落下の解剖学 感想・レビュー 6件

らっかのかいぼうがく

総合評価4.67点、「落下の解剖学」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-08-29

ジェンダー視座な現代的なテーマが織り込まれたMystery仕立ての作品,描き方次第ではアンドレ・カイヤット監督アニー・ジラルドのヒロインのコンビの映画の衝撃な結末ヴァージョンも有りうるかも知れない

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-08-28

レビューを読むと期待の本篇,芥川龍之介の藪の中或いは黒澤明監督の羅城門とか松本清張原作の砂の器見たいな気がして来たんだなあ。実際は如何だろうかと想いながら劇場へと足を運ぶ。颱風が来ないうちに

P.N.「ノリ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-19

先ほど鑑賞。
さすが、数多の賞に輝く作品でした。

子供が知らずにすんだはずの
両親の生。

子供が感じていた
両親の生。

いつの間にか
静かに引き込まれていました。

事件の犯人は誰とは描かれていませんが
私は最後のシーンで
わかったような気でいます。

P.N.「yasuki」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-03-06

上質なミステリー作品。
流石アカデミー賞ノミネート作品という感じの映画で真実は何か事件の盲点を描いた作品。

P.N.「術中に嵌まる、そしてあなたは手中に落ちる」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-01

時系列は、逆ですが、この映画を観て、しばらく、あっ、松本清張の『砂の器』そして、作品名は忘れましたが、同氏のある映画が、思い浮かびました。

後で確認すると、ヒッチコックをかなり意識した作品のようですが、不思議ですが、松本清張さんは、かなり、ヒッチコックが好きだったようで、松本清張さんが、その術中に嵌まったのか?

作品は、その結末を迎えますが、やはり、その答えは、鑑賞者に委ねられています。

かなり、ゾクゾクと言うより、そわそわする感覚、動機は、意図はと様々な臆測と懐疑心が浮かんで来ます。

正に、術中に嵌まる(手中に落ちる)と言えるでしょう?

現実と虚構を生きる、その曖昧な識別し難いグレーゾーンに、答えはあるようです。

息子の証言の食い違いにヒントがあります。

アスピリンの副作用『めまい』のせいかも知れませんが、

解剖学とは、別名、去勢術とも言い換えられるようです。

あなたも、術中に嵌まっているかも知れません?

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-02-26

長めのセリフが多めの会話劇でスクリーンに引き込まれる映画。
本年度ベスト!

本作の邦題が秀逸!
自分は転落死した死体を解剖して事故の真実を究明して行く作品と思って鑑賞したけど全く違った(笑)
だけどタイトルに偽りは無かった!
この邦題を考えた方に座布団10枚差し上げたい(笑)

転落死した旦那の容疑者として妻のサンドラが法廷で戦う感じのストーリー。
視覚障がいの息子と愛犬、弁護人などが加わり終始緊張感のある作風がとても良かった!

本作は裁判で事件の真実を解剖する様に展開する感じ。
裁判で証言する登場人物達のセリフに引き込まれる。
長めのセリフが多めでドキュメント番組を観ていると錯覚する程にリアル。

裁判で提出される証拠品の数々が生々しい。
特にUSBに残されたサンドラと旦那の会話がリアル。
サンドラの隠された秘密が裁判で明かされて行くシーンが辛い。
被告人になるとあんな感じで秘密が皆に知られてしまうのが恐ろしい。

個人的にペットの犬に助演動物賞を差し上げたくなりました( ´∀`)

最終更新日:2024-12-02 15:53:40

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