映画感想・レビュー 1037/2575ページ

美しい絵の崩壊:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-02

ロードショー公開時にも劇場で観た懐かしい映画。眩しい海岸風景から始まり,二人の親友の女性の視点で描かれた愛の姿,互いの親友の息子への愛はどういう顛末に向かうのか,老いの恐怖感、嫉妬心等様々な感情が嵐の様に渦巻いて行く。ドレッシングの原作「祖母」,映画の原題は「二人の母」そして邦題が如実に語っている如き修羅場と安寧ー。

シークレット・サンシャイン:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-02

名画座の老舗,早稲田松竹の名匠イ・チャンドン監督特集は映画〈オアシス〉と本篇等。本タイトルは地方都市に由来すると共に仄かに射し込む陽光と言う基督教的な信仰心との葛藤の主題とも為っているんだ。一体,被害者は加害者を赦す事が出来るのかと。〈オアシス〉の中で登場したタペストリーの図柄に在った「樹の陰」が本篇ラストシーンとも照合し合う作りで有る様に想えた✍️

天気の子:P.N.「あやりん」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2019-08-01

残念ですが私には全く好きになれない映画でした。いくら映像が綺麗でも内容が伴わないと…。最初から最後まで中二病かといわんばかりの行動、まさかの発砲(しかも複数回)、警官や警察署からの逃走、身体を簡単に売ったり、ラブホテルや、ことあるごとに女性の裸、そして暴力…その中でも「大人はわかってくれない!」に酔いしれて突っ走る言動にウンザリ。満席に近かったですが途中退席する人もいたし、私自身も誰にも感情移入できずイライラしながら見ていました。

オアシス:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

ソル・ギョングとムン・ソリの奇蹟のタッグの本篇,ファンタジックで居て究極の愛の形❗️
そして脳性麻痺のコンジュ役のムン・ソリは素顔の美しい女優丈に演じるのは大変な試練だったと想われる。彼女が時に見せる心象風景或いは表情が天使見たいなので此の純愛は一際,美しかった!韓国の名匠イ・チャンドン監督特集のもう一本の映画〈シークレット・サンシャイン〉と共に被害者と加害者の関係性,愛とと赦しの主題が刻まれた。

あの日のオルガン:P.N.「江戸川サンポ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

 蓮田市の上映会で見ました。地元と言うことで高齢者が多かったです。この映画は二つの観点で見ると良いと思います。
 一つは、戦争の悲惨さと愚かさ。もう一つはみっちゃん先生にみる保母の姿。子ども達がなぜあんなにみっちゃん先生を愛するのか。そのことがその名前からも理解できますが…。
 秀作です。女性監督ならではの緻密さがあふれています。欲を言えば、村の有力者だけでなく、当時の村民がもう少し出てほしかった。
 この映画を市内の小中学生全員に見せることにしている蓮田市はすばらしい。

凪待ち:P.N.「マチコ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

もう一度観るつもりが時間的に行けない。もっと沢山の劇場で上映して欲しい映画です。
二回観ました。一度目は余りにリアルで、郁男の生活の中に否応なしに自分が存在しているような感覚に陥りました。
郁男の情けなさ。涙が出る。
狂気を孕んだ形相に眼を剥いた。これが香取慎吾なのか!
ドラマ『未成年』の難しい知的障害者の少年デクを演じた時にも、デクとしてしか見れなかったけれど、表現者としての香取慎吾は改めて凄い。エンターテイメント性の高い『西遊記』『忍者ハットリくん』、他にも『座頭市』など個性豊かな役を演じてきた彼。しかし、ここにきて、現在を悶えながら生きる郁男の姿を、その自然な演技を通して圧倒的な存在感と役者としての技量を見せつけてくれたと思う。石巻の風景を美しく背景に取り入れ、今を生きている現実を忘れさせない映像も素晴らしい。リリーさんやベテラン俳優さんたちも素晴らしい。
もう映画館では観られないのが残念!1日も早いDVD化を!!

トイ・ストーリー4:P.N.「ai」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2019-08-01

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

トイストーリーシリーズ全て観てきました。
今回の作品は、映画としておもしろかったですしとても良いと思いました。
ですがやはり、個人的にウッディの結末はなんだか切なくなりました。
ギャビーに音の部品をあげてしまい、紐の取っ手部分も無くなってしまう。その決断をした時からウッディの中ではもう決まっていたように思います。
アンディが大切にしてくれていた分、ウッディは彼が忘れられないし、彼以上の持ち主は自分にはいない。
だからこそ出した、持ち主を持たないという彼の決断。
残念ながら、ボニーのところではうまくいかなかったけど、1番の友達アンディに対する純粋な忠誠心は持ち続けているんだろうと思いました。
ボニーのおもちゃとしてでなく、ボーや新しい友達とアンディのおもちゃだった自分を選んだんだと。
あのままボニーの所へ帰って、虚しく寂しく踏みつけられて忘れられていくくらいなら、
ある意味ハッピーエンドなのかな?とも、思う。

スタア誕生('54):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

他のブログの映画評に舞台裏を描いたミュージカル映画〈雨に唄えば〉やF・トリュフォー監督作品〈アメリカの夜〉にも関連させたものが在ったね🎵圧巻のラストシーンに心洗われる,ジェイムス・メイソンとジュデイ・ガーランドのbestシネマ❗️

未来のミライ:P.N.「らぶ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

まず、映像の美しさに圧倒されました。
声優さんも、私は違和感なかったです。
子供2人、犬も飼っていて、うちと同じと思いましたが、くんちゃんのわがままさにはちょっとイラッときました。お父さんにもイライラ。愛情の反対は、無関心なのかとも思いました。
でも、そんなお父さんやお母さんにも子供時代があって、ゆっこにも別れたお母さんがいて。過去があるから、現在があるんだなあとしみじみ考えさせられました。
あとから、じわじわくる作品だと思います。

ゴーストバスターズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

本メリッサ・マッカーシーが主演のcomedyが夫のベン・ファルコーン監督とタッグを組んだ映画〈ライフ・オブ・ザ・パーティ〉や〈メリッサ・マッカーシー・イン・ザ・ボス世界で一番お金が好き!〉何だ🎵愛すべきキャラを見事に演じきって

ホーム・アローン:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

そして泥棒が想わず侵入した家で返り討ちに逢うと云う顛末が本篇とも共通するシリアスなドラマが映画〈ノー・イグジット〉だったんだよ。此方は斬首シーンが出て来たりと文字通りお化け屋敷映画で本篇の様なcomedyじゃ無いけれどもねえ

ブレックファスト・クラブ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

冒頭のボブ・デイランの言葉の引用が本篇の主題…。補習の反省文で「自分とは何か?」を千字で纏めよとの課題は5人の男女を図書室に閉じ込めて拘束する虐め見たいなもの。〈自由を我らに〉と云う学園のモットーとは裏腹な収容状態から逃れる手段は孤立して自己を見詰める作文では無くて,高校生同志の対話,関係性の内に在る様だ。ドラッグが登場したり〈戦場に架ける橋〉の口笛マーチやロックンロールが時に静寂を撃ち破るけど。青春群像劇だけど,ふとジャン・ルノワール監督の名篇〈大いなる幻影〉の囚人逃亡のシーン,笛の音と重なった🎵

グエムル -漢江の怪物-:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

流石に〈殺人の追憶〉〈母なる証明〉等名篇を次次に放って来たホン・ジュノ監督…,一寸突き放した様なドライなタッチが,非日常的なグエムルの大暴れを何時の間にか現実的なものと感じさせるんだから❗️

こはく:P.N.「まつぼっくり」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-01

号泣しました。ラストシーンが特に素晴らしかった。
ラストまで見て、「あ~!この映像は、そういう事だったのか!」と分かり、更に涙が溢れました。
あきらヤバイ!

新聞記者:P.N.「mama」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2019-07-31

世界の動きは多様で、日本の価値観だけでは通用しないことも多々あります
この映画の制作者は、少しでもそういう視点で見たことがあるのだろうか?と疑問を感じます

あまりにも井の中の蛙の主張ではないですか?
これを現実て信じ込むひとが増えることを憂います

最終更新日:2025-06-20 11:00:01

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