コックリさん(2004) 作品情報

こっくりさん

夜の教室から怪しげな呪文が聞こえる。声の主は、転校生のユジン(イ・セウン)。彼女とその友人は机を囲み、イジメを繰り返すクラスメートに対して、“コックリさん”で呪いをかけていた。「コックリさん、コックリさん、オイデクダサイ。目覚めよ、そして、我が願いを叶えたまえ、ここに記した者たちに、恐ろしい呪いを…」。机の上には、クラスメートの名前が記されたノートが広げられている。ノートに直立するような姿で、ボールペンを握りしめるユジンたち。やがて、異変は起こった。ボールペンは、まるで意思をもったかのように、ひとりでにノートの上を動き始めたのだ…。翌朝、2年7組の29番の席で、変死体が発見された。被害者は、“コックリさん”で呪いをかけられクラスメートのひとり。やがて、呪いをかけられたほかの生徒たちも、次々と謎の変死を遂げていく。予想以上の結果にユジンは怯えていた。実は、“コックリさん”の呪いの効果を高めようと、ユジンたちは倉庫の奥深くにしまわれた“呪われた29番の席”を持ち出して、“コックリさん”を行ったのだ。そしてユジンは──友人たちには秘密にしているが──“コックリさん”の最中に、おぞましい「何か」の姿を目撃したのである。《呪われた29番の席》の物語──それは、校内に伝わる有名な怪談話であり、物語の舞台は、30年前にさかのぼる…。30年前、インスクという女子生徒(イ・ユリ)が、学校に転入してきた。彼女は視力を失っていたが、なぜか物を見ることができた。これを気味悪がったクラスメートたちは彼女をいじめ続けたが、ある日、彼女をいじめていた首謀者が、教室の窓から身を投げて死んでしまう。数日後、インスクは謎の事故死を遂げた。そして同日、原因不明の火災によって彼女の家屋は全焼し、焼け跡から彼女の母親の焼死体が発見された。さまざまな疑問点を残しながら、これらの事件は、村の怪談話として伝えられていった…。“コックリさん”を行った夜、ユジンたちが呼び寄せたおぞましい「何か」の正体とは? そして、“呪われた29番の席”という怪談話に秘められたおぞましい真実とは?

「コックリさん(2004)」の解説

いじめられっ子の転校生が悪戯で始めた“コックリさん”が怨霊を呼び起こし、際限のない呪いが次々と連鎖していくコリアン・ホラー。監督は、「ボイス」「友引忌」のアン・ビョンギ。出演はテレビドラマで活躍するイ・セウン、「友引忌」のキム・ギュリ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年4月23日
キャスト 監督アン・ビョンギ
出演イ・セウン キム・ギュリ イ・ユリ チェ・ソンミン チェ・ジョンユン ウン・ソウ
配給 ブエナ ビスタ
制作国 韓国(2004)
上映時間 92分

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最終更新日:2023-08-04 19:01:40

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