ヒトラーに盗られたうさぎ 作品情報
ひとらーにとられたうさぎ
絵本作家の実体験をもとにした小説の映画化
1933年、ベルリンで両親と兄と暮らす9歳のアンナは、父と母が深刻な話をしている姿を見る。ユダヤ人で演劇批評家の父はナチスやヒトラーをラジオで批判しており、次の選挙でナチスが勝てば弾圧を受けることがわかっていた。アンナは大好きなピンクのウサギのぬいぐるみを置き、家族と共にスイスへの列車に乗り込む。アンナの一家の亡命生活が始まった。ベルリンの家が恋しいアンナだが、状況は悪くなるばかりだった。
「ヒトラーに盗られたうさぎ」の解説
原作は、ドイツ出身の絵本作家であるジュディス・カーが自分の体験をもとに書いた児童文学「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」。それを映画化したのは、2001年に『名もなきアフリカの地で』でアカデミー外国語映画賞を受賞したドイツ人監督のカロリーヌ・リンクだ。時代は1933年。すでにヒトラーにより基本的人権は停止されていたが、3月の選挙でナチスが第1党になれば、父親は強制収容所に送られるのは明白だった。しかしそんな大人の事情は、子供にはわからない。スイス、そしてパリと次々と環境が変わるのもストレスになる。しかし辛いことばかりではない。新しい友達ができ、現地の言葉を覚え、環境に早く順応していくのも子供なのだ。アンナの父親を演じるのは、『帰ってきたヒトラー』でヒトラー役を演じたオリヴァー・マスッチ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年11月27日 |
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キャスト |
監督:カロリーヌ・リンク
出演:リーヴァ・クリマロフスキ オリヴァー・マスッチ カーラ・ジュリ |
配給 | 彩プロ |
制作国 | ドイツ(2019) |
上映時間 | 119分 |
公式サイト | https://pinkrabbit.ayapro.ne.jp/ |
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