パピチャ 未来へのランウェイ 作品情報

ぱぴちゃみらいへのらんうぇい

1990年代、アルジェリア。大学生のネジュマ(リナ・クードリ)は世界中の女性の服を作るデザイナーになることを夢見ており、ナイトクラブに繰り出しては仲間たちからドレスの注文を受けていた。しかしイスラム原理主義が台頭し、首都アルジェではテロが頻発。女性のヒジャブ着用を強制するポスターが至る所に貼られ、外国語教育が弾圧されるなど、横暴が加速していった。そんな強制に屈しまいとするネジュマは、ある悲劇をきっかけに、自分たちの自由と未来のために命がけでファッションショーを行うことを決意する。

「パピチャ 未来へのランウェイ」の解説

1991年に始まったアルジェリア内戦を背景に、イスラム原理主義による女性弾圧を描いた青春ドラマ。ネジュマはファッションデザイナーを目指しているが、イスラム原理主義が台頭し、ヒジャブ着用の強制など横暴が加速。強制に屈しまいとする彼女を悲劇が襲う。タイトルのPAPICHA(パピチャ)とは、アルジェリアのスラングで、愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性を指す。アルジェリアに17歳まで暮らしたムニア・メドゥール監督の経験から、本作が生まれた。第45回セザール賞新人監督賞(ムニア・メドゥール)・有望若手女優賞(リナ・クードリ)受賞。第72回カンヌ国際映画祭・ある視点部門正式出品作品。第92回アカデミー賞国際長編映画賞アルジェリア代表作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2020年10月30日
キャスト 監督ムニア・メドゥール
出演リナ・クードリ シリン・ブティラ アミラ・イルダ・ドゥアウダ ザーラ・ドゥモンディ ヤシン・ウイシャ アイーダ・ゲシュド メリエム・メジクラーネ ナディア・カッチ
配給 クロックワークス
制作国 フランス=アルジェリア=ベルギー=カタール(2019)
上映時間 109分

(C) 2019 HIGH SEA PRODUCTION – THE INK CONNECTION – TAYDA FILM – SCOPE PICTURES – TRIBUS P FILMS - JOUR2FETE – CREAMINAL - CALESON – CADC

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「たっちゃん」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2021-04-10

日本から見るとイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の区別が中中付ききづらいしその習慣もあまり理解する事はできません
サウジアラビアでは女性の権利が認められサッカー場への入場も認められ車の免許も認められたといいます
ですが日本から見るとどういう風な感じたのがやはりピンと来ません 、アルジェリアとナイジェリアの区別もよくつかない人間にイスラム原理主義の考え方は理解するとか中中、困難の様です
ヒジャブという中東独特の女性を解放させない服装にもよくは分かりません
でも少しずつ世の中は変わっていくのでしょう、日本が少しずつですが変わってきた様に、しかし達するにはかなりの犠牲がつきものの様です。

最終更新日:2022-07-26 11:03:18

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