映画感想・レビュー 1466/2566ページ

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-02

大好き!
2時間存分に楽しませてもらった。
何がいいって、ハリウッド作品じゃないところが最高!
勿論CGはかなり使っているでしょうが、それでも荒っぽい手作り感のような感覚があっていいのです!
地元の映画館ではアート系ミニシアター(定員60名)のところで公開された。70ミリ、IMAXとは言わないが、もっと大きなスクリーンで見たかったなあ。

ワン・デイ 悲しみが消えるまで:P.N.「モモリッカ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-02

あらゆる《許し》をテーマにした優しい涙が流れる作品。今回ナムギルはフツーのサラリーマン。生きていれば誰もが抱く後悔と哀しみを抱えながら、他人には見せず仕事に通う。あえて細かな説明を省き、断片的な回想シーンやファンタジー要素を加える事で、どんなに強くても人間の心の処理能力の限界や、現実に起こりうる残酷さを際立たせているのでは。「こうであったらどんなに良いか」と思わせる一方で、自分の中にある“たくさんの後悔”を「大丈夫、分かってる」と優しく語りかけて貰った気がします。深い癒しをくれる作品ですよ♪

残像:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-02

本当に力作だと思う。
その思想に賛成か否かは意見が分かれるだろうが、テオ・アンゲロプロス監督同様、アンジェイ・ワイダ監督の逝去は世界の映画界にとって誠に大きな損失である。こだわりを持って巨匠たちが創り続けた作品の素晴らしさに今回も打ちのめされた。
それにしても、赤い旗を掲げて自慢げに行進をする人民たちの姿。そこに「インターナショナル」の曲が流れて…そういう時代があったんだよなあ。

おだやかな日常:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-02

本編は有楽町朝日ホールの東京フィルメックスの上映会で 観た。3.11以後の世界を描いた秀作では園子温監督〈希望の国〉がフクシマで〈東京ドリフターズ〉が渋谷・新宿界隈等の都心で事態を見詰めたー。 本編は第二次被曝、放射能汚染、風評被害やいじめ・差別の面から都会生活の家族の日常を追った。子育て世代の夫婦に起きる其の穏やかな為らざる時間が激烈に描き込まれていた。泪と共に!

隠し砦の三悪人('58):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-02

ジョン・ミリアス監督のショーン・コネリー、キャンデス・バーゲン主演なの〈風とライオン〉や〈スター・ウオーズ〉を観ているとどうしても黒澤明監督の本編が思い当たるのだ!ミリアスにせよジョージ・ルーカス監督にせよ黒澤明監督作品へのオマージュ何だから荒々しくグイグイと観客を引き摺り込んで行くー。盗賊と美女と金塊 をめぐる説話を超娯楽に変える力は芥川龍之介文芸見たいだね。

映画『銀魂』:P.N.「金さん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-08-02

原作ファンです。高杉◎でしたね、流石です。また子もビジュアル良かったのに、台詞が言えてない感が残念でした。神楽は予想以上に神楽してましたね。アニメのイントネーションをしっかり勉強してきたなと感じました。新八、桂、二蔵も良かったです。
妙のDB朗読は笑いをこらえるのに必死でした。変平太はもう少し二郎感を抑えてほしかった。土方、沖田がもう少し活躍を期待しました。

るろ剣の前に見ておきたかった

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2017-08-01

なんとなくレトロな話だと思ったら、リメイクだった。ただし古臭さはない。相変わらずトム・クルーズは若く、アクションシーンもこなしている。冒険ロマンが見たい人にはおすすめだが、ストーリーの細部が意外にアバウトな点があり、物足りず消化不良。

東京喰種 トーキョーグール:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2017-08-01

ストーリーと世界観が分かりやすく、テーマのはっきりした映画だった。クールなヒロインが特に良い。残念なのは、夜間に比べて、白昼の戦闘シーンのCGが微妙で、興が削がれたこと。明るい所で見るから、もあるが、現代日本の都会の昼日中、他人がまったく通らないのは、かなり違和感がある。(たぶん原作の絵だと問題ない点だと思う。)

エルミタージュ幻想:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

フィルムセンターの常連の映画研究者は邦画では園子温.洋画では本ソクーロフ監督がピカ一だと言っていたー。本編の流れは目眩く万華鏡、ミラージュの如し!何時もながらの超スローモーシヨンでは無く映画〈ロ-プ〉或いは〈バードマン、〉見たく切れ目無いカメラワーク。エルミタージユ宮殿の中を美しいバレリーナの姿が駆け巡る。

男はつらいよ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

先日TVのワイドショーで葛飾柴又等の観光案内で駅前広場の向かい合った寅さんと、さくらの銅像や映画に因むお団子屋が紹介されていた。渥美清はもの静かで台本はいつも頭の中にあったと言う。本編の面白さは何と言っても寅さんの絶妙な語り口と人情とマドンナへの恋心ー。昔、映画館ではスクリーンに向かって「待ってました!」と声がかかったね。

パーソナル・ショッパー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

オリビエ・アサイヤス監督のインタビュー記事を読むと本編が主演女優クリスチャン・スチュアートとの対話からヒントを得た事が判る。〈アクトレス~女達の舞台〉にもベテラン女優ジュリエット・ピノシェとの会話でSF映画談義が出て来て世代間の感性の違いが露になるシーンがあった!ミステリアスな本編が若い世代の発想を受けたもので、監督の柔軟性をも示している。

アクトレス~女たちの舞台~:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

本編をmovie plusのTV放映で改めて視ると劇中劇の〈マローヤの蛇〉が何とも神秘的な要素に充ちていた。其の蛇型の霊魂の様な雲は、オリビエ・アサイヤス監督の最新作〈バーソナル・ジョッパー〉へと継承されて往く事だろう。熾烈な女優業の内幕ものとしてだけで無く世代交代劇をシリアスに追ったヒューマン・ドラマなのだった。

光りの墓:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

嘗て東京国際映画祭等で来日した際にアピチヤポー監督のティーチイン があった。夢との関係性の質疑で「映画は夢に多くを負っているのです」と監督が言う。本編は正に夢か現かの瀬戸際の物語だ!セルゲイ・パラジャーノフ監督の言葉にも「私は夢の中に映像が出て来る迄待つのです」と言うのがあった。黒澤明監督作品〈夢〉も文字通り其れだったしねー。

鏡:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

セルゲイ・パラジャーノフ監督作品〈火の馬〉〈ざくろの色〉を名画座で観た。会場の解説文にアンドレ・タルコフスキー監督の代表作の本編が比較・紹介されていた。詩人の眼で捉えた鋭い映像の感性が共通している。本編ではスターリニズムの恐怖政治の下、印刷校正者が一字違いで断罪されるシーンが出て来たー。母親が空中に浮遊するシーンも忘れ難い!

ブレイブハート:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

其の戦闘シーンの素晴らしさはS.M.エイゼンシュテェイン監督作品〈アレクサントル・ニフスキー〉を彷彿とさせたー。更に本編はカラー作品なので、兵士の独特なフェイス・ペイントも印象深い!

髪結いの亭主 デジタル・リマスター版:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-01

スターチャンネルのTV放映でナンニ・モレッテイ監督作品〈母よ、〉で劇中映画の主演男優が誕生日に踊るシーン!本編を思い出した。其れはアラブ風に腰をくねらせて両手を動かすー,本編は男の子なら誰もが抱く憧れの様なお話。こんなにも綺麗な理容師がいたら誰でも床屋が楽しみで結婚出来たら最高何だろう!でも其れが一筋縄に行かない処に人生ドラマが潜むのだ。

三度目の殺人:P.N.「さき」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-08-01

完成披露試写会、観に行きました!最初から最後まで緊張感があり、目が離せませんでした。観る人によって、描かれていると感じるテーマが変わる気がします。観てすぐには感想をまとめられなかったけれど、じわじわと各シーンを思い出しながら、二重三重楽しんでいます。音楽も綺麗で穏やかな、それでいて大胆でステキでした!

最終更新日:2025-05-14 16:00:02

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