が殺したと浅井に告白するものの、目の前に山小屋が出現(笑)

本作は浅井とジヨンの2人が山小屋で一夜を明かす時の出来事を描いたストーリー。

生き延びたジヨンが浅井にさゆりを殺した事を告白した事で、ジヨンが警察に捕まる事を恐れ浅井を襲う展開。
左足を負傷しているジヨン。
でも浅井にも高山病の影響で体の一部に障害が発生。
このシチュエーションが面白い!

たまに出てくるベッドで横になってる奈緒さんがメッチャ美しい!

でも彼女のメッチャ恐ろしい顔のシーンが頭から離れません( ´∀`)

わたくしどもは。:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-06-03

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

出だしから訳の解らない展開で謎だらけの作品。
本年度ベスト級。

台本を棒読みした感じのセリフ。
登場人物の名前が「ミドリ」や「アオ」とか名前は全て色。
生活感の無い部屋や街や観光施設。
全てが謎だらけ(笑)

中盤の「四十九日」と言う言葉で、本作は死後の世界を表現していたと理解する(笑)
そう言えば出だして小松菜奈&松田龍平さんが身を投げるシーンがあったな(笑)
二人で身を投げ命を断ったと思いきや、小松菜奈さん演じるミドリは目を開ける展開。
だけど死後の世界の松田龍平さん演じるアオが既に警備員として働いていたので死にきれなかったミドリが後追い自殺をしたと推測。

バスガイドが昔の心中は重罪だったと話していたけど既に死んだ人にどんな罪が与えられるのか?
気になるところ。

本作は終始小松菜奈さんの美しさに終始釘付け。
これだけでも大きな収穫だった(笑)
加えて佐渡島の美しい映像も良かった。

終わってみれば、何かを思う事も考えさせられる事もなく。
でも観たことに後悔は全くありません( ´∀`)

映画『からかい上手の高木さん』:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-06-03

ちょっとしたストレスはあるけどメッチャ暖かい恋愛映画。
本年度ベスト級。

中学時代、同級だった永野芽郁さん演じる高木。
高橋文哉さん演じる西片の、なかなか煮え切らないラブストーリー。

二人が素直になれないシーンが多過ぎでストレスが発生するものの、終わってみれば良い作品だった。

本作は高木と西片メインのストーリーと思いきや、登校拒否の町田と女子生徒の大関(白鳥玉季さん)のストーリーが同時進行。

この2人の学生の出来事が高木と西片の行動に変化を与えた感じが良い!
学校って生徒が学ぶ場だけど、生徒から大人が学ぶ事もある感じが印象に残る。

本作は色んな登場人物の恋愛ストーリーがある中、やっぱり高木&西片の恋愛が最強だった感じ。

女子学生の大関を演じた白鳥玉季さん。
少し注目している女優さんだけど、本作でも素晴らしかった!
意外に身長が低かった感じは想定外でした( ´∀`)

オルフェ(1950):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-03

美大で瀧口修造論を聴講,シュールレアリスムの自動筆記の話題が出た時にジャン・コクトーの本篇等のモノクロームのシーンが連想されて来た。ガラス売りの声と共に

マッドマックス フュリオサ:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-06-03

ストーリーはイマヒトツだけど独特の世界観がとても良い作品。
本年度ベスト!

本作は1章から5章で構成。
5本のショートムービーを観させられた感じ(笑)

本作の主役、フュリオサが章を跨ぐ毎に成長し力強くなって行く感じ。
子供のフュリオサがメッチヤ可愛い
けど賢い女の子。
フュリオサのお母さんも強く格好良かった!

大人になったフュリオサは更に強くなり自分を守る為、体の一部を犠牲にする驚きのシーンが印象に残る。

本作の醍醐味はやっぱりカーアクション。
バイクやトレーラーに加え、空からの攻撃が新鮮で迫力があった!
トレーラーの後部にある複数の鉄球が意味不明だったけど、まさかの破壊力(笑)

音響の良いスクリーンで観たのも良かった!
バイクや車のエンジンの重低音の振動が座席から体に伝わって来る!
マッサージチェアに座っている様な感覚(笑)

忘れた頃、フュリオサの本作での目的を思い出し納得の結末だった。

子供の頃に観た1作目が衝撃的だった作品って事は未だに記憶に残っています( ´∀`)

マッドマックス フュリオサ:P.N.「あなたは、新しい冒険譚をサーガす。」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-03

フュリオサの冒険譚を掘り下げて行く作品。

まるで、『スーター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーより、ダース・ベーダー、ハン・ソロが、主役を追い越してしまうかのように、

作品としては、既に、完成品ではあるが、フュリオサを新たに掘り下げて行く物語でもある。

過去の作品と比べればややこしいかも知れない?

フュリオサを通して、『マッド・マックス』をどう掘り下げて行くかと言う視点で鑑賞すれば、新作として、楽しめる作品。

怒りの始まりの物語。

怒りには、エゴ的な自滅的なモノと、神なる力の宿るマッドな炎の様なモノとがある。

キリエのうた:P.N.「あ」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2024-06-03

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

まだ、こんな女性虐待の映画を作っているなんて、最低だと思います。
あのレイプのシーンだけは気分が悪くなりました。
歌声や、ストーリーは良かったのに。あれで全て台無し。
監督やめた方がいいよ。

関心領域:P.N.「冷徹な女王蜂~スマホな人間~」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-06-02

日本人には戦後の映画は、ホントに深く突き刺さるが、この映画は欧米人には響く作品なので、一概に世界で評価されると言い難い。

最近のマナーの悪い歩きスマホ人間は、正にエゴの塊、関心領域で生きている。

人生は、自由な選択の連続だが、他人を犠牲にした自由は命の本質から許されない。

なぜなら、愛とは自由だからだ。

他人の自由を奪う度、あなたは、自分の自由を制限している。

詰まり、命、寿命を削るか、行動を制限される(病気や様々な理由で)。

アウシュビッツの女王は、
エゴの理想で生きている。

その愚かさに実の母親さえ、黙って去って行く。

最愛の人に無言で去られたなら、あなたは、無関心のエゴの関心領域で生きているだろう?

日本の反戦映画が世界で評価されるなら、この映画も本当に世界で評価されるだろう?

人間は、誰しも例外なく関心領域で生きている。

他人の自由を奪う者は、所長の様に闇の階段を降るだけだ、上には、昇れない。

妻は、冷徹な女王蜂。

超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!:P.N.「小柳友香理好きな映画です」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-02

すごくて迫力あるスリムあってとてもいいことですカラフルですだからみんなあなたを愛してる歌が感動するようとてもいい曲いいですお願い見てください金曜日ロードショーやっていいですすごくドラゴンのかっこいい侵略者なので共鳴いいせんんすですのでどてもいいといいですみんなアニメ見てくださいマンガ話もそっくりですのでどてもいいといいですいいですのでよろしくおねがいします
だいじょうぶよきっとずっと前から観たいの見たいのですこれからだそう言えばいいですだからみんな
タママとギロロとドロロそれとも発明家のクルルずっとかっこいいもう人もケロロちょとわがままなので可愛いです冬樹さん
の声なくなったのでよろしくおねがいしますさいごのいいことです夏美さんおこりんぼうけど可愛いですそれで小雪さん可愛いです桃華さん冬樹さんこと好きかも知れてますサブローさん夏美カップルですこれでいいです
おしりフリフリするのはケロロ小隊受けてね面白いことです

最終更新日:2024-10-30 11:00:02

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