- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-02-26
地味ながらもスリルと緊張感が半端ない戦争映画。
呆気なく終わったかと思いきや、第2幕が始まる感じで満足度は高め!
第2幕のストーリーがメッチャ良かった!
アフガニスタンでタリバンの武器や弾薬の隠し場所を見つけ破壊する地味なミッション。
曹長のキンリー率いる部隊にアフガニスタン人の通訳、アーメッドが同行。
武器倉庫を発見し破壊に成功するもののタリバンに報復される展開。
攻撃され唯一生き残ったのは足を負傷したキンリーとアーメッド。
100㎞以上離れた基地まで生還するストーリー。
タリバンに見つからない様に車を使う事が出来ず、キンリーを担架や押し車に乗せて基地に戻ろうとする中、タリバンの攻撃を何とか避けながら帰還できるかが見所。
何とか基地まで戻る事が出来てからの第2幕が始まる感じが予想も出来なかった!
後半のストーリーが本作のメインって感じ。
これは泣ける(笑)
ネタバレになるので詳細は書けないけど流石の監督!
エンドロールで映される写真を見ると本作は実話ベースなのか?
なんて素敵な物語なんでしょうか。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-02-26
長めのセリフが多めの会話劇でスクリーンに引き込まれる映画。
本年度ベスト!
本作の邦題が秀逸!
自分は転落死した死体を解剖して事故の真実を究明して行く作品と思って鑑賞したけど全く違った(笑)
だけどタイトルに偽りは無かった!
この邦題を考えた方に座布団10枚差し上げたい(笑)
転落死した旦那の容疑者として妻のサンドラが法廷で戦う感じのストーリー。
視覚障がいの息子と愛犬、弁護人などが加わり終始緊張感のある作風がとても良かった!
本作は裁判で事件の真実を解剖する様に展開する感じ。
裁判で証言する登場人物達のセリフに引き込まれる。
長めのセリフが多めでドキュメント番組を観ていると錯覚する程にリアル。
裁判で提出される証拠品の数々が生々しい。
特にUSBに残されたサンドラと旦那の会話がリアル。
サンドラの隠された秘密が裁判で明かされて行くシーンが辛い。
被告人になるとあんな感じで秘密が皆に知られてしまうのが恐ろしい。
個人的にペットの犬に助演動物賞を差し上げたくなりました( ´∀`)
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-02-26
2人の女性の友情が徐々に愛情に変化していく感じを表現した韓国映画。
本年度ベスト!
悲しい事実が組み込まれた作品なんだけど自分的に素敵な作品に思えた。
小学生からの仲良しのミソとハウン。これに加えイケメン男子のジヌが加わり、この3人を中心に展開するストーリー。
転校して来たハウンとミソが仲良くなり一緒に行動する事が増え、ある事を理由に疎遠となりながらも大人になって再開する感じ。
高校時代のミソとハウンの青春時代を謳歌しているシーンがとても良い!
ゲーセンや海で遊んだり、あるお店から逃げ出すシーンなどが眩しすぎる(笑)
出だしのシーンである出来事が予想されちゃうんだけど鑑賞中、そんな事も忘れてからの事実が悲し過ぎた。
ミソやハウンが小学生から大人になるまでの顔立ちに違和感が無いのが不思議(笑)
悲しい作品なのに何故か多幸感に満ち溢れた作品だった印象。
ミソのこれからの人生がどうなるのか?
メッチヤ興味があります( ´∀`)
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-26
アメリカの軍の前准将のバート・ランカスター扮する、ローレンス・デルら四人が、ICBM基地の核ミサイルに侵入し、これを占拠した。
そして、そこには、9基の核弾頭付きのミサイルがあった。
出るは、新任のスティーヴンス大統領に、ベトナム戦争の機密文書「9759」を国民に発表しろと要求した。
これが発表されると、アメリカ合衆国の崩壊の危機に見舞われ、逆に要求を拒絶すると、ミサイルが発射され、世界核戦争となり、アメリカも壊滅するのだ。
ロバート・アルドリッチ監督は、1977年に1981年という近未来に設定した政治映画で、国民に対する政府の責任を問いかけた。
軍首脳部の非常手段で、デルも大統領もあっという間に射殺されてしまった。
アメリカ合衆国の最後は免れたが、国家安全優先の非情さがクローズアップされる幕切れだった。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-26
この映画「斬る」は、柴田錬三郎の原作を新藤兼人が脚色、市川雷蔵主演、三隈研次監督による時代劇だ。
お家騒動に巻き込まれ、手討ちとなった腰元と、出家した侍との間に生まれ、他家に養子に出された悲運の子が、剣を生き甲斐とし、数々の生死の境地を彷徨いながらも、遂に、自ら死んでいくまでの生涯を三人の女性の死に様を通して、硬質に映像美たっぷりに描いた大映時代劇の傑作だ。
母親、養父の娘、弟の身代わりとなった通りすがりの武家の女と、三人の女の死に直面した主人公が、虚無の淵に立ちながら、己をテロリストへと駆り立てていく過程を、シュールな手法と端正な語り口で表現していると思う。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-26
小女の孤独な心を優しく包み込むようにブラシングする叔母さん~ぶっきらぼうにそっとお菓子を置く叔父さん~夏休みが終わることを知らせるラジオを消す叔母さん~二人で水汲みに行く~牛小屋を掃除する二人~全てが愛に満ち満ちてる美しい~ラストのコットが帰る叔母、叔父を追いかけ走るシ―ンに落涙する!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-26
今朝のNHKラジオ深夜便絶望名言は壺井栄著二十四の瞳,木下惠介監督の原作尊重の姿勢と泣かせるシーンの多い映画化の魅力
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-26
また本篇のタイトルを廻って色々論議が在るとも訊くけど合衆国での少年とサギと云う公開名は流石にシンプルだ!オーストラリア映画にもペリカンと少年と云う名作が
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-26
ヴィム・ヴェンダース監督最新作品の昨年行われたPERFECT・DAYSカンヌ国際映画祭主演男優賞受賞の記者会見を観て居たら同席した田中泯が自分の演じた役処を初めルンペンと云ってからホームレスと言い直す場面が有った。役所広司はルンペンに懐かしい響きだねとも。其処でルンペンからちょいと連想されたのは本篇のチャップリンの放浪紳士の姿。ロード・ムービーの原点には無声映画の要素が在るに違い無い哉
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-02-26
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
映画に出てくる橋は、阪神淡路大震災の後、積み忘れた自転車をこいだ場所、そして、大阪での生活に一区切りして、兵庫へ帰宅する時、渡った橋。
その時、頭に、KANの♪愛は勝つが流れて来ました。
兵庫へ帰り、不安の中で教会の前のベンチに座ると前の飲食店から、外に向けて、ビートルズの♪レット・イット・ビーが流れて来ました。
前田敦子さんの歩き回る場所は、良く、散歩した場所で、どこかのお寺の前に、貼り紙があり、「じっと堪えよ、福寿草、やがて花咲く、春は来にけり」と言う言葉が、
困難状況、辛い時でも、何か、不思議な存在が、応援していると感じます。
生きることを諦めないで、是非、堪えることは、自分を強くすることと信じて生きて欲しいと思います。
不思議な巡り合わせの、ご縁の作品、ほんと、驚きです。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-25
この映画をまた観た。やはり人間というものを見事に追求していると思った。この映画では沢尻エリカさんが出演されている。私は沢尻エリカさんの大ファンだ。沢尻エリカさんは2月に欲望という名の電車という舞台で復帰された。私はファンとして東京公演の初日に沢尻エリカさんに直接、祝電を送らせて頂いた。そして23日の大阪公演に出かけた。沢尻エリカさん他、素晴らしい俳優陣でほんとに心に響いた。沢尻エリカさんの演技はパーフェクトだったと思う。それだけにこの映画はやはり興味深かった。ストーリーが進むにつれて、太宰治を通して確かに人間というのはこんなものだと感じた。私はこのような視点に立って、あらためて人生を見直すことが大切だと思う。最高のエンターテイメントだと言えるだろう。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-25
キネマ旬報第一位の凱旋で観た。
人種、政治体制、貴賤、性的指向など全ての違いに関係なく全て人が生まれてから死ぬまでする脱糞。つまり、せかい平等の摂理で生命の象徴。Putin,Trump,Kim,Xi皆同じ。
汲み出す彼等がいなければ皆困るのに、蔑みこそすれ、感謝しない不条理。
「きく」はそれを生み出すので、それが良く分かるのだ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-25
映画業界の内容であるが、業界のことを知らなくても楽しめる映画。
役に没入する映画でもあるが、高明監督の今作品はそれ以上のものを観客に感じさせてくれる。
タイトルの「スポットライトを当ててくれ!」について、想定を超えた真の意味がわかる映画。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-25
この映画「レマゲン鉄橋」は、レマゲンの鉄橋をはさんで、5万のドイツ軍に対抗した、アメリカ歩兵部隊の凄絶な戦いぶりを描いたアクション映画だ。
この橋は、ライン河にかかるもので、第二次世界大戦中、アメリカ軍がドイツ軍の破壊による撤退作戦から、見事に守り抜いた唯一の橋なのだ。
劇中、戦闘によって、街が破壊されていくシーンの迫力は圧巻。
この破壊される街は、チェコスロバキアの実際の街で、その地下に炭坑が発見されたために、取り壊すことになっていたものだと言われている。
まさしく、本当の本物の魅力が、画面に圧倒的な迫力で滲みでている。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-25
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
映画を作っている主要の4人が、ちゃんと傷ついて、それでも真面目で
素敵な映画だった。
舞台挨拶も、感動した
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-02-24
何不自由なく平穏に暮らしてる人にはハマらんのとちゃうかな。政治家が豊かな暮らしをしているうちは、こんな事件が増えるでしょう。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-24
この映画「オープニング・ナイト」は、ジョン・カサヴェテス監督が49歳の時の作品。
製作費はほとんど彼の出資でまかなったと言われている。
途中、撮影中断があったのは、資金が続かなかったゆえ。
愛妻ジーナ・ローランズを起用して、老いを迎えつつある、有名舞台女優の錯乱と葛藤、ステージに出る前の恐怖と狂気をみすえていく。
映像表現の枠を無視してまでも、俳優に肉薄し、虚構の中で真実を浮き彫りにしようとするジョン・カサヴェテス監督の真骨頂を堪能できる。
圧倒的にジーナ・ローランズが素晴らしいが、野心に溢れた俳優を演じたジョン・カサヴェテスの控え目さが印象に残る。
俳優ジョン・カサヴェテスを使いこなせるのは、彼自身しかいないのだ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-24
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
とにかく、絶対みんな 観るべき。
最初はどうかなと思ったけど、徐々にひきこまれ、少女の行動全てが愛おしく、引き込まれていった。
ベテラン俳優の素晴らしさ、主役の子の初々しさと存在感がとてもよかった。
何よりも生き方を考えさせられた
もう一度観たかったが、中洲は終わってしまた涙
口コミでもっと広がればいいのに
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-02-24
たくさんの方の評価が高く、「泣ける映画」「感動する映画」とのコメントを読んで観にいきました。確かに涙は出ましたが、内容は上っ面をなぞっただけの薄い映画という印象。ただ、戦争は嫌だということと、どんな時代に生まれてきても、自分の人生を一生懸命生き抜くのが大事ということを学べました。残りの人生を悔いのないよう大切に生きてゆきます。
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2024-02-23
熱狂的な信者がとくに多い作品
今作も信者票がとくに多く評価は高評価ばっかり
でも冷静になってみれば見るほど違和感を感じる作品
トータル可も不可もない作品
どんな作品にも欠点はつきものだしすべての人が楽しめるものなんてこの世には存在しない 否定的な意見も含めての作品なんだからそれを受け入れようとしないで邪魔者呼ばわりする輩は単なる害悪でしかない