- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-08-04
もう若くはない、いい歳になってくると、物分りが良く丸くなったり、バランスとったりすることで生きやすくしているつもりで、大切なものを見失っていく。。。それは誰にでも心当たりがあるような中年期。
どっこい、そこを諦めずにふたたび走る主人公を観客皆が友人となって応援したくなる。映画、舞踏、地元愛がミックスされた不思議な青春ムービー。
同監督の処女作『貝殻』も荒削りな魅力があり、次回作が気になるところ^^
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-04
薄墨桜の老木の大樹の四季を静かに見詰めた羽田澄子監督は、本編では一人の女として激動期に生きた人間・平塚らいてふを追ったー。「原始女性は太陽で有った」と言う日本史の母権制度とらいてふ個人の情熱的な人生の本格ドキュメントだった!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-04
破壊尽くされた光景の下、待望の、御決まりの、ハッピー・エンディングー。熱烈な美女と野獣の二人のキスシーン。カメラは退きエンドロール🎵最後の最後に、此のバロデイ版マーベル・ムービーのアンチ・ヒーロ ー君の再登場となるから眼が離され無い!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-04
スターチャンネルで、昔ロ-ドショー時に観た獣人のショーン・コネリー出演の〈未来惑星ザルドス〉を視ていて、アラブ人に扮した本編を思い出した。どちらも野性的なオーラを放ちつつ理智的でダンディーであつた 本編は黒澤明監督作品〈隠し砦の三悪人〉へのオマージュがあって’馬の登場シーン等見事にダイナミック!男優りのキャンデス・バーゲンも堪らないー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-04
女装した「ヴァルジィニア」 こそ本当の自分だとー言う事が次第に明らかに為って往く処にドラマの本質が有った。「女友達」の主婦もまた、自分らしさを素直に見詰めて、正直に生きる道を選ぶ。フランソワ・オゾン監督の傑作映画。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-04
コミックの様なタッチで綴られるモノローグ。其の寺島しのぶのボイスとトラックの振動音が妙に呼応しー。一人の女の心と体の奇妙な平衡感覚 を味わえる私小説何だろう!「わたしがたべて、たべられたー」と赤裸々性体験がサイレント映画の字幕見たく綴られて往く愛のロ-ド・ムービー何だね。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-04
前に名画座の老舗の早稲田松竹で超満員の熱気中で何とかやっとの事、席を確保して観た。キム・キドク監督作品等を思わせる宗教的なテーマや性風俗も出て来るが 究極の愛のドラマ!其の濃密な映像体験はとてもスリリングなものだ。久しぶりの、息つく隙も無い、あっという間の長尺もの だったー。其れは愛と平和の 主題へと剥出しに変容して往く事だろう。
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2017-08-03
ストーリー全般にわかりにくいというか、なぜそうなるという部分が多々見られた。ドクターと呼ばれる人物の行動目的もなんかパッとしないし、脚本が悪いというより、編集でカットされた部分に重要なシーンが含まれていたような気がしてならない。そんな気にさせる出来ばえだった。トム・クルーズを見たい人以外にはあまりオススメではない作品である
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-08-03
何の前知識もなく行きました。ちょっと笑いを狙い過ぎかな~と思う部分もありましたが、おもしろかったです!キャストのみなさんが可愛くてかっこよくて、癒されました。そしてかなりハラハラする場面もあり、見応えのある作品と思いました!次もあれば必ず見に行きます。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
見ごたえがあり感動しました。良かったです。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
韓流ドラマや邦画〈うさぎの楽隊〉でも同じ様な物語であったが、本編もミュージッカル・タッチ有り、ジャズ演奏に酔いしれるシーン有りと見せ場一杯。同じベルギー国内でも系列で民族対立が見られる場面も!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
セルゲイ・パラジャーノフ監督の正しく宝石・瑪瑙・珠玉の作品。世界の映画史上こんなにも美しい映画は稀なのかも知れない!恐らく世界の黒澤明監督も本編のベルシヤ絵巻の魅力に取り付かれて〈影武者〉〈乱〉〈夢〉の歴史絵巻や夢の狂気に取り組んだのではーとも思えて為らない。中沢新一氏は解説で本イスラム・ベルシヤの絵画性を洋画の音楽性と比較する。どちらかと言うと両者は切り離し難いのだがー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
早稲田松竹のクラシック映画セルゲイ・パラジャーノフ監督特集の第2弾は遺作の本編と〈スラム砦の伝説 〉の豪華二本立て 。レーモントロフ原作。絵画と音楽の吟遊詩人のバラード。正しく堂々と世界映画史の金字塔何だろう!其の映像美学に酔いしれる。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
倉本聡脚本の昼メロ・ドラマ〈やすらぎの郷〉を視てたら戦前映画人が大陸に渡った時の写真が出て来て、其の中に小津安二郎監督の姿も。盟友・山中監督も中国へ。本編は其の監督の人情小噺の代表作である。紙風船が転がるシーンがスローモーション の様に脳裡に焼き付いている!小津監督が自作で登場させる紅き色彩、例えば彼岸花、ポット等は山中への遺影だともー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
美術監督・種田陽平の仕事に注目しながら観ると面白い作品!冒頭の雪の中のイエス磔刑像からしてキム・キドク監督〈ピエタ〉と親和性が有りそうだったー。死体を馬車に積んでの悪漢無頼なロードムービなのかも知れない。其の馬車内部の密室劇ではヒッチコック監督作品〈ロ-プ〉見たいな諧謔な雰囲気 も漂った。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
これ、面白かったなあ!
日本でも創業者を扱ったドラマは多いが、TVも映画も、いささか作り過ぎて【情】に流されてしまう部分が見えてそれほど感心できないのだが、この作品は大変興味深く拝見した。
アメリカ地方都市で現地のマクドナルドに行った時のことを思い出した。Lサイズのデカいこと! ソフトドリンクは飲み放題の所が多い。日本じゃSサイズは小さいし、おかわりなしがほとんど(笑)
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
スターチャンネルのアラン・ドロン映画特集で放映された〈エアポート’80〉を見た。航空機バニックものとして,何度も何度もハラハラさせられた。機長のジョージ・ケネデイの持ち味が貫禄があって中々に佳い!バイロット姿のアラン・ドロンと可愛い客室乗務員のシルビア・クリステルの熱々振りも,また。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
本編をfox moviesのTV放映で視たが大スクリーンで味わいたいSF映画だ!昔,テアトル東京でスビルバーグ監督の〈未知との遭遇〉を超満員の観客席から見上げたトキメキが懐かしい。ドルビー・サウンドとトリュフォー監督の特別出演で観る前から酔いしれていた。彼女は「つまんなかったわ」と漏らしていたがー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-03
スタイリッシュな出で立ちのシャーロック・ホームズはロ-トレックのポスターから抜け出て来たかの様だ。其れはワトソン君が作り上げた虚構で有って本編で語られるのは等身大のホームズ!調査に当たった夫人の手相を観る姿の穏やかな老紳士振りと悔恨する瞑想姿も中々見せてくれる。あの8月6日のヒロシマの再生のシンボルが本作では山椒の香り。日本への平和の願いが墓石を置くラストシーンにもー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-02
エデイ・マァフィーが親友殺害事件の捜査を、休暇を使って飄々とやって行くコメディ・コップ。其のしなやかな身のこなしが絶品何だ。張り込みの警察官に難なくお食事を差し入れたり、バナナを車に突っ込んでエンストさせたり、と、とても笑えて抱腹絶倒!可笑しかつたねー。