ミルク(2008・トルコ) 作品情報

みるく

高校を卒業したばかりのユスフは、何よりも詩を書くことが好きで、書いた詩のいくつかを文学雑誌で発表し始めている。しかし、彼の書く詩も、母親のゼーラと共に営んでいる牛乳屋も二人の生活の足しにはなっていない。そんな中、母と町の駅長との親密な関係を目にしたユスフは当惑する。これがきっかけとなり、また幼少期の病気のせいで兵役に不適と判定されたこともあって、急に大人になることが不安になってしまうユスフ。果たして彼は、大人への一歩を踏み出すことができるのだろか……。

「ミルク(2008・トルコ)」の解説

現代トルコ映画界を代表するセミフ・カプランオール監督によるユスフ三部作の第2部で、青年期のユスフを描く。出演は「ソフィアの夜明け」のサーデット・イシル・アクソイほか。第28回イスタンブール国際映画祭 国際批評家連盟賞 審査員特別賞受賞作。

トルコの名匠セミフ・カプランオールによる、“ユスフ”3部作の第2部。詩を書くのが好きで、文学雑誌に作品を発表するようになった青年ユスフ。そんなある日、母親が地元の駅長と親密な関係にあるのを目撃し、いいようのない不安を抱くように。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年7月30日
キャスト 監督セミフ・カプランオール
出演メリヒ・セルチュク バシャク・コクルカヤ リザ・アキン サーデット・アクソイ
配給 アルシネテラン
制作国 トルコ フランス ドイツ(2008)
上映時間 102分

ユーザーレビュー

総合評価:4.33点★★★★☆、3件の投稿があります。

P.N.「タケル」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2009-05-04

面白かったんだけど、何か決定力に欠ける…。ミルクが政治家として綺麗ごとだけじゃない「戦略家」だったって描写は面白かったけど、そのせいかな?人間像がボヤケた様な気も…。それにしても、70年代終盤になっても、まだまだ野蛮な時代だったって再認識しました。

最終更新日:2022-07-26 11:03:32

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