アカデミー賞(長編ドキュメンタリー賞)受賞作『フリーソロ』本編冒頭映像解禁

アカデミー賞(長編ドキュメンタリー賞)受賞作『フリーソロ』本編冒頭映像解禁

全世界を興奮と熱狂の渦に巻き込み、本年度アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、2018 トロント国際映画祭観客賞、2019 英国アカデミー賞を受賞(共にドキュメンタリー部門)など、世界で 45 賞ノミネート、20 賞受賞の快挙を成し遂げた傑作『フリーソロ』ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作による本作は、稀代のクライマー、アレックス・オノルドによるカリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンにフリーソロで挑む一部始終を臨場感溢れるカメラワークで捉えている。監督は 2015 年の山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』で絶賛を博したエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チンのコンビで贈る。冒頭から目を疑うような光景が続出し、誰もが手に汗を握り、息をのまずにいられない驚異の傑作、その全貌がついに明らかになる。

この度解禁となった冒頭映像は、大きな岩が映し出されかと思いきや、思わずぞっとしてしまうほどの、断崖絶壁が目に飛び込んでくる。鋭く切り立った岩壁にフリーソロ・クライマー、アレックス・オノルドの姿が目に留まる。鳥の鳴き声が響き渡る、雄大な自然を背に、彼は黙々と頂を目指し登る。彼は命綱をつけていない。落ちたら即死の環境下でも迷いなく、するすると登る彼の姿に、しばし呆気にとられる。次に映し出されたのは、TV番組に出演するオノルドだ。「少し足を滑らせただけで死んでしまうのよね?」と問う、コメンテーターに「そう。よくお分かりで」とあっけらかんと答えてみせる。続けて「いつ死ぬかわからないのは皆同じ。登ることで“生”を実感できるんだ」と彼は言い切る。落ちれば即死!の挑戦について聞かれると「もちろんより高い集中力が必要になる。失敗(死)に向かって、ただ突き進んでいるわけじゃないよ」と語るも、「実際、突き進んでいる感覚がないから、逆に危険かもね」と語る姿が収められている。本作の主人公は、アレックス・オノルド。ロープなどの安全装置を一切付けない「フリーソロ」で世界的に知られる、クライミング界の若きスーパースターだ。超人的な精神力と、卓越したスキルを兼ね備える彼は、世界中を駆け巡り、幾多のビッグウォールを攻略してきた。そんな彼の次なる野望は、難攻不落と呼ばれる巨岩エル・キャピタンに素手で挑むことであった…。

人類史上最大とも呼ばれる、歴史的な挑戦を余すことなく収めた、奇跡のドキュメンタリー『フリーソロ』は、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国大ヒット公開中。

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最終更新日
2019-09-13 10:00:00
提供
映画の時間編集部

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