映画感想・レビュー 208/2573ページ

PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-24

前半と後半でガラッと雰囲気が変わる感じに引き込まれる韓国映画。
本年度ベスト級。

いきなり日本語や日本人の名前が飛び出してビックリ(笑)
本作の設定した時代背景が良く解らないけどこんな事があったのか?
歴史に疎い自分が恥ずかしい(笑)

韓国に潜入している「ユリョン(亡霊)」と言われるスパイを見つけるストーリー。

前半はユリョンと思われる人達をホテルに隔離し、誰がユリョンなのかを探しだして行く展開。
複数いるユリョンだけど序盤で1人は解ってしまう感じ。

思い返せば本作がはユリョン探しがメインでは無かった。
疑われた人達が誰がユリョンなのかを探る心理戦を描いている感じで緊張感があり引き込まれた。

後半、2人のユリョンが誰なのか解ってからはアクション映画に変身(笑)
序盤は控えめだったパク・ソダムさんが覚醒した感じ(笑)
やっぱりカッコ良い!
加えてイ・ハニさんも美しくカッコ良かった!

ラストシーン。
決して良い事では無いけどスッキリ!
中折れ帽をかぶった2人のユリョンがカッコ良かったです( ´∀`)

翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-11-24

宇宙規模まで行ってしまったコメディー映画。
本年度ベスト級。

ぶっちゃけ満足度は低め。
笑わすシーンも素直に笑えず。
そう言えば1作目もそんな感じだった事を思い出す(笑)

鑑賞中は役者さんの終始振り切った演技に感心する(笑)

本作は大阪が悪役の設定。
ある事を企む大阪を埼玉や滋賀が食い止めようとするストーリー。
サブタイトルの「琵琶湖より愛を込めて」がミソって感じ。

一番のお気に入りは「チャリチョコ」を彷彿させるダンスのシーン。
お笑い芸人のダンスと音楽が最高だった!

エンドロールで流れる「ミルクボーイ」の漫談と「はなわ」さんの歌が最高でした!( ´∀`)

君たちはどう生きるか:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-24

この映画を観て、とても感動した。私は少年時代、吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」を何度も読んでいたことがある。それだけにこの映画はひじょうに興味深かった。これは何よりも、あらためて人生というものをしっかり考えさせてくれたと思う。素晴らしいの一言に尽きる。

翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて:P.N.「けろたろう」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-24

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

前作に続いて相変わらず面白い。更に無駄に大袈裟に、くだらなさがパワーアップしている。わざわざネタのCGにもどれだけお金かけてるんだよと思う。関西の人はどう思うんだろうか、、、とびたくん、マイアミ浜、埼玉のポーズと滋賀のポーズ、通天閣と行田タワーとか他にもご当地出身者対決もあり、チャーリーとチョコレート工場のパロディや他にも数えきれないくらいの小ネタが散りばめられており見つけてはクスッとしてしまう。エンドロールにミルクボーイの漫才を持ってくるとは思わなかった

鬼の詩:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-11-23

村野鐵太郎監督のATG映画「鬼の詩」は、藤本義一の直木賞受賞の小説の映画化で、明治末期の大阪の実在の落語家・桂馬喬をモデルにして、芸の鬼の凄まじい生き方を描いた作品だ。

彼の芸熱心は狂的で、陽気で華やかな芸風の先輩落語家・桂露久(露の五郎)の芸を盗もうと必死になる。
しかし彼は結局、高座で馬糞を食ってみせるというような、自虐的なやり方で評判になる。

物事にとことんムキになる人物に対する村野鐵太郎監督の執着は、この作品で一種異様な人間像を作り出すことに、ある程度は成功していると思う。

また、それが、商業映画の単純なヒロイズムの枠から大幅にはみ出して、一途であることの悲惨と、一途であらざるを得ない境遇や立場の残酷さというところまで、くっきりと描き出すところまで行き着いたことによって、村野鐵太郎監督の独自の世界が確立されていると思う。

ただ、この主人公の自虐的な態度の描き方は、あまりにストレートで余裕がなく、感動するより先にまいってしまったという印象だった。

ゴジラ-1.0:P.N.「フッカー」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2023-11-23

期待しました。かなり期待しました。最高傑作になるかもしれないと期待しました。結局のところ、自分の中では主役はゴジラではありません。戦後に現れたゴジラをどうやって倒しましょうみたいな内容です。「ゴジラ」という名の映画名であれば、もっとゴジラが前面に出てほしかったです。ゴジラが東京の一部を破壊しますが、もっと東京を壊滅的に破壊し、多くの犠牲者を出し、ゴジラに対して圧倒的であり絶望的な印象を与えてほしかったです。

カムイのうた:P.N.「はるたんたん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-23

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

PG12ですが、残酷な描写はないので、小学生でも見れます。アイヌ文化を知るきっかけとして子ども達や子ども達を教育する立場の人に見て欲しいです。単に和人が悪者アイヌ人が可哀想ではなく、この北海道が開拓され栄えてきた裏で何があったのか、差別や偏見はどうして起こるのかを考えさせられた作品です。

翔んで埼玉:P.N.「Anguirus」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2023-11-23

福岡県民です。埼玉出身の嫁に無理やり連れてこられました。なんだかな...関東と関西で勝手に盛り上がって下さいな、て感じな学芸会です。ストーリーは前作もそうでしたが後半グダグダで観るに耐えないです。佐賀県なんかで3作目作ったら怒りますよ(笑)

ケイコ 目を澄ませて:P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-23

この役は岸井ゆきのさんしかできないでしょう。圧倒されました。コロナ禍やからマスクは着けてなあかんけど、まだまだ聾唖の方と対話する時に口元を見せる認識が薄い。喧騒の音とエンドロールはいい感じでした。前から思っていたけど岸井ゆきのさん、西野七瀬さんに似ていますね。

奇跡の丘:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-23

この映画「奇跡の丘」は、1966年度ヴェネチア映画祭にて審査員特別賞を受賞した、無神論者にして、マルクス主義者の鬼才・ピエル・パオロ・パゾリーニ監督が撮った、異色のキリスト伝映画だ。

新約聖書のマタイによる福音書を忠実に映像化しているが、ハリウッド製のスペクタクル史劇とは全く違い、イタリアン・リアリズムを踏まえて、荒涼とした砂漠でのロケによって、古代世界を再現していると思う。

また、イエス役には学生を、マリア役にはパゾリーニの実母スザンナを配するなど、既存の俳優を使わずに、無名の素人たちを起用しているのも斬新だ。

神を冒涜した映画という前評判を覆して、ヴェネチア映画祭で、聖書をテーマにした最も優れた映画だと絶賛されましたね。

野いちご:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-23

この映画「野いちご」は、1958年度ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作で、ひとりの老人がたどる、幻想的な旅を描いたこの作品は、自分の死を暗示する夢にうなされる主人公を通して、"死"に取り憑かれた男の絶望と不安を描き出してみせる。

過去と現在が交錯し、母への回想、裏切った妻への愛と憎しみ、そして生と死への恐怖が、力強い映像で語られる、イングマール・ベルイマン監督の映画史に残る秀作だ。

不気味な老人の妄想と対照的な、息をのむ自然の景観の美しさが、神の国ではない、この地上にこそ"永遠の生命"が躍動していることを暗示している。

タイトルの「野いちご」には、そんな意味も託されているのだ。

危険がいっぱい:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-22

この映画「危険がいっぱい」は、ルネ・クレマン監督とアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」のコンビで、夢よ再びとばかりに製作された、デイ・キーン原作のコミカル・サスペンスだ。

アメリカのギャングの情婦に手を出して追われる、いかさまギャンブラーのアラン・ドロンが、アメリカ人の未亡人の運転手として雇われ別荘に。

そこには彼女と共謀して、夫を殺した愛人が匿われていたが、未亡人の姪のジェーン・フォンダが、ドロンに惚れたことから、当初の計画が狂い出す。

やがて、未亡人とドロンの仲を愛人が疑い、ジェーンも嫉妬する。
そこに、ギャングの手下もやって来て、最後には小悪魔のジェーンの思い通りの結末に----------。

世紀の二枚目俳優アラン・ドロンの絶頂期の魅力が全開の作品で、ルネ・クレマン監督のエスプリの効いた演出も軽快だ。

未来世紀ブラジル:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-22

この映画「未来世紀ブラジル」は、テリー・ギリアム監督が、悪夢的イマジネーションで、現代社会を鋭く風刺した作品だ。

近未来の管理社会を舞台に、空を飛ぶことを夢見る小役人は、誤認逮捕事件の目撃者が、夢に現れる女性にそっくりだったことから、彼女を助けようとして、混乱の悲劇に巻き込まれていく。

ジョージ・オーウェルの「1984年」のような悪夢の管理社会を、奇才集団「モンティ・パイソン」のアニメーターだったテリー・ギリアムが、ダクトだらけのセット、顔をこねくりまわす美容術、鳥人となった主人公に襲いかかるサムライ戦士などの、独自のイマジネーション溢れる映像で描いていて、実に素晴らしい。

妖星ゴラス:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-22

この東宝特撮映画「妖星ゴラス」は、日本が誇る不朽の名作「ゴジラ」の本多猪四郎&円谷英二コンビによる作品だ。

地球に接近する、とてつもなくでかい恒星との衝突を避けるため、南極に巨大なロケット噴射口を作って、地球の軌道を変えるというスケールの大きさにしびれてしまう。

当時の科学技術の粋を集めた緻密なストーリー、神業的な都市の水没ミニチュアの特撮に、ある種の感動を覚えてしまう。

尚、いきなり出現する怪獣マグマは、ストーリーと関係ないと言えば、それまでだが、"ウルトラ世代"には、お約束のパターンで嬉しくなってしまいます。

正欲:P.N.「たっしー」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-22

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

最後の二人の会話は良かった。
稲垣は息子を理解する気持ちになれたのか、それとも…

戦場(1978):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-22

この映画「戦場」は、ベトナム戦争の極初期、軍事顧問団との名目で、民兵や傭兵を指揮し、北ベトナム軍とマック・ワ要塞をめぐって戦う、アメリカ軍の小部隊を通して、戦争の虚しさを伝える戦争アクション映画の傑作だ。

低予算映画だが、主演のバート・ランカスターは、脚本の素晴らしさに感動し、自ら15万ドルを製作費にあてるほど、この作品に惚れ込んでいたそうだ。

朝鮮戦争から日が浅い時期のベトナム戦を描く作品だけに、装備もグリースガンのような旧式武器なのが渋い。

天間荘の三姉妹:P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2023-11-22

三姉妹の名前を聞いたとき欽ちゃんの「わらべ」やんと笑っていました。内容はいいんやけどとにかくダラダラと長い。三ツ瀬を神秘的な世界にしてほしい。現世と区別しにくい。テレビドラマで充分でしょう。寺島しのぶさんは適役でした。

最終更新日:2025-06-16 16:00:01

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