理由なき反抗 感想・レビュー 9件

りゆうなきはんこう

総合評価5点、「理由なき反抗」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「自立~You Raise Me Up~」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-05-20

今、この時代に鑑賞すると映画ならではの完璧な設定で、古さは感じさるが、エッセンスとも言えるベースが、普遍的なメッセージとしてあるので、不思議と輝きを失わない作品。

人間と言う、愚かな争いを好む生き物、すべては、他への依存、見栄、虚栄心(プライド)からくるが、それは、また、他人の目を気にして自らを低く評価し生きる。

結局、人間は、自立する力がなければ、自然淘汰される。それは、生命、宇宙の真理。

その力は、自らの中に隠されている。

自立する力、普遍的なメッセージをベースに、あらゆる人種を超えた(ジェンダーレス)人格を演じきったジェームス・ディーン。作品は、様々な映画のエッセンスとして、今も、人々の心に残る。『エデンの東』のように、彼自身と向き合うような作品。人は、自らの課題を卒業するとこの世での役目を終えると言われるが、人々の心を引き付ける事が、それを物語っているのでは?

そして、すべての人間の課題、自立。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-09-12

他の映画サイトreviewに本篇を合衆国社会の父権制の崩壊と若者の主張する映画の誕生と観る優れた観点が在った。本篇にインスパイアされたチャゼル監督の〈ラ・ラ・ランド〉〈ファーストマン〉等もその意味で深くホームドラマのstyleを持つんだ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-22

更に本篇出演のサル・ミネオが亡きジミーに代わって主演したボクサー役のポール・ニューマンやピア・アンジェリ等と共演してるのがロバート・ワイズ監督作品〈傷だらけの栄光〉だった。実在の選手をモデルにしたリベンジなドラマで映画〈チャンプ〉,〈ロッキー〉を連想させる

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-04-10

そして,ジミー,ナタリー・ウッド,サル・ミネオの関係性が実に佳い本篇,色彩設計や音楽も又秀逸な

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-08-12

🎥本篇は冒頭の辺り,ナタリー・ウッドの素晴らしいクローズアップの表情が又秀逸何だなあ。傷付き愛に疎外された若者達が心で結び付くと言う伏線にmusical映画〈LaLaLand〉での本篇引用の意図が在った筈だ。他の映画サイトにも有ったけれど,偉大なるニコラス・レイ監督の本作上映中の劇場を中途退場する二人の行動は映画マニアに取っては如何なものかと懐疑の声も🎞️

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-27

チャゼル監督のヒットしたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」にはシナリオのlessonを口実にライアン・ゴズリングがエマ・ストーン嬢をデートに誘うシーンが在って一緒に観る映画が何と本編だった。丁度グリフィス天文台が映る辺りで映写機に引っ掛かったフイルムが溶けて中断、二人は映画館を後に本物の天文台のプラネタリウムのナイトツアーに向かう!ナタリー・ウッドの姿は直接スクリーンには出て来ないがジミーは一寸顔が見えた。ヒロインは共に愛らしいがprettyなチョイと上向き加減な鼻型もチャーミングだ。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-16

NHK プレミアム・シネマでエリア-カザン監督の<草原の輝き>を観ました。本編宜しく、ナタリー-ウッドの魅力が際立つ♪ウオーレン・ベイテイとの恋愛はベスト-カップルの様でいて中々に難しいー。傷付けあって焦燥して往くシーンは痛々しい程。ワーズワースのポエムが意味する「草原の輝き」の一節は大人への成長譚にしては余りにも残酷か。相互のプラトニック-ラブ!牧童に成って既婚していた彼氏、其のラストシーンでの青春の残照が眩しかった。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-10

プラネタリウム教室で星の一生の映像に驚愕して怯えるシーンがあった。此は死と向き合う本編の伏線!!永遠のジミーことジェームス・デイーンは白いTシャッツに赤ジャンとジーンズ姿の青春スターのアイコン。初々しいナタリー・ウッドと深い絆で結ばれるのは家族の愛に飢えた似た者同志だからか…。ジミーを父の如く慕う弟分を亡くした喪失感ー。青春ドラマでありながら家族の或いは人間の一生をも描ききった名篇

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-01

スターチャンネルのジミーの青春映画特集で見ました。名画座や昔、TV でもやっていましたが、改めて観ると青年の内面に迫ったパッションに打たれます…。ジョージ・ルーカス監督の<アメリカン・グラフテイ>等も本編の影響が有る様にも思えます、家族の愛情に飢えた孤独な若者達の、ハイスクール・ドラマ。ジェームス・デイーンとナタリー・ウッド、ニコラス・レイ監督の鋭い演出の感性が光ったー。<トリュフォーの思春期>とも通じ会う処も!

最終更新日:2022-07-26 11:04:01

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