映画感想・レビュー 1283/2612ページ

家族:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-26

山田洋次監督の「故郷」は学校教室での上映会の際に映写機の側にいてもう何度も観ていたからカラー映像の印象が鮮明だったが、本編はモノクロームの印象が強く残っていたので、改めて観てカラーなので吃驚した!回想シーンは確かにモノトーンの画面だった。冒頭から感涙の長崎の郷里離別の港のシーンで、後は北海道中標津町の原野の酪農家へと至る道程のロードームービーだ。〈人類の進歩と調和〉の大阪万博見学後の幼児病気の病院盥回しとか色々なエピソードが丹念なドキュメンタリータッチで紡がれる人間ドラマ。小津安二郎監督と風貌がそっくりな名優・笠智衆が祖父役として実に佳い味を出している。或る意味本編も又、クラシック名篇「東京物語」為らぬ「日本列島物語」何だねぇ❤️

パンズ・ラビリンス:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-26

そしてギレルモ・ナヴァロのカメラワークも素晴らしく一寸詩人ジャン・コクトー演出の映画「オルフェ」を想わせる感覚も其処に在ったんだ。マルク・シャガールの絵から脱け出して来た様なパンの姿も不思議で。でも何と言ってもヒロインを含む女優陣の魅力何だろう!🐐🦎

十二人の怒れる男:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-26

本編がテレビ・ドラマの映画化とは〈映画の時間〉の本解説で知った。恐らく緊迫した、生放送劇の様な1巻ものの名残りが感じられるのは其のせいか。劇映画「チャイナ・シンドローム」等にもこう言った逆転劇のスリリングな緊迫感が在ったんだ

三度目の殺人:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-25

恰もジュルジュ・ルオーの裁判官等を描いた宗教絵画見たく人は人を本当に裁けるのかどうかと云うギリギリの、瀬戸際の処を見事に取り取っているんだ…。其れは、人間の持つ偽善性とも言えようが、役所広司の役処は其所を突いているんだねぇ。〈群盲象を撫でる〉と言う喩えも在るが、福山雅治自身「一体今、此の裁判で、何処を撫でてるかどうかすら判らない」と告白している。面会室の静謐な画面は時に緊迫感を孕み時に焦燥感と苛立ちと為って現れるが、判決後の被告人・役所の清々とした感じはどうだろう。「器に過ぎないー」とのラストの科白と限られた空の青と路上の光景に心打たれた

特集:「ザンビ」“TEAM BLUE”&“TEAM RED”ライブビューイング:P.N.「トシ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-25

舞台を初めて見ましたが
最初は見方が解らなく
舞台ってこんなものかと
今一の感じでしたが後半からラスト迄のスピード感
メンバーの気迫の演技に最後は涙しました。
Blu、RED 両方見ましたが
久保、梅沢コンビの演技に胸撃たれました。
与田、山下コンビも頑張っていました。与田ちゃんの涙が印象的で可愛いかったです。
ゆいぽん演技旨い!
菅井様爪痕残っていました。
内容はともかくメンバーの個性や気迫の演技が見れ満足です。

日日是好日:P.N.「もも」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2018-11-25

正直なところ、映画としての良さが全くわかりませんでした。
季節の移ろい、茶室のしつらい、着物と帯の合わせ方などの資料映像として見た方がいいぐらい、映画としての内容は薄いという感想です。
主人公の感情が全く伝わって来ず、感情移入できませんでした。
樹木希林さんが自然な存在感で、映画を救っていたという印象を受けました。

ぼけますから、よろしくお願いします。:P.N.「すみさん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-25

『死にたい』と泣き叫ぶ妻に普段は穏やかな夫が『死んでしまえ』と怒鳴りつけるシーンには特に心をつかまれました。耳が遠くなった夫と認知症でわからない言葉を言う妻の掛け合いはなんとももどかしく、でもお互いの意思疎通がとれたときのなんとも言えない達成感がたまらなく、良かったと感じます。
妻が認知症になるまで家事を全くすることのなかった夫が妻に代わり料理や洗濯をする姿を見て夫の凄さを感じました。
介護保険を使いたがらない当事者たちと、いざ使ってみると凄く役立っている姿が上手く現されており、ヘルパーとして自宅に訪問するスタッフの質の高さを感じました。
自分の両親の未来の姿と重ね合わせてみる作品でした。

続・終物語:P.N.「本当にこれで終物語」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2018-11-24

物語シリーズ全てリアルタイムで観てきた大ファンですが…
これは、面白くなかったぁ~
長々としていて見ているのが苦痛でした。
ここで何でこんなに時間取るの?というシーンだらけ

何度も時計を確認して、いつ終わるのかなと思いながら観た映画は久しぶりです。各キャラクターもみんな変換されていて、こんな姿見たくなかった。
同窓会みたいな感じでわちゃわちゃしていたほうがずっとマシです(それはそれで見たくはないが…)

まあ、一応モヤモヤしていたところは回収できたので★×2で

ボヘミアン・ラプソディ:P.N.「ひとちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-24

夕べ3回目を観た。1回目、2回目は後半に涙がとまらず、3回目でやっと細部まで冷静に鑑賞できた。クイーンが盛んに流れていた時代には全く興味がなかった。なぜだ?こんなにも心揺さぶられる名曲なのに、あのころのわたしは死んでいたのか?まぁ、許してやろう。今こうして胸が熱くなるほどクイーンの曲に恋い焦がれているのだから。フレディありがとう!

ボヘミアン・ラプソディ:P.N.「彼らこそが伝説のチャンピオン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-24

最高の出来栄えでした。
きっと、フレディも拍手してくれていることでしょう。

最初から最後まで、徹頭徹尾Queenでした。
ライヴ・エイドの場面が圧巻だったのは言うまでもありませんが、
その場面の後にこの映画の真骨頂があるようにも思えます。

フレディが亡くなったことを告げながら、
実際の人たちの思い出の写真とともに流れる曲…
エンドロールとともに
The Show Must Go On
この曲の生い立ちと歌詞、、、
ブライアンのギターが、
ロジャーのドラムが、
ジョンのベースが、
どれもフレディへの思いに溢れてる。
フレディは最後の最後に
最高の曲を私たちに遺して逝ったのですね。

ああ、もうこの演出、、、涙が自然と流れました。

銀魂2 掟は破るためにこそある:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-24

公開終了後にレビューするのも何ですが(笑)
今回も、キャラ再現率が、職人芸のようだった。イメージの似た人を使っているだけでなく、各人の役作りと演技指導が緻密なせいだと思う。特に細かい所作や台詞回しが、時代物としてとても洗練されていた。本格時代劇と銘打っても、どこに本格があるんだ、問いたくなる作品もある中、伝統的ジャンルに希望が持てる映画だった。

イット・カムズ・アット・ナイト:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2018-11-24

単純に怖くなかったですね。夜に色々起きるのは確かだけど、主題になるほどではない。病原菌は昼だろうと夜だろうと怖いけど、殺傷力と感染力が弱そうなので、設定が不自然だった。「本当に怖いもの」の描写が今一つ雑で、どうにも入り込めなかった。

ハード・コア:P.N.「ノコノコ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-24

人間とロボットの友情、山田さん、佐藤さん演じる右近左近の兄弟愛。良々さんの他の人が話しているときも、表情で話すセリフをもう一度見たい。山田さんの不器用だけどカッコいい生き方と、中性的が魅力でもある佐藤さんの男男している演技も注目です。これから上映館増えると思う。

男はつらいよ フーテンの寅:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-24

NHKTV番組「美の壺・鞄」では本編テキ屋稼業のフーテンの寅さんの全国行脚には欠かせない鞄も登場した。そう言えば銀座シネパトスでの寅さん映画大会では会場に寅さんそっくりさんが来ていて愛嬌を振る舞っていた!本番組でも小さな寅さんがラストに登場していた…。

最終更新日:2025-11-09 16:00:01

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