球形の荒野:P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2024-07-21
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サスペンス仕立てになっているが、戦争に弄ばれ、荒野に押しやられて息をつめて生きる男と、安泰を貪る現在の日本とのギャップを通して、戦争の告発に迫った社会派のドラマなのだ。
ラストの父親と娘の対面シーンが、悲しい人間の運命のいたずらを象徴していて、胸に迫るものがある。貞永方久監督の演出は、原作の重みをよく燃焼させていたと思う。
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サスペンス仕立てになっているが、戦争に弄ばれ、荒野に押しやられて息をつめて生きる男と、安泰を貪る現在の日本とのギャップを通して、戦争の告発に迫った社会派のドラマなのだ。
ラストの父親と娘の対面シーンが、悲しい人間の運命のいたずらを象徴していて、胸に迫るものがある。貞永方久監督の演出は、原作の重みをよく燃焼させていたと思う。
この映画「球形の荒野」は、松本清張の同名の推理小説を忠実に映画化した、社会派サスペンス・ミステリーだ。
久美子(島田陽子)は、新聞記者の添田(竹脇無我)との婚約を亡き父に報告するため、父がこよなく愛していた大和路を訪れる。
そこの寺で、拝観者の芳名帳に父とそっくりの筆跡を見つけたが、どうしたわけか翌日には何者かによって破り取られていたのだ。
久美子の父親の野上(芦田伸介)は、第二次世界大戦の末期、日本を救うため妻子と祖国を捨てて、連合国軍側と極秘に和平工作を進めた外交官だったのだ。
表向きは任地で死んだことになっていたが、娘に会いたいあまり、17年ぶりで故国の土を踏んだのだった。
野上のこの突然の帰国は、当時の軍関係者に波紋を呼び起こすことになるのだった。野上の元部下が殺され、旧軍人が自殺したりしたのだ。
破り取られた芳名帳---殺人---自殺と続くこの一連の事件に、婚約者の父との繋がりを感じ取った添田の取材活動がやがて始まり、謎のベールが一枚、一枚はがされていくことに------。
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ホラー映画に愚か者は付き物ですが大抵はそういうキャラとして楽しめるものです。
でも今作はモキュメンタリーとしてやってるので愚かな彼氏役にかなり苛々させられます。
映像投稿でもして金にするのが望みなのかやめてやめてと止める彼女役の言うことをガン無視であの手この手で怪奇を挑発して回る。
なんで彼氏をやれてるのか不思議な映画、そこに焦点が移ってしまう。
怪奇現象は基本的にジャンプスケア、よくあるビックリ系です。
そして終盤とうとう怪奇の正体に迫るのですが、床に撒いた白い粉に足跡が!
それが見事な3本指、まるでフリーザ様!
キリスト教圏ではアレって怖いのだろうか…こちらからすればアニメやゲームに出てくるツノに翼に矢印のような尻尾の付いたデーモン像が脳内に浮かんで苦笑いが出てしまった。
固定カメラで撮ってる体なので視聴者はイヤでも画面に無言で釘付けになる設定作りは上手いな~と感じた。
でも前述の通り怖いより苛々、そしてエェ…となる苦笑い、映画館で観てたらさぞガッカリして帰ったことでしょう。
そんなパラノーマル·アクティビティ。
真夜中にFMラジオから流れるJAZZの演奏を聴いて居ると其の切れ目無く続くフィルムとライブ演奏が素敵な本篇映像が甦って
本篇シナリオの今井雅子・作のラジオドラマがNHKFM局のFMシアターで放送。タイトルはアシカを待つアシタ。人生に行き詰まった人びとが訪れる岸壁を舞台に見守り人とのこころの絆が描かれた感動のドラマ
アンドレイ・タルコフスキー監督の映画ストーカーを論じたSF評論動画サイトで静止風な画像の魅力を語っていたのが有ったけれど本篇の画像の凄さもそんな処にもある
王騎大将軍最後まで素敵です😆🎵🎵
感動しました
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大輔の身体になったかおりが刺されたあと、刺した恭子をかばって救急車を呼ぶのを制する(警察沙汰になり、恭子が犯罪者になるのを避けるため)シーン、結構ジーンと来ました。面白いだけでなく、こういう愛とペーソスが感じられる作品だから高評価したいです。オススメです。
🎺今朝の関西発NHKラジオ深夜便は神戸のアロウジャズ・オーケストラの公開録音特集,其処で演奏された曲目は本篇から素敵な,ス・ワンダフル,他に星に願いを,A列車で行こう,ガーシュインのサマータイム,心の旅,高校3年生のJAZZアレンジ
そして池澤夏樹で検索したらテオ・アンゲロプロス監督作品やアンドレイ・タルコフスキー監督の映画ノスタルジア等が出て来た!短篇眠る女を読み始め作品中のヒロインの眠り姫の夢と日常の重構造が映画見たい何だと想い當たる。また宮崎駿作品とも
今朝のNHKラジオ深夜便明日への言葉金をかけずに命を賭けろ,guestは小沢仁志,俳優・映画監督の人生をチャールズ・チャップリンに魅せられた映画体験等から語り
藤達也さんの前の数作品は生かし切れ無い感がありましたが、今作は、俳優としての藤さんの才能を見事に引き出しています。
活躍する森山未來さんも、見事でしたし、今一、つかみどころが無い真木よう子さんも、今作では、作品にしっかり馴染んでいました。
才能ある三人が、見事に映画を作り上げていました。
やはり、才能のある方は、作品や監督との出会いなんでしょう?
こう言う作品は、割りとワンパターンになりやすいですが、本当に、存在が息づいているかの様子で、藤さんの学はあるがプライドが高い政治家にも多そうなタイプで、手のかかる老人を見事に演じていました。
静かな作品ですが、内容は、かなり、盛り込んだ、攻めた作品です。
あなたは、存在その者に席を譲りなさい、あなたは記憶では無いのだから。
あなたは、生まれては死に、また、生まれてくる根源の存在その者なのであるから、
少し、哲学的要素、演劇的要素も加わり、難しい様にも感じられ、鑑賞者が、共に考えて行く様な作品。
あなたは、存在するだけで価値があり、記憶はあなたでは無いことを知る必要がある。
神を信じたことがないという彼は、神を信じていると言う男に虐げられる。
神を私たちは、時に、愛と言う一言で表現する。愛とは忍耐と時に表現する。
忍耐とは、母が泣き言を言わず辛抱強く育てる様子でよく例えられる。
希望を持ち、忍耐強く、泣き言を言わず生きれば大概の夢は叶う。
彼もまた、多くは望まず夢を叶えて行く。
信仰を持たないはずの彼が一番、神の望む姿に近いと言うパラダイム。
彼は、死を恐れたたことがないと言う。
神を信じているなら、
愛は忍耐と知り、
死を恐れず
泣き言を言わず
希望を持ち
夢を叶えて行く。
私たちは、必ず訪れる死を異常に恐れ、希望を持ち夢を叶えることを忘れ、いつも、泣き言ばかりを呟いて(Xにポストして)しまう。弱いけれど強くも生きれるのである。
生きる意味の根底にある真理を思い出させてくれる作品でした。
パイプラインを潜り抜ける青年。子供のころなにげに履いていたショートパンツは、サーフパンツがルーツだったんだと思わぬところで、思わぬ発見。
アロハシャツやサーフ系の衣料は、現在も古さを感じさせないのかも?
今は、昭和レトロも好まれるので、違和感が無いのかも?
波乗りの上手い青年たちは、足さばきも自然で、ボードが、自分の一部となっているのが、垣間見える。
何より、寝ても覚めてもサーフィンが大好きと言うのが、突出した活躍の原因なのでしょう?
エンドレス・サマー、ハワイの様な理想的な夏、波を求めて旅をする。
60年前の貴重な映像。社会状勢の下、アフリカの人々と触れ合う姿に好感が持てる。
単調な波を編集と音楽で誤魔化したりしないシンプルだが、見応えある作品。
ハワイは、サーフィンに理想的な環境。そんな環境を探して旅をするが、サーフィン発祥の地ハワイを超える理想的な環境は見つからない。
そんな貴重な旅をする作品だが、この作品自体いが、貴重な映像作品となってもいる。
王騎将軍これから、私と信どうしたらいいの?💧💧頼もしい司令官。いつも信の事勇気づけ励ましてくれる、優しい王騎将軍悲しすぎる。最後までかっこいいシビレる大将軍だった。
前回のTBSドキュメンタリー
「カリスマ」 を見て、同じ監督である事から必ず見たいと思った。
「方舟にのって」を見て、
久々に考えさせられる、
素晴らしい内容の濃い映画に出会ったと、ひと言で
感動させられた。
一人一人の女性から発せられる確信ある言葉は何処から来るのだろうと強く思った。ただ、間違いなく、
人生を真面目に生きていると感じた。
そして池澤夏樹の本篇を廻るスタジオジブリ論も興味を惹くので読んで見たいものだ
エンドレス・サマーが、主なタイトル・コールの様で、つい、見落としてしまいそうになりました。
映画館で、つい、『終わりなき夏』と画面を覗くと『エンドレス・サマー』の表記。
作品の意味的には、変わりはないですが、特に、終わりなき夏は、理想的なハワイを指すようです。
24×24は、気温と水温が安定していたハワイがサーフィンに理想的な環境だそう、水温が高いとサメが出現する危険が高まるので、より水温の低いスポットを好む理由がわかる。
60年前なので、白人の若者だからこそ実現した。正に、夢の永遠のバイブル的作品。
あの時代、若者がアフリカの人々と触れ合う姿がいいですね。
20代の監督、20代のマイク、10代のロバート。海は傷を癒すと言います。健康的な髪の毛と肌の感じが海の恵みなのかも知れません
?
過剰な演出も無くシンプルに終わりなき夏を求めるカリフォルニアの若者と共に、時代を遡る旅を楽しめる作品。
シンプルな演出だからこそ、様々な、影響を若者に与えたのだと思います。
つい先日の海の日に先駆けて公開された『エンドレス・サマー』を鑑賞して、ふと、サイトを確認してたら、こちらの作品を見つけて、早速、足を運びました。
やはり、『エンドレス・サマー』の影響がみられ、その後の世代が、より、ダイナミックに、技法や演出に走って行く流れが見てとれる。
かつて、店頭などで、イメージ映像が流れていて、だいたいサーフィン映像だった頃、あぁ、この影響があるなぁと感じさせる。
若い世代は、先輩を超えて行くもの。
先輩の歴史があって、それをより、楽しんで行く様が見てとれる。
良かったのは、主要の若者が、海に対する憧れや敬意、畏怖の念をまだまだ持っていること。
まだまだ、粗削りな自然が残る約50年前だからこそ、若者が無邪気に楽しむ姿が印象的作品でした。