映画感想・レビュー 162/2636ページ

キングダム 見えざる敵:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-13

1996年にサウジアラビアで実際に発生した爆破事件をヒントにしたというものの、映画の設定は、アメリカでの3.11同時多発テロ以降の国際情勢を踏まえた上での展開となっているのは明らかだ。

アメリカなど西側諸国とイスラム世界との対立というデリケートな問題を、エンターテインメントのモチーフにしてしまうところに、アメリカ映画界のしたたかさを感じざるを得ない。

キングダム 見えざる敵:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-13

ただ、現地の国家警察に徹底的に監視され、活動を規制されたFBIチームの捜査は一向に進まなかった。
そこで、業を煮やしたフルーリーは、王子に直接訴えるという行動に出るのだ。

当初、対立を繰り返した国家警察のガージー大佐とも次第に共鳴し、テロ組織の深部へと迫っていくのだった--------。

主人公のFBI捜査官、現地警察の大佐、そしてテロ首謀者のいずれの背後にも、家族、特に子供の存在を描き込んだところが、この映画のミソだと思います。

アメリカ映画らしい発想といえばそれまでだが、信仰や立場が違う人々の間に、共通項を示したところに工夫が見られると思います。

キングダム 見えざる敵:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-07-13

イスラム過激派によるテロを題材にしたアメリカ映画「キングダム/見えざる敵」は、国際情勢に向き合う社会派映画というよりは、衝撃と緊迫感あふれるアクションシーンで見せる娯楽作品に仕上げていると思います。

サウジアラビアの外国人居住地区で、銃の乱射と大規模な自爆テロ事件が発生し、現地に駐在していたFBI捜査員も巻き込まれてしまった。

ワシントンでこの悲報を聞いた上司のフルーリー(ジェイミー・フォックス)は、現地捜査を願い出るが、司法長官の政治的判断で退けられてしまう。

テロ組織への資金流出をネタに、駐米サウジアラビア大使と取引したフルーリーは、5日間の捜査の許可を得て、3人の部下を連れて現地へ乗り込んだ。

スペル:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-13

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ホラー映画の技法は、タイミングのずらし方にそのポイントがあります。
怖くなるぞ、怖くなるぞとゆっくり盛り上げ、ふっと軽く安心させて、緊張がゆるんだ瞬間にどっと襲い掛かる———。

この呼吸が絶妙なので、首などが斬り落とされなくても怖くなります。
凡百の出来の悪いホラー映画だと、終わりには恐怖に慣れてしまいますが、この「スペル」は、後になるにつれて、もっと恐ろしくなってきます。
最後まで、安心して怖がられるのです。

そして、何といっても、この映画の素晴らしいところは、全編に渡ってユーモアが満ちあふれているところだ。
恐怖とユーモアは紙一重だとよく言いますが、まさにこの映画は、そのあたりの案配が、実に絶妙なんですね。

また、恐怖のネタもハンカチ、携帯電話、蝿、そして入れ歯と、怖がりながらも、つい笑ってしまうのだ。

とにかく、この映画は徹底して不真面目なんですね。いい加減なんです。
そして、それこそが、”アメリカン・ホラー”の伝統であり、痛快B級ホラー映画の復活たりえているのだと思います。

スペル:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-13

このあたりは、例えてみるとポルノ映画によく似ている気がします。
裸に頼れば頼るほど映画ではなくなるように、残虐シーンに頼れば頼るほど映画としてはダメになると思います。

最近の多くの”アメリカン・ホラー”は、そこを誤解しているような気がします。
実物そっくりを目指したためなのか、コンピューター・グラフィックス(CG)に頼る残酷シーンばかりが増えて、よほど悪趣味の人でなければ、観る気にならないのではないかと思います。

そして、その行き着く果てが、日本製のJホラーのリメイクを作るところまで、落ちぶれてしまったのだと思います。

このようなホラー映画を取り巻く惨状を前に、敢然と立ち上がったのが、我らがサム・ライミ監督なんですね。

このサム・ライミ監督は、当時、「スパイダーマン」シリーズなどの大作路線に走っていたのですが、もともとは”ポップカルチャー”としてのホラー映画を熟知した人。
この「スペル」は、「死霊のはらわた」の初心に戻って撮っているのです。

スペル:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-13

大好きな監督、サム・ライミ。そして、大好きな映画「スペル」。

このサム・ライミ監督の映画「スペル」は、老婆に呪いをかけられた女性が直面する、恐怖の3日間を笑いと恐怖で描いた、ホラー映画の傑作だと思います。

お話自体は、お馴染みの筋書きですが、実は、この作品は”アメリカン・ホラー”の久し振りに見る愉快、痛快な大傑作だと思います。

首が飛んだり、血が噴き出したり、人体に危害が及ぼされるのがホラー映画の特徴ですが、とはいえ、現実の肉体に似れば似るほど悪趣味に堕して、映画的な表現から遠ざかってしまうものです。

実物にそっくりにしないままで、我々観る者を怖がらせるのが、まさにホラー映画の妙味、醍醐味なのだと思います。

昔のホラー映画は、厳しく規制されていたため、実物そっくりに映せないから、逆に映画らしい工夫が数多くあったと思います。
何でもありになってしまうと、喜ぶ人も確かにいるだろうが、それではもう映画ではなくなってしまうと思うのです。

モスラ(1996):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-13

むろん、いい妖精たちがそれを許すはずはなく、地球の守護神モスラをその棲み家インファント島から呼び寄せ、デスギドラと対決させる。

しかし、デスギドラの圧倒的な強さの前にモスラは敗退を遂げてしまうのだった-------。

この平成モスラは、地球環境問題や家族の絆などのテーマはあるが、明るいSFファンタジーであり、核実験や人間不信など、ドラマに影のあった昭和モスラに較べて軽く感じてしまう。

またこの映画の前年までの平成ゴジラシリーズで、都市の破壊に次ぐ破壊にしびれた怪獣映画ファンも、大自然を背景に戦う平成モスラには、ちょっと肩透かしを食らったように感じるかもしれない。

デジタル合成もミニチュア特撮も、出来はいいだけに実に惜しいと思う。

モスラ(1996):P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-07-13

平成モスラの第1作目にあたる、この米田興弘監督、川北紘一特撮監督の「モスラ」には、昭和モスラと同じくインファント島が登場するが、かつての水爆実験によって汚染され、外来者に小美人やモスラの卵を奪われる虐げられた島ではない。

開発が進む北海道の森林で、奇妙なメダルが発掘される。
そのメダルを巡って、インファント島で暮らすエリアス族の生き残りの悪い妖精(羽野晶紀)と、二人のいい妖精(小林恵と山口紗弥加)が、手からビームを放ち、時には小さなモスラ状のフェアリーに乗って空中戦を繰り広げ、メダルは悪い妖精の手へ。

悪い妖精は、そのメダルで北海道の巨大な岩に封印されていた、宇宙から飛来した強大な破壊獣デスギドラを解放、地球危うし!?-------。

ザ・ダイバー:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-13

熱演だけれど、大仰には見えない自然さがあり、とても好感が持てました。
それから、サンデーの奥さんを演じているシャーリーズ・セロンも良かったですね。
この女優さんは、こういうアブナイ感じのキャラを演じさせたら天下一品ですね。
美しいし、本当に素敵な女優さんです。
そして、この映画の最大の見せ場は、重い潜水服を着たブラシアが、とある場所を歩くシーンですね。
見ているだけで力が入ってしまいました。

ザ・ダイバー:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-07-13

実話を元にしている映画を見ると、純然たる事実と受け狙いの脚色の境目に漂うあざとさを感じてしまうことがあります。
それでも感動の実話ものの映画を見ると、文字通り感動して、世の中には凄い人がいたもんだ—–と、驚いてしまいます。

この映画の主人公である、黒人で最初のマイスター・ダイバーとなったカール・ブラシアの物語も例外ではなく、この人も絶対に諦めない人、そのものだと思いました。
でも、いったい、どこまでが純然たる事実なのかと、ふと疑問に思ってしまったのです。
あまりにもスーパーマン的に描かれているのが、その原因だと思いますが——-。

この映画には色々なエピソードがあるのですが、中盤を少し過ぎたあたりまで、それらが全部ぶつ切り状態に見えてしまいました。
エピソードがすんなりと繋がっているように感じなかったのです。
何となく舌足らずな脚本も気になりました。

だが、そういう欠点はあるものの、カール・ブラシアを演じているキューバ・グッティングJrと、その教官であるビリー・サンデーを演じているロバート・デ・ニーロは圧巻でしたね。

大いなる男たち:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-13

戦争が終わったとはいえ、元北軍と元南軍の立場の人間が、急に仲良くするのは難しかったのでしょう。
それにしても、男たちが派手に殴り合いをするシーンなどは、妙にわざとらしくステレオタイプの演出で、マクラグレン監督にいつもの冴えがありません。

他にも先住民族への偏見とか、身分違いの恋愛とかが絡んでいて、いつかどこかで観たことのある話だなという印象は否めません。

映画としてはいろいろ不満な点はありますが、やっぱりこの二人の元大佐の友情シーンには、胸にジーンとくるものがありますね。

とにかく、こういう映画は、もう完全に割り切って、ジョン・ウェインとロック・ハドソンという2大スターの競演と雄大な西部の風景を楽しめばいいのだと思います。

大いなる男たち:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-07-13

この映画「大いなる男たち」は、公開当時ほとんど話題にならなかったそうです。
ジョン・ウェインとロック・ハドソンという当時の2大ビッグスター競演という大作西部劇も、恐らく同年に公開されたサム・ペキンパー監督の「ワイルドバンチ」の前では、すっかり影が薄くなってしまったのかもしれません。

実際に観てみると、オーソドックスで地味めなアンドリュー・V・マクラグレン監督の演出なので、観て時間が経ったら内容をすっかり忘れてしまいそうな映画です。

この映画は南北戦争終結直後の混乱した時期が舞台になっていて、主演のジョン・ウェイン演じるヘンリー・トーマスは元北軍の大佐、ロック・ハドソン演じるラングドンは元南軍の大佐で、この二人の男の出会いと触れ合い、そして友情を描いた西部劇というわけです。

メキシコ革命軍のインチキ臭い将軍が出てくるあたりは、いかにもという感じですが、3,000頭の馬が駆け抜けるシーンは、さすがに西部劇ならではの迫力があって見応え十分です。
やっぱり、西部劇にはこのように多くの馬や牛が出てくると、さすがにワクワクしてきますね。

スペル:P.N.「通りすがり」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-07-13

お婆さんの酷い八つ当たりから始まったこのホラー
そして最後は術師との対戦 ここが一番面白かった
ただ主人公が可愛い系の顔のせいか、怖さがイマイチ自分には伝わりにくかった

ザ・ウォッチャーズ:P.N.「ハムハム」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-07-12

シックスセンスなどのナイト.シャラマン監督の映画だということ以外何の予備知識もなく見に行ったのがよかった。

実はシャラマン監督の娘さんの映画でしたが、湿り気のあるシャラマンワールドは受け継がれていて、予備知識が無い分ヒロインと同じ目線でハラハラドキドキできた。

この父娘の映画の世界観は、ありえないことと現実のパラレルワールドができていること。秀逸。
ホラーやミステリーという次元を超えた映画を見せてもらえた。
不思議な余韻が今も続いている。
夜遅い時間に観るのをオススメします。

座頭市牢破り:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-07-12

この座頭市シリーズ16作目の「座頭市牢破り」は、勝つプロダクションの第1回作品で、社会派の巨匠・山本薩夫が監督をしている。

座頭市は、ヤクザ同士の喧嘩で、朝五郎という百姓に味方する親分の人柄に惚れるが、数か月後に再会した朝五郎は、百姓たちを苦しめる、宇久得ヤクザになっていた---------。

三國連太郎が、途中で性格が豹変する、屈折した複雑なヤクザの親分巧演していて、流石だ。

キングダム 大将軍の帰還:P.N.「ハナ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-12

TVやコミックを見ていたけれどそれを上回る完成度でした。
最後に発した「大将軍の帰還」の意味がまた 涙を誘った。
初めて見る人は全て理解したのかはわからないがわからなかったら映画見直してアニメ見直してコミック読み直して欲しい。それくらい時間費やしても後悔がない映画と思います。
久しぶりの号泣、、また観に行きます

未来世界:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-12

チャックに、当時AIPの看板スターだったピーター・フォンダ、トレーシーにブライス・ダナーが扮し、前作に引き続き、ユル・ブリンナーがトレーシーの夢の中に登場するガンマン役でゲスト出演している。

宇宙飛行の場面にはNASAのヒューストン有人宇宙センターで撮影したフィルムを挿入したりして、現実味を出したりしていたが、映画そのものは、あまり面白味のない作品になっていたのが残念だ。

最終更新日:2026-03-23 16:00:02

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