「死後の告白のように作りたかった」『ZAPPA』アレックス・ウィンター監督より日本公開に向けてのメッセージが到着

「死後の告白のように作りたかった」『ZAPPA』アレックス・ウィンター監督より日本公開に向けてのメッセージが到着

アーカイヴ貯蔵庫への自由なアクセス権とそこに含まれた素材により、当時の政治的混乱から逃れることのなかった巨人の音楽キャリアとその背後にある私生活を探求する-。
60年代以降、圧倒的な独創性とともに土星人サン・ラーやエルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュと並ぶ音楽史上最大規模のディスコグラフィを築き上げたアメリカの作曲家、編曲家、ギタリスト、ロック・ミュージシャンであり、あらゆる芸術における先駆であったフランク・ザッパ(1940.12.21-1993.12.4)の革新的人生に迫る、初の遺族公認ドキュメンタリー映画『ZAPPA』がいよいよ4月22日(金)より公開となる。
映画公開直前、本作の監督アレックス・ウィンターより日本公開に向けてメッセージが届いた。

<アレックス・ウィンター監督メッセージ>
私は歴史を追ったスタンダードなミュージシャンの伝記映画には興味はなく、その時代のアメリカという国において妥協なく芸術家としての道を歩んだ、とても難しく、大変な困難に立ち向かったアーティストの人生の道のりを描きたいと思ったのです。制作にあたり、まずはスタッフと協力して、我々の作りたいと思っている作品の方向性やムードを示す短いフッテージを作り、フランク・ザッパの遺族に提示しました。ザッパ家は皆、この映像を気に入ってくれて、フランクの未亡人であるゲイルと実際に会うことが実現し、その場でドキュメンタリー映画の企画について打診してみました。ゲイルは私のアイデアにとても共感してくれてプロジェクトを承認し、フランクの個人的なアーカイヴ素材へのアクセスも許可してくれたのです。また私は100%のクリエイティブ・コントロールと最終編集権を与えられ、外部からの指示は一切なく、自分の当初のビジョン通りに作品を作り上げることができました。ゲイルには本当に感謝しています。
『ZAPPA』制作の過程で私は毎日、フランク・ザッパに関しての新たな発見と出会っていました。素材として特にありがたかったのは、ギャリック劇場の映像と晩年、生前最後のビデオ素材です。フランク・ザッパ自身の言葉で、首尾一貫した作品の芯を作り上げることが私にとって非常に重要なことでした。映画自体がザッパの死後の告白のように感じられるように作りたかった。私は人々がフランク・ザッパの作品を好きであるか、フランクのことを人間的に好きであるかに関係なく、映画を観た人がこの芸術家としてのフランク・ザッパと、彼の挑戦的な人生の旅に魅了されることを望んでいます。そして、『ZAPPA』が日本で公開されることにとても感謝しています。日本の皆さまが楽しんでくれることを願っています。

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最終更新日
2022-04-21 12:00:00
提供
映画の時間編集部

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