『バースデー・ワンダーランド』各界の案内人が松岡茉優に GW の過ごし方を伝授!アヌシー国際アニメーション映画祭ノミネートにも喜び“案内人”限定試写会イベント

『バースデー・ワンダーランド』各界の案内人が松岡茉優に GW の過ごし方を伝授!アヌシー国際アニメーション映画祭ノミネートにも喜び“案内人”限定試写会イベント
提供:シネマクエスト

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』など世界35以上の映画賞に輝き、先日にはアニメーションの国際映画祭として最も権威のある映画祭「2019 アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編映画コンペティションにも正式ノミネーションをされ話題沸騰中の、大人が泣けるアニメーションの巨匠・原恵一監督が描く最新作『バースデー・ワンダーランド』(ワーナー映画配給)がついに 4 月 26 日(金)より全国公開する。原作は、子どもから大人まで幅広い世代に愛され続ける不朽の名作、柏葉幸子著「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)、その世界観を表現するキャラクター/ビジュアルアーティストに、日本をリスペクトしてやまないロシア出身の新進気鋭の若手イラストレーター、イリヤ・クブシノブを原監督自ら抜擢し、“まったく新しい映像世界”作り上げた。

カラフルでワクワクの“不思議な世界(ワンダーランド)”の救世主として連れ出された主人公アカネが様々な場所に案内される作品にちなみ、日本各地よりキャビンアテンダントやバスガイドなどのプロの案内人たちを招いた『案内人試写会』が都内にて開催された。スペシャルゲストとして主人公の声を務める女優の松岡茉優を招き“案内”のプロから見た映画に登場するワクワクシーンや、もうすぐ始まる幸せ色に満ちたゴールデンウィークの過ごし方について語り合った。 自分に自信がない主人公アカネ役の松岡は MC から「アヌシー映画祭にノミネートされたとのことで、松岡さんが出演された『万引き家族』はカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞していますし、ひょっとしたらなにかあるんじゃないですか?」と聞かれると松岡は、「本作はキャラクターデザインをロシア人のイリヤ・クブシノブさんが手掛けていることもありますし、主人公がワンダーランドで冒険をするといった物語は世界から見ても普遍的に楽しんでいただける話ですので、原監督の映画を世界中の人に見てもらえるチャンスが出来て嬉しいです」とアヌシー映画祭に期待を寄せるコメント。劇中で印象的だったシーンに関して、「車に乗って(叔母の)”チィ”と水に飛び込むシーンで、魚がまるでクジラのように大きくて透明感がすごくて、まるで自分も泳いでいるみたいでした」と見どころを語った。

次に「案内のプロ」としての視点で松岡にインタビュー形式で話を聞いてもらうコーナーになり、劇中でアカネを案内した市村正親演じる”ヒポクラテス”に関して、「(市村さん)ご本人はとても気さくな方ですが、演じたヒポクラテスは真面目で堅物すぎて小学校 6 年生のアカネには少々厳しいと思いますが、劇中で“ある姿”に変身するシーンは、二人の市村さんが楽しめる見どころシーンです」と案内人・ヒポクラテスについて語った。会場に駆け付けた現実世界の案内人を指名する場面で、【自由が丘の街】の案内人『セザンジュ』が一人目として指名されると、「ボランティアで自由が丘のおすすめのランチスポットやインスタ映えするスポットをその人に合わせて紹介しています」と答え、松岡は「アカネは引っ込み思案で自分が行きたい場所をうまく伝えられない子ですが、そういう人が来た場合はどうしますか?」と問うと、「おなかが空いているか、何が好きか、好みに合わせて紹介しています。」と案内人としての極意をレクチャーした。

次に指名した案内人は【若い女性タクシードライバー】だったことで、驚きつつも「アカネは小学校6年生なのであまりそういうお客さんは乗車しないと思いますが、お客さんから運転中に何か聞かれたりしますか?」と聞くと、「逆に、自分が知らない裏道や昔の地形などをお客さんに教えてもらえます」と答えられると、「本作の案内人のヒポクラテスみたいな少し真面目で堅い人のことはどう思いますか?」と同じ案内する立場のヒポクラテスについて聞くと「私がまだ新人でヒポクラテスというよりアカネと同じ立場なので、ああいう人がいるとありがたいです」とコメント。

3人目の案内人は【日本観光学生連盟でボランティア】をしており、「100 人くらいのサークルで、大学生に向けて勇気や自信を与え、新たな一歩を踏み出してもらう活動をしている」と答えると、松岡はサークルの規模数に驚きながら、「そんなにたくさんいると、劇中の序盤のアカネの女子グループでのいざこざなんてちっぽけですね」と主人公アカネの性格が表れているシーンと絡めてコメントした。色々なプロの案内人から「案内」に関して語りあった松岡は、MC から今年のゴールデンウィークはどう過ごすかを聞かれると「100 人くらいの人と出会っても大丈夫な力をつけて、タクシーに乗って自由が丘に行くと思います」とそれぞれ指名した案内人たちになぞらえ、笑いを誘った。

最後に「本作は水が出てきたり座席が動くような映画ではないですが、アカネと一緒に冒険してショートトリップしたような体験ができる映画です。クライマックスに向けて、milet さんの曲と共に子どもの頃から流していないような涙が溢れてきます。ぜひゴールデンウィークにお近くの映画館で体験してください。『クレヨンしんちゃん』や『河童のクゥと夏休み』など、私たちを子供に戻してくれる映画を原監督が作ってくださることに感謝しながら、私と同じ気持ちになってほしい」とコメントし、イベントを締めくくった。

最終更新日
2019-04-22 12:00:36
提供
シネマクエスト(引用元

広告を非表示にするには