- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-24
人間は、ついつい、余計なお節介をする生き物。
自分の価値観が正しいと、いっさい、他人の意見に耳を貸さず、突き進む。
が、しかし、そんな言動も何時しか、行き詰まる。
我力、つまり、エゴで生きていても、暫くは、順調に推移するが、やがて、判決の時を迎える。
只中思想と言うものがあり、人間、只中、あるがままに生きていないとエゴで生きてしまう生き物。
正直者は馬鹿を観るは、視点を変えると、
正直者(只中を生きる者)
は、ありのままに世の中を観るから、愚か者をそれと認識できるが、エゴで生きる人間は、あるがまま、正しく認識できない。
あなたが、ありのままに生きれるなら、それが、世界にとっての救い。
あなたのエゴが止む時、正に、世界は救われる。
どうしても、余計なお節介、余計な一言、余計な行動を無意識にしてしまう人間。
時に、立ち止まり、やらないこと、言わないこと、沈黙することが、あなたの世界を救う。
そっとして置けば、上手く行くことも、つい余計な言動をしたがる人間の悲劇を喜劇に仕立てた作品。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-23
この「フランドル」は、カンヌ映画祭グランプリ(現在のパルムドール賞)受賞作で、暗くて貧乏くさくて悲惨な話なのに、観終わると荘厳な気持ちなってしまうから不思議な映画だ。
地方に生きる若い男女の愛を、戦場での悲劇と対比させながら描いている。
ブリュノ・デュモン監督お得意の暴力と性がテーマで、人間の罪と業を赦し、愛を与えるヒロインは、マグダラのマリアと重なって見える。
かなり衝撃的な場面もあるので覚悟して観る必要がある。
音楽を一切排除するなど、決して万人向けの作品ではないが、深みがある映画だ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-23
今朝のNHKラジオ深夜便は作曲家・馬飼野康二特集,流されたのは小泉今日子の歌,渚のはいから人魚。ミュージカルな本篇のエネルギッシュな資質が想い浮かび上がる
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-23
雄大な北海道のロケーションを活かし、ハリウッド映画にも負けない迫力ある作品。
内容は、かなりドロドロとしたモノですが、不死身の杉元とアシリパが、吹き出しの大見得のようなセリフも違和感なく、オリジナルのコミックテイストの良さも残しつつ映画として完成しています。
明治期には、豪傑が活躍して時代、
この様な人物も架空とも言い切れない。
啓蒙活動家の中村天風氏は、断言を推奨していた。アフォーメーションが流行る遥か昔。大英断も意味的には断言、内面で決意したと言う点では同じ。又、神は言と言いますから、あなたが語る言葉、決意こそ神の意、カムイと成る。
俺は不死身の杉元だ!
決意、確信は、真の信仰、神の意と成る。
あなたは、あなたが語る言そのものである。
山﨑 賢人さんが見事に七変化の姿にも驚きです。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-23
今朝のNHKラジオ深夜便は本篇音楽担当の葉加瀬太郎特集,情熱大陸,エトピリカや中島美嘉の朧月夜祈りなども
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-23
NHKラジオ深夜便認知症カフェのコーナーで紹介された若年性認知症の方の活躍振り。話の中で認知症に向かう人生,八十代では三人に一人,九十代では二人に一人,高齢化社会の中で生きる鍵が此処に在った!ユーモラスな本篇の映像にも又希望が
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-22
東京新聞夕刊で大きく取り上げられた本篇,田中絹代監督の繊細な演出の機微を是非とも味わいたいと記事を読み思った次第
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-22
UFO侵略を観た。とても感動した。私はUFOと言うと学生時代の思い出が甦ってくる。当時、私は英語が大好きで大阪外国語大学を受験したが、その時、UFOの英語の問題が出たのだ。その問題が難しくて解くのにとても苦労したことがある。私の中でUFOという言葉はいつまでも脳裏に焼きついて離れなかった。だからこの映画のタイトルも私はひじょうに関心があった。この映画はSFアクションだが、とてもパワーを与えてくれたと思う。私はこの映画を観て、私の心をとらえて離さないUFOと出会って、ひじょうに心地よさを感じた。素晴らしい作品だと思う。
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2024-01-22
これはホラーコメディですか?チョイチョイ笑いをぶっ込んでくる。画面は薄暗いし不気味な音楽が流れてるのでホラーなんでしょう。おばあちゃんはわざとヘタな物言いをしてるのですかね。終わり方も「ええっ!」と叫びかけました。期待はずれでした。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-22
🌍岩波書店刊行の世界誌のバックナンバー2023年5月号に本篇の兄弟監督Interviewが掲載されて居てサブタイトルに,友情というたった一つのホームと在った。話しはイマニュエル・カントの平和論にまで及ぶ
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-22
下町の労働者魂が描かれた山本薩夫監督作品の本篇。ところで本篇出演高橋悦史が主演した森村誠一原作の関西テレビのドラマが伊藤かずえと共演した情熱の断罪だった
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-22
初、カウリスマキ!面白すぎる~観初めてすぐに映画だ~と思う!小津を好きらしいとは聞いていたが~私の大好きなチャプリンとは~犬の生活、街の灯、モダンタイムズ~!大好きな映画になりました!
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-22
ダイヤル911で知られる、アメリカの緊急通報司令センターだが、「ザ・コール 緊急通報司令室」は、その電話オペレーターが主人公というアイデアがまず面白い。
ベテラン・オペレーターのハル・ベリーは、怯える通報者を判断ミスから、不法侵入の男に殺されてしまい、いまだその失敗から立ち直れずにいる。
そんなある時、変質者に拉致された少女が、閉じ込められた車のトランクから助けを求めてくるが、聞こえてきた犯人の声に聞き覚えがあることに気づく。
怯える被害者とオペレーターの緊迫したやりとりや、犯人の割り出しに奔走する、警察の捜査を描く前半のサスペンスは文句なしに面白い。
的確な対応をとっていたヒロインが、やがて極度の緊張感とトラウマから冷静さを失っていく展開も悪くない。
それゆえ、エンディングが明らかに蛇足なのは惜しい。
監督は「マニシスト」のブラッド・アンダーソン。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-22
ジェフリー・ラッシュが、老獪な美術品鑑定士として登場するジュゼッペ・トルナトーレ監督の「鑑定士と顔のない依頼人」は、謎めいた女性から舞い込む遺産処分の話が発端。
約束の日時に、屋敷を訪ねても相手の姿はなく、その後も壁の向こうの隠し部屋から話しかけてくるのみ。
好奇心と悪戯心から、その姿を盗み見てしまうが、その日を境に依頼人は心を開きはじめ、鑑定士は彼女の繊細な美しさに心ひかれていく。
巧みなミスリードと精緻な作りで、ひとりの男の孤独な人生を浮かび上がらせるあたりは、仲々のものなのに、真相が明らかになった後のカタルシスが、今ひとつに思えてしまうのはそのせいか。
オートマタ(自動人形)のガジェットとモリコーネの劇伴は、実に効果的なのだが。
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-01-22
映像と音楽が素晴らしい中国映画。
本年度ベスト級。
あいみょん似のイ・ジュヨンさん目当て。
本作ではそんな雰囲気は無かったけど美しかった。
ストーリーはハマらなかったけど映像や雰囲気がとても良かった印象。
音楽も自分好みで良かった。
空港の保安検査場で働く中国から来た訳ありのジン。
ある理由により大金が必要。
イ・ジュヨンさん演じる髪の毛が緑色の女性。
名前は不明。
職業「運び屋」
保安検査場で2人が出会い、ある目的の為に行動を共にする事に。
話が進むにつれ孤独感のある2人の距離が徐々に近づいて行く感じが本作の軸って感じ。
2人で危険な仕事をする中、ジンの旦那のDVのシーンから雰囲気が一変。
サスペンス映画の様相に、この先何が起こるか解らない展開に。
2人でバイクに乗りジンの背中に髪の毛が緑色の女性がもたれ掛かるシーンが良い。
後半、緑色の髪の女性が出てこなくなった辺りからジンの髪の毛の色に変化があり結末が予想出来た感じ。
ラストの子犬のシーンで自分的にハッピーエンドな結末と解釈
( ´∀`)
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-22
ストーリーは把握出来なかったけどアクションシーンに引き込まれた作品。
本年度ベスト!
ストーリーは6割位しか理解出来なかったけどアクションシーンだけで満足出来る作品!
色鮮やかな映像が美しい!
色んな生物や乗り物が新鮮!
赤ちゃんが可愛い!
親子や兄弟、夫婦愛が熱い!
キャラクターが可愛い!
Born to Be Wildのアレンジ曲が最高!
内容はさておいてアクションシーンだけでも楽しめる作品!
ラストのアクアマンの演説は最高!
良く解らなかったけどスクリーンに終始釘付けでした( ´∀`)
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-22
1人の女性の一途な愛を表現した感動アニメ。
本年度ベスト!
大女優ながら早々と引退し、人里離れた場所で暮らす藤原千代子。
そんな藤原のドキュメント番組を作ろうと小さな製作会社の社長とカメラマンが彼女にインタビューするストーリー。
インタビューをすると思いきや、かつて藤原が出演していた映画の世界に入り込んで彼女の生き様を見させられた感じ。
愛する人を探そうと翻弄する藤原を描いていて、どこまでもその人を見つけようとするシーンを過去の数々の作品で表現。
そんな中に製作会社の社長も作品のキャストとなって協力して行く展開。
焼け野原の壁に書かれた藤原の肖像画とメッセージに泣ける。
出だしの宇宙船の発射シーンが意味不明なんだけど、ラストで出てくる同じシーンで泣けた。
本作は「鍵」だ重要なポイント。
愛する人が落とした鍵を届けようとする藤原。
何を開ける鍵なのか解らなかったけど、その鍵か開けたものに涙(笑)
素晴らしい作品なんだけど、結構笑えるシーンもあり満足度は高かったです( ´∀`)
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-22
派手なアクションシーンに加え笑えるシーンも多目な作品。
本年度ベスト!
出だしの二百三高地の戦闘シーンから引き込まれる!
山崎賢人さん演じる不死身の杉本のアクションが迫力があって凄い!
本作は理由の違いはあれど、杉本と山田杏奈さん演じるアイヌのアシリパがバディーとなり北海道の何処かに眠る時価5,000億円もの金を探そうとするストーリー。
金が眠る場所は20人以上の囚人の体に彫られた刺青の暗号を解かないと解らない設定。
これと並行して、最強と言われる第七師団も隠された金を探そうとする展開。
杉本やアシリパ達と、第七師団とのバトルが迫力があって引き込まれた。
雪上を走る馬車の上での格闘シーンが新鮮で大迫力!
拷問を受ける杉本が見ていて怖い。
シリアスな展開の中に笑えるシーンが盛り込まれているのも良かった!
出てくる料理のシーンは全て美味しそう。
本作は一話完結と自分で勝手に決めつけて鑑賞したので消化不良感ハンパ無し。
次作がメインの様な感じの作品だったのは否定出来ません( ´∀`)
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-22
このマイケル・チミノ監督、クリント・イーストウッド主演の「サンダーボルト」は、スリリングなアクション映画の傑作だ。
教会で神父めがけて、いきなり銃をぶっ放すオープニングからラストまで、緊迫感が漂う。
中年の強盗が、以前、襲った銀行をもう一度襲撃する計画を立てる。
夢、エゴ、友情、対立。チンピラたち、それぞれの思いが交錯する。
後に「ディア・ハンター」を手掛けて大成功をおさめ、「天国の門」と「シシリアン」で沈んだ、マイケル・チミノ監督の、気迫のこもったデビュー作で、中西部の乾いた風景も魅力の作品だ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-22
復活の日を久しぶりに観た。過去を振り返れば、私はこの映画を何度も観ている。けれども全く飽きない。この映画はあまりにも深いからだ。私は元々、深作欣二さんの大ファンで、深作欣二さんの映画はいつもインパクトがあると思っていた。この映画もひじょうにインパクトがあった。それは神と人間について問題を投げかけていることだ。ラストシーンで草刈正雄さんが、イエスに向かって、「あなたは何もしてくれませんでしたね?」と話しかけるシーンがある。私はこの言葉がいつまでも脳裏に焼きついて離れないのだ。私はこの世をつくった大きな力を信じている。それは神であったとしても極限状態に追い詰められた時、神は一体どうしてくれるのか、考えてしまう。またこの映画ではオリビア・ハッセーさんが出演されている。彼女はまるでダイヤモンドのようだ。素晴らしいの一言に尽きると思った。