クリムゾン・ピーク:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-11-30
そしてタイトルに在るクリムゾン・レーキーなる赤い色が「クリムゾン・ピーク」の魔性のゴシック・ホラーを形創るんだんだねぇ。「ゴーストは実在する」と云うナレーションがラストシーンを包み込みながら~。🦇
そしてタイトルに在るクリムゾン・レーキーなる赤い色が「クリムゾン・ピーク」の魔性のゴシック・ホラーを形創るんだんだねぇ。「ゴーストは実在する」と云うナレーションがラストシーンを包み込みながら~。🦇
日本ってこんなに美しい国だったのかと思い知らされる映画。
これを観ると日本人に生まれたことがなんだか誇らしくなり、嬉しいとも思えるようになる。
外国の方がこの映画を観たら、是非一度は日本に行ってみたい!とウズウズしてしまうかも。
映像美と淡々としたナレーションのみでグルメや観光案内は一切無し!だからこそ引き込まれてしまう二時間がここにあるのです。
なかなか上質の青春映画という感じ。観る映画ではなく、感じる映画という印象を持った。
小説で気になっていたのが、怖さは濃いのに解決の安直な薄さ。原作の限界でしょうか。中田監督も怖さの方が得意なようで。結末を変えても良かったかも。でもキャストはそれぞれに頑張っていたと思います。
何だか、昔やっていた人気テレビ番組〈ドッキリカメラ〉見たくリアルなシーンが続いて息苦しい感じがしました…。野呂さんが早く看板を持って来て~って想って視てたけど。
本作解説にスチル写真が掲げられている2018年リメイク版をスターチャンネルのTV放映で視聴。レイ・ブラットベリの原作をパソコン通信時代の現代に近く変換していた…。ファイアーマンを焼火士と訳した字幕スーパーが一寸気に為って仕舞ったが
本編はロードーショー公開時に劇場で観て聾唖者・川島征子役の和久井映見が実に可愛かったのと、永瀬正敏の祖父役の三國連太郎が「お富さん」を唄うシーンが記憶に残っていた。今回NHKBSのpremiumシネマで本編を久し振りに視聴すると、山田洋次監督が小津安二郎監督の名篇「東京物語」にオマージュを捧ぐ「東京家族」にも通じるテーマ何だと雪景色のラストシーンを視ながら想った。本作は映画カメラマンに依るシーン撮影の苦心談が岩波書店から文庫本で出て居て前に読んだ事も
そして、グロテスクさが矢張り感じられる、ギレルモ・デル・トロ監督処女監督作品「クロノス」も又、映画「シェイプ・オブ・ウオーター」へと到る究極の愛の映画に違いない…
何度も何度も
映画館に足を運びました。
そしてオープニングの
子供が砂の器を作り続け
「宿命」の音楽が流れる映像を見るたびに涙しました。
ラストの親子の壮絶な旅、愛、壮大な映像は涙無くしては観られません。
私にとってはこれ以上の映画は他に有りません。
もう3回観ました!一回は胸アツ応援上映です。もっと盛り上がると良かったけど、また応援上映に行きたい〰《*≧∀≦》
キャストが豪華で好きなので、笑えるっちゃあ笑える。
イケメン、可愛い子があれだけ変顔やぶっ飛んだキャラやってたら面白い。
ただ監督と仲良いキャストの馴れ合いにしか見えませんでした。
ただ原作知ってると照橋さんはあんな腹黒くないし、燃堂のアホさ加減が普通、窪谷須はもはや別人。
原作を知らなければあれはあれで面白いのですがね。
実写化はどこまで原作に忠実にするかが難しいところではあると思いますが、一応原作の名前を使う以上、もう少し原作読んだほうがいいですよ監督。
やっと観に行きました。
良かったですよ。掛け軸やお菓子からのメッセージも伝わるものがありました。小さな映画館ですが、平日にもかかわらず、入場の列が出来たことも驚きました。
皆さん最後の樹木希林さんの演技を目に焼き付ける様に、息を止めて見た2時間でした。美しい所作や季節、着物 日本人としてもう少し気に留めながら行きていこうと思いました。過去でも未来でもなく、今をちゃんと生きようと!!
本編の前に山田洋次監督がBS4kの「三大巨匠奇跡の名画黒澤・溝口・小津」でinterviewに答えてるのを観た。「世界のベストワンと云えば此れまでずっと『市民ケーン』で『2001年宇宙の旅』だったが小津安二郎監督の『東京物語』は其れを抜いて仕舞ったんだ。キューブリック監督の予算なら100本も出来る低予算で半世紀以上前の此の日本の小さな作品が大作を負かしたんだ!」と自負した。ウエスタンの名篇「シェーン」を基に叙景詩の様な北の大地に生きる人間の姿を丹念に刻んだ山田洋次監督の映画の集大成何だろう
本編は未見だが一作目の「ミミック」(ギレルモ・デル・トロ監督1997)を視聴。ヒロインはミラ・ソルヴィノ嬢で名優ジャンカルロ・ジャンニーニと共演したホラー映画だ。リドリー・スコット監督等の「エイリアン」とアルフレッド・ヒッチコック監督「鳥」を併せた怖さが有る。人間の造り出した遺伝子組み換え操作が手に負えない強力な巨大昆虫ミミックを産んで仕舞う顛末
限り無く懐かしい想いが詰まった作品、玩具箱をひっくり返した見たいな、其のデジャブ感は一体何処から来るんだろう🎵「ウルトラQ」とか「ウルトラマン」とか、否もっともっと大昔の神話の世界かな。マイノリテイな異形のキャラクターすら凡人に過ぎなく感じられる程、キャラの立った異形の者どもたちが勢揃い。キュートな女や姫が本当に美しいのは「オール・アバウト・マイ・マザー」の西班牙映画の伝統、多分
初っぱなから画面に引き込まれました。邦画には無い、洋画特有のストーリーに改めて凄さを感じました。
ただ、終りかたが
「え? え? えーーー!?」
みたいな感じで、ある種の消化不良みたいになってしまい、第3段を予感させる様なテクニック?は流石だな...と。
ハリポタとは違うファンタスティックな仕上がりだと思いますので、ぜひ劇場に足を運んで頂きたいと思う作品です。
チャゼル監督のヒットしたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」にはシナリオのlessonを口実にライアン・ゴズリングがエマ・ストーン嬢をデートに誘うシーンが在って一緒に観る映画が何と本編だった。丁度グリフィス天文台が映る辺りで映写機に引っ掛かったフイルムが溶けて中断、二人は映画館を後に本物の天文台のプラネタリウムのナイトツアーに向かう!ナタリー・ウッドの姿は直接スクリーンには出て来ないがジミーは一寸顔が見えた。ヒロインは共に愛らしいがprettyなチョイと上向き加減な鼻型もチャーミングだ。
NHKBS4K放送に先駆けて放送された〈三大巨匠奇跡の名画黒澤・溝口・小津〉のとりを飾る小津安二郎監督。抑えた色調で甦る本編、京マチ子、若尾綾子の色気もグッと控え目見たい。大映で撮影・宮川一夫タッグを組んだ珠玉の人情噺でカラー映画時代の小津作品として注目される
4K画面で蘇った本編を観て大林宣彦監督はTV番組インタビューで「オリジナルを超える色彩」と絶讚。仲代達矢のメイクは同じく戦国絵巻「影武者」でも一寸サイケデリックな迄の絵画様式で迫る。黒澤明監督の本編用の水彩画或いは墨絵見たいにダイナミックな映像表現何だろう!🏯
NHKBS放送での4K放送の関連番組で放送された奇跡の名画の巨匠の一人の代表作の本編。番組では不義密通で引き回される二人の表情に着目していた。清々と凛とした香川京子と対比される長谷川一夫の伏せ目がちな顔…、微妙な此の辺りの違いも注意したい。昔、フイルムセンター等で観た時はテンポの佳い悲痛な噺に時を忘れて仕舞ったものだが。📺