P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-15
しようがなく子供を託されて、その親捜しをして行く、そんな映画が「神様のくれた赤ん坊」だ。
尋ねて行くうちに、いろんな人生が見えてくる。
そこでの人間の面白さみたいなものが、この映画の良さだろう。
そういう事をやって行くうちに、結局、子供というのは、血の繋がりではない、という結論になって行くのも納得出来る。
一種の人情喜劇のスタイルだが、それをべとつかない形の辛口のタッチで描いたのは、前田陽一監督の手腕だろう。