ノマドランド 感想・レビュー 13件

のまどらんど

総合評価4.33点、「ノマドランド」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2022-07-21

そして今,岩波ホールでホール最終上映中なのが本篇の内容と親和性のあるヴェルナー・ヘルツオーク監督作品〈歩いて見た世界〉何だろうね

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-02-11

ファームが再会した青年に,一篇の詩を朗読するシーン,孔の空いた石から眺める風景,双眼鏡で見た木星…。お金で手にすることの出来ないような美しいシーンが挿入される

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-01-29

定住生活か放浪生活か,幸福の選択は人それぞれ,大家族に溶け込むか,大自然に抱かれて想いを胸に再会を願うか詩情溢れる究極のロードムービー,ロケーションも美しい!

P.N.「たっちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-10-28

日本でのキャンピングカーでの旅行のような感じがするがまた少し違う様である、矢張りお金がない様な人間の事が焼かれている感じがします 、時々で仕事をしたり年金をもらったりしている様ですが矢張り金のない放浪者という感じをウケます 、主役を演じた女優は何十年か前のファームで出た人なんですがまだ随分と頑張っているんですね 、排泄も車の中でやると矢張りなんとなく 物悲しいという花か、 異質な感じがします。 人間はやはり全く一人では生活出来ないのでしょうね 、同じような感じの人間が集まって話をしたりする
トラブルもあるけど矢張り人と話す事が最後にはなって来るのでしょうね 、あの時に矢張り彼氏の誘いを受けるのも又一つの手で幸せになったのではないでしょうか?車で旅に出るような感じのシーンがありますがやはり落ち着いた方がいいかもしれません。

P.N.「まる」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-07-05

どこにでもありそうなお皿をキャンピングカーに大切そうにしまい、出会った人にお皿にまつわる父との思い出をうっとりした表情で語ります。
でも、知り合った人がうっかり割ってしまう。
激昂する彼女。
でも、思い出はモノではなく人の心の中にあるモノなのだと変化する。
私も実家の梅の木が無くなり喪失感で落ち込んでいたのですが、ひとつのモノに執着するのではなく、別の梅の花を見て思い出せばいいのだろう…と気付かされました。

P.N.「キリン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-06-25

登場人物の在り方が本当に自然で、この人が実際にそこでそのように生活していると感じられる。全体に派手な演出はないのに、ドアの閉まる音、食器の割れる音、小さな生活音や、何気なく出る言葉の一つ一つに引き込まれていく。どこにでもいそうでいない、流されることなく生き方を考えているひとたち一人一人の死生観が伝わってくる映画。

P.N.「破壊と再生(アマゾン&デザート)」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-05-12

本質は何かを見つめて鑑賞して欲しい作品です。

突然、日常、当たり前の生活を奪われた人々の痛み、苦しみ。

福島など、災害に見舞われた地に暮らす人々の心情を。

この作品は、災害ではないが、アメリカ国内に抱える、かつて日本でよくあった、三池炭鉱のような現象が、今でも、起きている現実。

日本人より、アメリカ国内は、ノマドに陥りやすい構造となっている現実。

アメリカが抱える様々な問題点と社会情勢、様々なバックボーンの上に描かれているので、かなり、集中力と鑑賞力が問われます。

意味なく、評価されていませんから、表面的なモノに囚われず心して、鑑賞して、本質を見極めて欲しいと思います。

P.N.「悟空」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-05-10

この映画は観る人それぞれ。感想はまったく異なるはず。観客に感じ、考えてもらうための映画、きっとそう作られたのだろう。5年前33歳で息子が自殺した髭のオヤジさん、「こうやって車で彷徨っていればどこかで息子に出会える気がする」そう言っていたのが一番心に残った。実は私にも出奔して行方知れずの息子がおります。。ノマドの人々とか、心の旅とか、そんな題名にせず、「ノマド・ランド」になっているのがミソだと思った。

P.N.「みっちゃん」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2021-05-08

アカデミー賞受賞作品と言う事で、コロナ禍の中でも期待して観ましたが、大きく期待外れでした。エンドロール中に離席する人達が多かったのが、映画の評価を物語ってます。

P.N.「破壊と再生(アマゾン&デザート)」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-04-05

ただ、淡々と自らの信念を貫き、ヴァン生活を続ける主人公。意志(ロック、岩)あるところに道は続く、である。

Amazonが、アメリカや日本の多くの人々の働く環境を劇的に変えたように、アマゾンとは、別目、破壊する者の違名である。

世界は常に変化し続ける、破壊と再生を繰返し。

出会う、すべてのノマド、又、人々を自らの生きざまを通して、語りかけ、背中を後押しする。

かつて、暮らした家の前
の砂漠、デザートは、雪解けを迎え、緑が芽吹く、砂漠の語源、種を撒く、繋げると言う役割を自然と担ってきた彼女。

過去を引きずり生きて来た彼女の想いも、氷解し、アマゾン(崩壊)、された生活にも、デザート(再生)への帰路へと向かう。

心に深い傷、痛み、様々な理由からすべてを失い苦しむ人々に、あからさまな助言はしないが、そっと背中を後押しする、主人公、ファーン。

意志(ロック、岩)あるところ道は続く、生き方が、もがき苦しむ人々の背中を迷える1歩を後押しする。

劇的でも大げさでもないが、確実に、そっと、静かに、勇気と希望を与える、新たな視点の作品。

P.N.「yasuki」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-04-03

行く先々での人との出会い、自然豊かな映像で旅をしたくなりました。
連れの人を亡くして行った先で働きながら生活して又旅に出てそれでいて誰とも交わることなく自分は意思と信念を貫き通す姿は共感しました。

P.N.「真浦塚真也」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-03-29

ロード・ムービーとしても、映画作品としても完成度が非常に高い作品。
ノマドと呼ばれる生活スタイルに対して、持ち上げるわけでも蔑むわけでもなく、時に明るく時に軽く時にシリアスに描かれていることに、逆に凄まじいリアルさを感じました。
フランシス・マクドーマンドの演技はさすが。周りが本物だらけなのに、そこへの溶け込み方が半端ない。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-03-29

終始地味な感じだったけど雰囲気のある作品で美しい風景が盛りだくさん。

予告編で暗い感じの作品だと思ってたけどそれ程でも無かった感じ。

鉱山が閉鎖となり社宅を追い出され、車上生活者となった60才を過ぎたファーンの生活を表現した文字通りのロードムービー。

お金が無くなれば働ける場所に移動。
そして働いてお金を稼ぐ繰り返し。
まさに遊牧民(ノマド)の生活。

ノマド達の仲間意識が高くて、物々交換をしたり、困った時の助け合う姿が印象的。
パンク修理のやり方や車内のトイレで使うバケツのレクチャーが面白い。

ある家のゲストルームで生活するように勧められるんだけど、ノマドに拘るファーン。
推測だけど亡くなった旦那の事を思い意地になってる感じに見えた印象。

とにかく美しい風景が盛りだくさん。
ロケハンにはかなり力を入れている印象。

ラストに昔、ファーンが住んでいた社宅に戻ってくるシーンが何だか泣ける。

Amazonのピッキング現場がメッチャでかくて驚きました( ´∀`)

最終更新日:2024-04-30 18:13:26

広告を非表示にするには