映画感想・レビュー 1166/2608ページ

グリーンブック:P.N.「未体験の珍道中の巻!!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-27

グリーン・ブック(総訳すると未体験の珍道中の巻)。それは、愛と言う意思、石、翡翠が、無事にこの珍道中を導き家路に返してくれる。翡翠のは、様々なラッキーフォーチュンな意味もあるが、そのグリーンは、緑人がいないように、何色も染まらず、だからこそ、すべての人種を含み、人種を越えたストーリーと言う象徴でもある。少し脱線して、この頃のケンタッキーは1本1ドル。日本でも、1本100円くらい。1ドル=360円とは矛盾するけれど、ケンタッキーが食べたくなってしまう。なにわともあれ、愛こそすべて、翡翠、愛と言う石(意思)が未知(道)を切り開く。

悪魔の手毬唄('77):P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-04-26

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

前作「犬神家の一族」はじめ、横溝正史原作映像化の利点に“三人のターゲット”がある。発端から解決までが適度な尺に収まるのだろう。この2作目から連続殺人事件を扱うなら3人がはまる感じになった気がする。「八つ墓村」や「本陣」「悪魔がきたりて」などと比べて、事件が重なる緊張感を持ちつつ、犯人のドラマやトリック再現もたっぷり描ける。ついでに「犬神家」のシズマ同様、謎のキャラ悪党オンダに配役(何となく三浦友和、高橋克典あたり)を付け、稀代のプレイボーイっプリを市川崑監督演出で見たかった!

誓いの休暇:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

エミール・クストリッア監督の名篇「オン・ザ・ミルキーロード」を観ていて本篇の様な黒白ソビエト映画の古典を連想したんだが,主演のモニカ・ベルッチが観ていた作品は,「戦争と貞操」(「鶴は飛んで行く」)だったのかも知れないと想い直した…。ともあれ東欧の映画人が戦争で翻弄された出自を記録する時にソ連時代の名作が脳裡に浮かび、引用した着想元に為ったんだろうー

刑事ジョン・ブック 目撃者:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

ワン・カットながらヒロイン,ケリー・マクギリスのセミ・ヌードが実に美しい!ロベール・ブレッソン監督作品「白夜」(ドフトエフスキーの原作)にもヒロインの背中のヌード姿の一瞬が何とも見事だったけれども…。本篇はピーター・ウイアー監督の寡黙な映像詩でも在ったー。

忍 SHINOBI:P.N.「ヤマグチゴロン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2019-04-26

山田風太郎の選りすぐりのドリームチーム対抗戦フォーマットが大好物の原作ファンにとっては、呆気なく死んで行く忍者たちのめくるめく忍法・格闘・殺陣に期待していたのだが。ロマンス中心の演出、おしゃれな衣装やメイクは若いカップル特に女性達への時代劇アピール?脇役たち忍者達のエピソードをも少し見たかった!

ムーラン・ルージュ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

そして,文藝大作「ザ・グレイト・ギャツビー」同様な愛と嫉妬の人生ドラマがミュージカルとして紡がれる🎵エルトン・ジョン〈our song〉からマリリン・モンロー,マドンナ等へとポップスを織り込んだ何ともノスタルジックなParisのムーラン・ルージュな〈風車小屋〉!💃🕺👠

オン・ザ・ミルキー・ロード:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

そして,冒頭にはモニカ・ベルッチが映画館でソビエト映画の名篇「誓いの休暇」を観て眼に涙を溜めているmonochromeのシーンが出て来る。本篇のラストシーンの伏線とも為る様なとても重要な場面だったんだ🦆

シャザム!:P.N.「ハチャメチャ、実験的!!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

まぁ、ちょっと、子供向きかなぁと悪ふざけ、お馬鹿加減が、あまり最初は笑うに笑えないけれど、最後には、実験的で、冒険的な作品に、何だか、こう言うハチャメチャだけれど、子供が経験を通して成長するように、不完全ではあるが、何かを作り上げようともがいている作品を共に鑑賞し、鑑賞者にも新たな見方が生まれるように、新たなストーリーが生まれる場面を目撃する作品だと思います。次回作は、もっとイケテるよう願います!!

ザ・プレイス 運命の交差点:P.N.「人生に喜びを!!」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-04-26

人生には、すでに書かれたストーリーがあると言う。様々な出来事は、様々な繋がりをもっていて、バタフライエフェクトと言うわずかな物事も、この世界の出来事に影響を与えている。いつも、苦悩の表情でカフェで依頼人の問題を聞いている主人公。彼をして言わせているのは、結局、変わる変えるのは自分次第。そんな彼さえこの役割に嫌気をさして、初めてカフェの女性にポツリと本音を吐き初めて微笑む。人生は、そんなに辛い暗いモノでもない。ホンの少しの微笑みと自分が変わろうと自覚して歩き出すだけ。その立ち位置、ザ・プレイスが大切。人生に微笑みを!!

スパイダーマン:スパイダーバース:P.N.「思わぬ楽しさ!!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

様々な次元をアニメのテイストとして上手く盛り込んで、奇想天外な、ハチャメチャに見える組み合わせも、スパイダーを起点に、繋がり、思わぬ楽しいストーリー展開になっている。驚いたのは、てっきりアメリカンアニメの世界と思いきや、多種多様な世界を描いたマンガの神様・手塚治虫氏の世界観に近い、日本人には、サプライズな作品では。次回作もありそうです。

サンセット:P.N.「ハットトリック!?」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

彼女にフォーカスしながら、カメラは回って行く、段々と観るものを引き付け、彼女か?自分か?様々な視点、様々な見方が、交差し、サスペンステイストの世界に引き込まれて行く。主役の彼女が、兄の服を来て惨状の中で観たものは?人間に二面性があるように、社会にも二面性はある。どう捉えるかは?鑑賞する者に委ねられている。鑑賞者が入り込んで観る世界は、最後にハットするトリックかもしれない。淡々と続くけれど、飽きずに鑑賞できる手腕はさすがです。サスペンステイストのブダペストの斜陽のタッチを楽しみたい。

バンブルビー:P.N.「変わらぬテイスト」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

トランスフォーマーのスピンオフ作品ではあるが、80年代の懐かしさとあの頃のわくわく感が満載のアメリカン映画に仕上がっている。彼女への父親の思い、その父親から引き継いだメカ愛は、♪アンチェインドメロディ、に込められ、バブルビーにも伝わり、その愛が繋げる友情が、彼女の心の傷を癒し、魂を解放する。テイストはアンチェンジド(変わらぬ愛)だが、スピリットは、アンチェインドメロディ(解き放つ旋律)。

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~:P.N.「しんちゃん大好き」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-26

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ここ数年で本当にいちばんの出来でした。
とても泣けて、こんな風な家族になりたいとまで思いました。ひろしがみさえに中々好きと言えないシーンや、みさえがしんちゃんの小さい手をそっと握るシーン、しんちゃんが誰が母ちゃんを守るの?と言ったシーン、ひろしがみさえにこれからも結婚してくださいと言ったシーンなど涙が止まりませんでした。絶対見るべきです。最高でした。

最終更新日:2025-10-21 16:00:02

広告を非表示にするには