- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-27
歴史のなぞを北野武監督のテイストで、正に、斬り込んで行く作品。
親交のあった大島渚監督へのオマージュさえ感じる。
なにせ、人脈の幅広さがあればこその、男のどろどろした世界を表現できたのは、北野武監督でなければ、実現しなかっただろう?
全体的に、ブラック・ユーモアのある作品。
なぞをこう演出したか、調理したか、と言う新たな解釈。
ちょっと江戸風ではあるが、コテコテの関西の監督が監督したらと考えるとそれも面白い。
多面的に観ると歴史もこう解釈できると言う面白い作品。
一つの史実に、凝り固まり、つまらない人間の○をひと蹴りするように、人生に疑問を投げ掛け生きる大切も説く。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-27
鬼太郎が生まれる前の壮絶な出来事を描いたアニメ。
本年度ベスト!!
軽い気持ちで鑑賞したけど思ってもいない壮絶で悲しい作品だった。
ここ最近に無い位にスクリーンに引き込まれた!
血液銀行に勤める水木。
鬼太郎の父親(まだオヤジではない)
この2人を中心に展開するストーリー。
水木は薬剤「M」の謎を解く為。
鬼太郎の父は生き別れの妻を探す為。
陸の孤島の様な哭倉村を訪れ、2人が目標を成し遂げようとする感じ。
村を牛耳る龍賀一族の後継者等が次々と謎の死を遂げる犯人探し的なストーリーの犯人に驚く。
かと思えば鬼太郎の父が妻と再会するシーンが壮絶。
水木と鬼太郎の父のストーリーが同時進行して行く感じ。
鬼太郎が何故、片目を髪の毛で隠しているのか?
チャンチャンコの素材。
今まで知らなかった事が明かされるナルホド感も良かった。
終始重たい雰囲気。
鬼太郎の映画と言うより全く別な作品を観ていた印象。
場内は若い女性客が予想外に多目。
何でだろうと考えるも答えは出ませんでした( ´∀`)
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-11-27
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
パイロットと殺人犯の意外な組み合わせのアクション映画。
本年度ベスト級。
予告編が面白そうだったので鑑賞。
ぶっちゃけ満足度は低めだけどストーリーは面白かった!
殺人犯を移送する民間機。
他の乗客も乗ってる中、トラブルにより島に不時着。
その島は反政府ゲリラが支配しており乗客が捕まってしまう展開。
パイロットのトランスと殺人犯のガスパールがバディとなって乗客を救出するストーリー。
突っ込み所が盛り沢山(笑)
普段は映画に突っ込まない自分だけど本作は流石に突っ込んでしまう(笑)
①パイロットのトランスが飛行機の出発ギリギリにチェックイン。
ブリーフィングしないんかい(笑)
②飛行機の揺れで人が死ぬんかい。
その人ホントにおバカさん(笑)
③重要な通信手段を呆気なく壊す。
このシーンは呆気に取られた(笑)
④意外な場所に意外なタイミングで大金の入ったバッグが登場。
終盤の島から脱出するシーンのスリル感は良かったけど、脱出する方法も伏線が素直過ぎ(笑)
ジェラルド・バトラーさん目当てだったので不満はありません( ´∀`)
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2023-11-27
ダー・ベン役のゾウイ・アシュトンの演技が下手過ぎる。
統治するリーダーとしての風格は皆無。
しかもそんな強くない。
そんな強くないダー・ベン相手にマーベルズ3人で戦うのも無理がある。
しかも解決方法があれでは、元からやっとけや!って話だし。
宇宙を舞台にして壮大に見せてるけど、内容はペラペラで
間に合わせ感が凄い。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-26
この映画「007/ユア・アイズ・オンリー」は、最新ミサイル誘導装置を狙う、ギリシャの大富豪とジェームズ・ボンドが戦う、007シリーズ第12作目の作品だ。
それまで、シリーズの編集やアクション担当だったジョン・グレンが、監督に昇進し、メカニック志向から肉体派へと原点帰りに挑戦している。
「ルパン三世」を彷彿とさせる、マンガチックなカー・アクション、ボンド得意のスキーの妙技、決死のロック・クライミングと、リアルなアクションが楽しい作品だ。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-26
この映画「ワーロック」は、無法者一家が牛耳る町にやって来た保安官の活躍を描いた西部劇だ。
平和のために雇われていながらも、住民の力に翻弄される保安官を、名優ヘンリー・フォンダが好演している。
アメリカが抱える、民主主義のエゴイズムの問題を、浮き彫りにしている。
ハリウッドを襲った、負の歴史である赤狩り旋風に遭い、転向を表明したエドワード・ドミトリク監督の心情の告白ともとれる社会派の西部劇だ。
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2023-11-26
戦後のボロボロ状態でさらに叩きのめされる?!どうやって倒す?!と、最高のシチュエーションにめっちゃ期待したらたいしたことなかった。叩きのめされた感ないし脚本はつまらんし演技は大根だし。よかったのは少ないゴジラシーンだけ。つまらんテンポ悪い脚本と大根演技のせいでそのゴジラシーンも台無しにされる。もっとやりようあったでしょ。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-26
この映画「荒野の大活劇」は、父親が残した遺産をめぐって、二人の兄弟が巻き起こすスピード感あふれるアクション・マカロニ・ウエスタン。
弟と6カ月間、仲良く暮らせば父親の遺産が貰えることになって、ボストン男の主人公が、西部の町へやって来る。
途中、いかさま師に1900年型の自動車を巻き上げられたり、兄弟で駅馬車強盗をやれば、金のかわりにとんだジャジャ馬娘をつかまされたり、大列車強盗に及べば-----と全くツイてない二人。
この映画は、全編、マカロニ・ウエスタンのパロディという作品で、数々のギャグの連発の中で、主演のマカロニ・ウエスタンの貴公子・ジュリアーノ・ジェンマが見せるスタント・アクションが光っている。
このボストン男がジュリアーノ・ジェンマ。
ポンチョを着たヒゲ面男が"さすらいの口笛"を吹いたり、といった具合に、なぜだか元ネタの西部劇より面白かったりするから不思議だ。
ジェンマのおとぼけ演技というのも、意外と様になっており、ドゥッチオ・テッサリ監督との息もピッタリで、「荒野の用心棒」のパロディー版として大いに笑える。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-26
この「座頭市の歌が聞える」は、勝新太郎主演のシリーズ13作目の作品だ。
盲目で、居合の達人、座頭市のアキレス腱は、耳だ。
普段は、耳が眼の役割を果たしているが、この耳を封じさえすれば、もう両手両足をもぎ取ったようなものだと、ヤクザの親分(佐藤慶)は、悪知恵を働かせる。
こうして、祭り名物のかみなり太鼓を、八方から乱打されて、耳の勘を狂わせられた座頭市は、絶体絶命の危機に陥るという見どころがある。
宿場女郎(小川真由美)をめぐる浪人(天知茂)と座頭市の剣と恋の鞘当てが、もう一つの見どころだ。
この宿場女郎は、実は浪人の恋女房で、座頭市が女郎から貰ったかんざしを、そっと浪人に返して立ち去って行くあたりも、さすらいのヒーロー座頭市ならではの、泣かせる演出だ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-26
総天然色映画の美学が光る記念碑的作品の本篇の醍醐味は地獄絵巻の世界観何だなあ
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-26
飛んで埼玉2映画🎬館内ほぼ満席🈵状態の中スゴイ大人気笑いと愉快痛快爽快の中楽しく映画鑑賞させて頂きました。相変わらず美しく勇敢で頼もしい麻実麗様。その麗様大好き❤純情可憐な壇ノ浦百美ちゃん。麗が海を作るため和歌山に旅に出る時百美ちゃんが麗と離れるなんてボクは嫌だ!とダダこねた時とても可愛らしかった。そこで滋賀のオスカル桔梗魁に出会って麗の弟だったなんてそれもまたかっこいい。弟に会えて良かったね麗。鑑賞後わたしは、行田タワーととびた君あるかグーグルで検索してしまいました。笑
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-25
東京工芸大秋のフェスタには文化記録短篇映画の紅3部作なども上映されて紅花染色のプロセスと化学性が検証された映像作品が在り,ふと劇映画の本篇が想い出された
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-25
東京工芸大の今秋のフェスタにて高山隆一監督作品のショートショートを視聴。日常生活をSF風なTouchとか色々な色彩で描いた作風で凝った構図や照明などから卵などのトルコ映画ユフス3部作を想い出したー
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-25
この映画「男と女」は、1966年度カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作で、当時28歳の新人監督クルード・ルルーシュが、世界をアッと言わせた恋愛映画だ。
この映画は、クロード・ルルーシュ監督とフランシス・レイの名コンビが生んだ、フランス映画の傑作で、冬のドーヴィルで、妻を失った男と夫を亡くした女が出会い、互いに過去の辛い記憶を引きずりながらも、魅かれあっていく。
揺れ動く男女の心の機微を、セピアとモノクロームの陰影に富んだ色彩で描いた、クロード・ルルーシュ監督の映像感覚といい、フランシス・レイのボサノバ調の甘美なメロディといい、二人の抜群のセンスが、一見ありふれたこの物語を、これ以上ないほど、美しいエスプリに満ちた作品に仕上げていると思う。
新しい愛に目覚めながらも、亡夫への思いを断ち切れず、苦悩する女心の揺れを、最高の美しさで演じたアヌーク・エーメの素晴らしさに陶酔させられましたね。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-25
時代劇の2大看板ヒーロー、勝新太郎の座頭市と三船敏郎の用心棒が激突する、夢の企画が実現した座頭市シリーズ第20作目の「座頭市と用心棒」。
時代劇より西部劇を撮りたかった岡本喜八監督らしく、ウエスタン風味溢れ、ゴールドラッシュならぬ金塊が隠された宿場町で、座頭市と用心棒が、やくざ同士の抗争に巻き込まれる。
短銃使いの岸田森の不気味なインパクトは、黒澤映画をも凌ぎ、用心棒がすれ違いざまに抜いた刀を、座頭市が相手の腰から抜きとったサヤに収める超絶技が炸裂。
クライマックスは、烈風吹きすさぶ中での立ち回りだが、切れ味は良くても短く、予想通りの決着になったのは、まあ仕方ないだろう。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-25
スイカ農場の親爺チャールズ・ブロンソンが、不法移民を使って収穫中に、地元の入れ屋から脅されたので反撃したら、警察に逮捕される。
このままじゃ、スイカが腐ると一計を案じたブロンソンは、同時に収監されていた、組織のヒットマンの脱獄計画に乗じて、彼を拉致・監禁し、警察に彼と交換にスイカを収穫させろと、取引を持ち掛けるが、ヒットマンに逃げられて計画はおじゃん。
しかし、ヒットマンはコケにされて黙ってられるかとばかりに、ブロンソンと意地の張り合いが殺し合いに発展する。
それもそのはず、原作はエルモア・レナードで、監督は職人監督のリチャード・フライシャー。
田舎町のど真ん中で大銃撃戦を繰り広げたり、山小屋に立て籠る殺し屋一味を、一人一人仕留めていく場面など、さすがアクションの切れ味は最高だ。
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2023-11-24
チンケな人間ドラマのせいで台無しです。演技が揃って大袈裟大根、カメラワークも単調で退屈です。台本、カメラワークでヒューマンドラマは面白くなります。ゴジラと戦艦の戦闘、銀座襲撃シーンが最高だったのに、ヒューマンドラマのせいで台無しです。もっと泥臭くあれば、戦後というシチュも生きるのに。残念です。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-24
前半と後半でガラッと雰囲気が変わる感じに引き込まれる韓国映画。
本年度ベスト級。
いきなり日本語や日本人の名前が飛び出してビックリ(笑)
本作の設定した時代背景が良く解らないけどこんな事があったのか?
歴史に疎い自分が恥ずかしい(笑)
韓国に潜入している「ユリョン(亡霊)」と言われるスパイを見つけるストーリー。
前半はユリョンと思われる人達をホテルに隔離し、誰がユリョンなのかを探しだして行く展開。
複数いるユリョンだけど序盤で1人は解ってしまう感じ。
思い返せば本作がはユリョン探しがメインでは無かった。
疑われた人達が誰がユリョンなのかを探る心理戦を描いている感じで緊張感があり引き込まれた。
後半、2人のユリョンが誰なのか解ってからはアクション映画に変身(笑)
序盤は控えめだったパク・ソダムさんが覚醒した感じ(笑)
やっぱりカッコ良い!
加えてイ・ハニさんも美しくカッコ良かった!
ラストシーン。
決して良い事では無いけどスッキリ!
中折れ帽をかぶった2人のユリョンがカッコ良かったです( ´∀`)
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-11-24
宇宙規模まで行ってしまったコメディー映画。
本年度ベスト級。
ぶっちゃけ満足度は低め。
笑わすシーンも素直に笑えず。
そう言えば1作目もそんな感じだった事を思い出す(笑)
鑑賞中は役者さんの終始振り切った演技に感心する(笑)
本作は大阪が悪役の設定。
ある事を企む大阪を埼玉や滋賀が食い止めようとするストーリー。
サブタイトルの「琵琶湖より愛を込めて」がミソって感じ。
一番のお気に入りは「チャリチョコ」を彷彿させるダンスのシーン。
お笑い芸人のダンスと音楽が最高だった!
エンドロールで流れる「ミルクボーイ」の漫談と「はなわ」さんの歌が最高でした!( ´∀`)
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-24
この映画を観て、とても感動した。私は少年時代、吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」を何度も読んでいたことがある。それだけにこの映画はひじょうに興味深かった。これは何よりも、あらためて人生というものをしっかり考えさせてくれたと思う。素晴らしいの一言に尽きる。