皇帝ペンギン:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-09-09
🐧テレビ放映で大沢たかお等の吹き替え版で視聴した本篇。友人は新宿バルト9で観たんだろうが,矢張り劇場の大SCREENで味わいたい大自然の記録映画何だなあ🎵🐧🐧🐧🐧🐧
🐧テレビ放映で大沢たかお等の吹き替え版で視聴した本篇。友人は新宿バルト9で観たんだろうが,矢張り劇場の大SCREENで味わいたい大自然の記録映画何だなあ🎵🐧🐧🐧🐧🐧
脇に至るまで、市井監督の愛が溢れていて、まるで実在する人物のよう。全ての登場人物が魅力的。笑って笑って泣いて、最高のB級映画です。草彅さんの表情の豊かさが素晴らしいです。
映像美と、殺陣を目当てで観に行きました。
その点は、満足。
でも、あの傘…。
何故だろう。思い出したのは“ガンダムF91”の某殺戮兵器。
そして、パンフレットが、肝心なキャストについての情報をスルーして下さっていて、大変残念な内容でした。
2回観ました。久しぶりの主演、待ちに待った映画、面白かった。草彅君はもちろん最高でしたが、尾野真千子さんのさらっとした演技、こういうさり気ないのが、難しいのだろうと思いました。また剛君の相手役やってほしいな。
この映画は松本清張さんのとは正反対の大雑把な感じですが、楽しければいい、そんな細かいことはいらないと思いましたから。
あと4回は楽しみに行けそうです。
本篇は日比谷映画街のスバル座で何度も観賞に浸った想い出の映画何だなあ~。マーク・レスター宜しく,トレーシ・ハイドの小さなバレリーナ姿に魅せられたのかも知れないが,金魚鉢を持ったLondonの普通の女の子の庶民性に相性が佳かった為かも…。スバル座には最近では邦画〈ふたたび〉〈東京難民〉や先日観たばかりのフランス映画〈マイ・エンジェル〉等思い出が一杯何だ!🎥
東京・竹橋で開催中の〈高畑勲展〉に因んでのETVの「日曜美術館」の特集。思想をモノに託してアニメーションで紡ぐ監督の姿が浮き彫りに為ったんだ。本篇は掘割り施設の仕組みを町作りのエコロジーの視座で描いたドキュメンタリー,実に丁寧なアニメーションでの図解も見事で在る!NHKの番組ではテレビ・アニメ〈アルプスの少女ハイジ〉を引き受けるに際して慎重な監督の姿,何故,劇映画では無くてアニメーションなのか、と掘り下げてスイス取材を敢行する徹底振りも紹介された
〈プテラノドン〉と云う翼竜が科学者一行・学生を襲うパニックSF映画を視聴してると本篇のシーンが頭を過ったんだなあ。上記の娯楽作品は文字通りゲリラ殲滅の兵士が登場して翼竜と戦闘するのだが,ヒッチコック監督の本篇には記憶の中のロンドン空襲の恐怖が漂って居るんだ!
有楽町国際フォーラムに来日した際其の生演奏を見に行って事が在った。続けてドキュメント〈ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス〉を観るとヴィム・ヴェンダース監督の本名作で編集上カットされた裏話,episodeが縷々出て来て興味を惹いた。リハーサルでライ・クーダがバンドのチームワークを「完璧!」と云うシーンは実はカーネギーホールへ至る迄の苦しい道程が在った事が分かるんだなあ!其々の人生を抱えたオールド・ミュージシャンの呼吸が楽に纏まる筈は無いから
本篇,観る前は映画〈ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ〉の其の後…何て勝手に想ってたが,キューバン・ミュージック,ソンのルーツに迄掘り下げて,ラテン・ミュージックの奴隷音楽の歴史を俯瞰してると同時にヴィム・ヴェンダース監督の大ヒット作品のmaking filmとも為って居るんだなあ!高齢故に音楽で人生の「遅咲きの花」を咲かせて行くメンバーのその後の哀しい別れも確りと画かれて泪を誘うけれどもー。一際スケールの大きな作品何だね🎵
映画〈ブエナビスタ・ソシアルクラブ〉でライ・クーダがキューバに音源を求めてキューバンド再結成の夢を実現する件を観ていて,一寸本篇のオールドメンバーを探し出すシーンを想い浮かべた。ヴィム・ヴェンダース監督の名ドキュメンタリーと本劇映画の違いは在るものの音楽に懸ける其の情熱は一緒何だなあ,と
これ迄の「西鶴一代女」「雨月物語」「祇園囃子」で女性崇拝と人道主義の美徳を知らしめた溝口が、そのテーマをもっと広く普遍的な関心事として捉えて、森鴎外のこの歴史小説を映像化したのではないかと想像します。ここに、溝口健二の映画作家としての良心が完成されたと言えるのではないか。
中世の荘園制度や奴隷制度の背景の描写力は勿論、ラストの母子の再会まで人道主義の信念は見事な古典美を創り出している。このような美しい作品は、より多くの人たちに、そしてすべての若者に観られるべきであると思います。感動のラストシーンは、人の世の罪を見据えた作者の厳しい批判と情愛が悟りの境地で観るものを圧倒します。
映画の父をグリフィスに例えれば、音楽のモーツァルトとベートーヴェンに価する映画人は、ジャン・ルノワールとジョン・フォードであろう。映画もクラシックとコンテンポラリーに分類される時代にすでになってしまいました。モーションピクチャーとしての古典映画の代表作がこの「駅馬車」と位置付けられると思います。余談ながら、モーパッサンの「脂肪の塊」を翻案した脚本は、これより4年前に溝口健二が「マリアのお雪」で試みています。偶然に乗り合わせた人間模様の葛藤や深奥は「駅馬車」に遠く遥かに及びませんが、巨匠二人の偶然の一致が私には嬉しい。
ネオレアリズモの伝統を受け継いだオルミ監督が、商業主義から遠く離れて、19世紀末ベルガモの農民の清貧生活を淡々と描く。社会主義の政治的変動とは無縁で資本主義の恩恵もない、地主の支配下で貧しいながらも大地と共に生きる人間の厳しさと美しさを根源的な社会批評とした非ドラマ性。四季の変化や紡績工場・畜舎を映すカメラワークは、オールロケの自然光とロウソクの炎のみの美しさで再現されている。ここまでバッハの音楽が溶け込む映像表現を他に知らない。
今日から見れば、稚拙なトリック表現の無邪気さ故の可笑しさを認めた上で、映画に懸けるジョルジュ・メリエスの情熱が宇宙世界の夢幻味と純粋に合体した見世物映画として、神聖に存在している。トリック技法を取り入れた映画的遊戯が、とても愛らしい。素晴らしい映画の最古作品。
1930年代のノスタルジー色より、詐欺師の男が血縁関係のない厄介な小娘と実の親子以上の愛情で結ばれ行くヒューマンコメディタッチのロードムービー。「ラストショー」と並ぶボグダノビッチの映画愛溢れる傑作。ライアン・オニールが娘テイタム・オニールに演技で食われてしまった格好なところがまた見所。
お人好しの情婦役のマデリン・カーンの演技もよろしく、素朴な白黒画面に描かれた、人を見捨てない人情喜劇の魂は熱い。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
綺麗だな、って思いました。
あとは全体の感想として若いなと笑
最初から最後まで日本社会に苦しむ少年少女がひたむきに自由を目指す話です。
でも若いが故に起こすトラブル全部やってのけて引っ掻き回してる感がきつかった。
大人の作ったルールに苦しむのはよくあることだけど、その大人の動きを全部かいくぐって自分のやりたいこと達成させました、ていうとこがあいたたた、ですね。
家出がノープランなとこから最後まで計画性ゼロで本人達もハッピーエンドにはならない、というジ、エンドなので自分はモヤっとしました。
戦争とは歩くことだと実感した田坂監督が、大陸を進軍する兵士の絶え間ない歩きを執拗なまでに積み重ねていく。小杉勇演じる玉井伍長が太っているため、その疲労も激しく分隊の笑いの種になるところに、救われる人間ユーモアが残されている。軍部の支配下で作られた戦争映画ではあるが、兵士一人一人の勇気と真摯な行動をクローズアップしても、プロパガンダのメッセージ性は薄い。兵士の犠牲を崇拝したドイツ映画「最後の一兵まで」とは趣を異にする。とは言え、激しい射撃に続く突撃を二度もクライマックスにして、日章旗の泥にまみれた姿を見れば戦意高揚を感じない訳ではない。ただ、苦闘する生真面目な日本兵士が描かれていることの美しさは、日本人の心情だけに許された自尊心で、どこの国にでも有り得る姿であろう。空虚な大作ではない。
原作未読で初回観て計7回観ました。間に原作も読みましたが最初から一貫して私は漂が愛しい。信に共感して漂が登場する度に胸打たれた。この漂と政を演じた吉沢亮がスゴい!しキャスティング当時はまだまだ無名に近い(とはいえ私はメテオから知ってたけど)彼の資質を見抜き 周りの大人たちを説き伏せ抜擢した松橋Pが偉い!素晴らしい!し、見事に答えた吉沢亮も本当に凄い!
名作「稲妻」と同年の制作で、終戦後の復興を背景に生きていくことにひた向きな市井の人間群像を描く。大衆化されたお涙頂戴の”母もの映画”とは一線を画すホームドラマの秀作と思います。
堅実な母親像を演じる田中絹代と、無垢な清らかさを演じる娘役の香川京子の演技共鳴が見所です。
また、小津、溝口と並ぶ名匠成瀬巳喜男の安定感ある演出力を味わえる貴重な作品。当時の時代背景も複雑に織り込まれていて、今日的な視点で顧みても参考になるのではないか。それは、生きていくという点で。
今日見てきました。
おもしろくて切なくて草なぎ剛がすごい!
一緒に行った主人も良かった
草なぎはやっぱりいいな!だって。