夜明けのすべて 感想・レビュー 3件

よあけのすべて

総合評価4.33点、「夜明けのすべて」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「Admix」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-18

障害の発症場面は、リアルに表現されていて、辛くてもらい泣きしたが、それから何かが起こるのでなく、主人公2人の生きづらさの、根幹として物語が始まる。
小さな職場で暖かい人達に見守られながら、お互いの生きづらさを理解し、手助けしあう。
障害を乗り越えて、母親の介護の道を選んだ藤沢さんの清々しい姿と、山添君が自転車をゆっくり漕ぎ始め、ただ、ただ走るシーンでは、閉ざした心の壁が徐々に剥がされていく姿の映像は圧巻でした。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-02-13

どんな人でも生きていける場所がある事を表現していた作品。
本年度ベスト級。

淡々と進むストーリーに加え単調だけど心地好いBGMが睡魔を誘発したけど何とか鑑賞する事が出来た(笑)

月経前症候群(PMS)の女性とパニック障害を抱えた男性の二人を中心に進むストーリー。

悪い人が誰も出て来ない作品なので観やすかった(笑)
幸い自分は障害を持っていないので共感する事は無かったけど、障害を持った人に難しいけど優しく接しようと思えた作品。

2人が抱えている障害を乗り越えようとするシーンが辛くも、お互いを助け様とする感じが良かった。
散髪のシーンで山添が初めて大爆笑する姿に安心する(笑)

上白石萌音さん演じる藤沢。
ヒステリックに怒るシーンが上手い。
一方、プラレタリウムで話す言葉が優しい感じでずっと聞いていたかった。

2人が安住の場所を見つけたラストが印象的だった。

芋生悠さん目当てだったけど、あまり登場しなくて残念。

栗田科学の年商がどの位なのか?
気になります( ´∀`)

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-11

疾病こそあるが、暴力やサスペンスなく恋愛すらないのに観客を画面に引き付ける力。
三宅監督は現代の小津か。

最終更新日:2024-05-02 02:00:01

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