極道の姐・玲子 作品情報

ごくどうのあねれいこ

富岡組組長富岡秀司は対立する北野組に襲撃され、何発もの弾丸を浴び倒れた。奇跡的に生命は取り留めたが、植物人間同様の身体となってしまう。妻・玲子は北野組への復讐に燃える舎弟のイサムらの暴発を食い止める。だがリゾート開発に着手していた北野組組長・大竹は、玲子の懇意にしていた老婆・トシを殺してその土地を手に入れ、また小さな諍いから富岡組のケンゾーに傷つけられた北野組の東はケンゾーの恋人・マリアに凌辱を与え、事態を察し北野組に乗り込んだケンゾーもマリアともども殺されてしまう。報復を決意したイサムたちは玲子に被害が及ばぬよう富岡組に別れを告げ、地鎮祭当日の北野組を襲う。地鎮祭のために和太鼓をうねらしていた玲子も、それはカモフラージュで、イサムたちの戦いを見守るのであった。

「極道の姐・玲子」の解説

組長である夫や舎弟たちのために立ち上がり、対立組織と戦う極道の姐の姿を描くやくざ映画。脚本・監督は「XX 美しき凶器」の小水一男(ガイラ)。撮影は伊藤昭裕が担当。「新・極道の妻たち 惚れたら地獄」の川島なお美の初主演作。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1994年4月16日
キャスト 監督小水一男
出演川島なお美 本田博太郎 川上泳 一条さゆり(二代目) 辻伊万里 荒井注 小林克也
配給 ケイエスエス
制作国 日本(1994)
上映時間 90分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-10-06

アスガー・ファハデイ監督の三作品①〈砂塵にさまよう〉②〈美しい都市〉③〈火祭り〉を観た。どの作にもcharmingなヒロインが登場する。①青年の一途な恋心②友情或いは隣人愛。2003年の処女作にして何処か晩年のジョン・ヒューストン監督作品を彷彿とさせるような死生観とダイナミックな演出法に驚かされ

最終更新日:2022-10-16 16:00:01

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