冒険者たち(1967) 感想・レビュー 4件

ぼうけんしゃたち

総合評価5点、「冒険者たち(1967)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-09

「ラムの大通り」「追想」のロベール・アンリコ監督の代表作。大人になり切れない男と女と男の夢と挫折と感傷を冒険活劇にしたフランス映画のエスプリ。この作品ほど、名作・傑作・秀作の称号など要らぬ、愛すべき映画の筆頭に挙げたい。
それぞれが好きな道で失敗する前半の楽しさ。大きな挫折に慰めあう三人の絆が深まり、ひとつの希望に向かってアフリカの海に挑む、後半のギャング映画宛らの面白さ。そして、ジョアンナ・シムカスの神聖で美しい水葬シーンに息を吞み、少年の純真さを持つ男の魅力に溢れるリノ・バンチュラに共感する。
さすらう青春への憧憬を漂わすテーマ曲「レティシア」とラストシーンが、いつまでも心に残ります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-18

本篇も又,喪失と愛の快復の物語で在った,空な虚無感漂いながらも冒険者たちの好奇心は尽き無いのかも

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-09-26

そして冒頭から然り気無く観客の心をグッと掴んで仕舞うのは、ジョアンナ・シムカス嬢の普段着の姿とフランソワ・ド・ルーベのリリカルなリズムを刻む独特のテーマ曲何だ🎼💃アラン・ドロン、リノ・ヴァンチェラとの粋な男二人と女一人の物語…。ヒロインは鉄屑を造形化するモダンartistの旗手見たいで美しい!

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-31

ギャングの一発の流れ弾が清楚なジョアンナ・シムカスの生命を一瞬にして奪ってしまう。青春映画タッチは終わりを告げ、その後は彼女の残像を追うかの如くー。彼女の夢の実現へと男たちは取り付かれた様に行動して往く。独特の繰り返される旋律、その音楽が淡々と刻まれて…。ラストシーンは島の要塞が上空から鳥瞰される。恰も棺桶見たいでもあった!ロベール・アンリコ監督の秀作だ♪

最終更新日:2022-07-26 11:03:57

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