バカ塗りの娘 作品情報

ばかぬりのむすめ

バカ塗りの娘のイメージ画像1

津軽塗職人の父・清史郎(小林薫)と、スーパーで働きながら父の仕事を手伝う娘・美也子(堀田真由)の二人暮らしの青木家。母は、家族より仕事を優先し続けた清史郎に愛想を尽かせて出ていき、兄・ユウ(坂東龍汰)は家業を継がずに自由に生きる道を選んだ。美也子は津軽塗に興味を持ちながらも、継ぎたいと堂々と言うことができなかった。不器用な清史郎は津軽塗で生きていくことは簡単ではないと、美也子を突き放す。それでも周囲の反対を押し切る美也子の挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく……。

「バカ塗りの娘」の解説

青森県の伝統工芸・津軽塗をテーマにした人間ドラマ。津軽塗の職人・清史郎とその仕事を手伝う娘・美也子の青木家。母は仕事優先の清史郎に愛想を尽かして出ていき、兄は自由に生きる道を選んだ。美也子は津軽塗に興味を持ちながら、継ぎたいと言えなかった。原作は、第1回暮らしの小説大賞を受賞した髙森美由紀の『ジャパン・ディグニティ』。監督は、「まく子」の鶴岡慧子。出演は、「かぐや様は告らせたい」シリーズの堀田真由、「仕掛人・藤枝梅安」シリーズの小林薫、「フタリノセカイ」の坂東龍汰、Kis-My-Ft2の宮田俊哉。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2023年9月1日
キャスト 監督鶴岡慧子
原作髙森美由紀
出演堀田真由 坂東龍汰 宮田俊哉 片岡礼子 酒向芳 松金よね子 篠井英介 鈴木正幸 ジョナゴールド 王林 木野花 坂本長利 小林薫
配給 ハピネットファントム・スタジオ
制作国 日本(2023)
上映時間 118分
公式サイト https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/

(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「継続は(忘れる程バカになる程)力なり」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-09-19

『土を喰らう十二ヵ月』のように、『高野豆腐店の春』みたいに、ベテラン俳優と女優さんとのタックルシリーズと言ったところです。

ただ、『土を喰らう…』のように、しっかりとしたオリジナルがないので、ストーリーや構成や演出など、練りが不足しているのは否めない。

漆職人を昇華させた作品と言うより、日常の延長線上のやり取りで終った感はある。

色々と盛り込んで、何とか若者への関心を引こうとした努力作。

ただ、漆職人の魅力を引き立てる作品だったらなぁと少し残念。

『高野豆腐店の春』も藤竜也さんと麻生久美子さんのタックルは良かった。

今作『バカ塗りの娘』も小林薫さんと堀田真由さんのタックルは良かったが、『土を喰らう十二ヵ月』の余韻を残す作品とは成らなかった。

脚本は、練羊羹のように、練るほどに味わいよく成るのでしょう?

忘れる程バカになる程、の漆塗りとは成らなかった。

最終更新日:2024-02-01 19:59:10

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