パラサイト 半地下の家族 作品情報

ぱらさいとはんちかのかぞく

日の光も電波も弱い、半地下住宅で暮らすキム一家。父のキム・ギテク(ソン・ガンホ)はこれまでに度々事業に失敗しており、計画性も仕事もないが楽天的。元ハンマー投げ選手の母チュンスク(チャン・ヘジン)は、そんな不甲斐ない夫に強く当たっている。息子のギウ(チェ・ウシク)は大学受験に落ち続け、娘のギジョン(パク・ソダム)は美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない。しがない内職で日々を食いつないでいる貧しい彼らは、皆、普通の暮らしがしたいと願っていた。ある日、ギウを訪ねて、受験を勝ち抜き今や名門大学生となった友人ミニョクがやってきて、留学する間、彼に代わって家庭教師をしないかと持ち掛ける。受験経験は豊富だが学歴のないギウが向かったのは、IT企業の社長パク・ドンイク(イ・ソンギュン)の自宅である、高台に佇むモダンな建築の大豪邸だった。偽造した大学在学証明書にさほど目を通す様子もなく、若く美しい妻ヨンギョ(チョ・ヨジョン)に娘ダへの部屋へと案内されるギウ。受験のプロのギウは少し授業をしただけで母と娘の心をすっかり掴んでしまう。帰り際、落ち着きのないパク家の末っ子ダソンは、紹介したい家庭教師がいると提案。後日、ギウは妹のギジョンを連れて豪邸を訪れ、ギジョンはダソンの美術家庭教師となる。どの家庭教師も1か月も続かなかったというダソンを恐るべき速さで手なずけ、二人はあっという間に一家の信用を得ていった。そして、ギジョンは次にある仕掛けをし……。

「パラサイト 半地下の家族」の解説

第72回カンヌ国際映画祭にて最高賞パルムドールを受賞した、「オクジャ/okja」のポン・ジュノ監督によるブラックコメディ。全員失業中で半地下の部屋に暮らす貧しいキム一家の息子ギウは、友人の代理で高台に住む裕福な家の家庭教師を務めることになり……。仕事がなくても楽観的な父を「タクシー運転手 約束は海を越えて」のソン・ガンホが演じる。第92回アカデミー賞国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)、脚本賞、監督賞、作品賞の4冠を韓国映画として初受賞。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年12月27日
キャスト 監督ポン・ジュノ
出演ソン・ガンホ イ・ソンギュン チョ・ヨジョン チェ・ウシク パク・ソダム イ・ジョンウン チャン・ヘジン
配給 ビターズ・エンド
制作国 韓国(2019)
年齢制限 PG-12
上映時間 132分

(C) 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

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パラサイト 半地下の家族

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ユーザーレビュー

総合評価:2.4点★★☆☆☆、164件の投稿があります。

P.N.「シンプル・石(意志)・ベスト」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2022-07-27

ハリウッド映画の影響を受けているので、仕様がハリウッド映画。

ただ、内容には差別的な表現があり、アメリカでは韓国映画としてと言う建前。

アメリカ映画として製作されたら、恐らく叩かれたでしょう?

意外と日本趣味な要素も主軸にあり、それが、押し上げたのかもと思われます。

ただ、賛否両論わかれる作品で、明らかに、審査員側を満足させるだろうが、一般的には疑問を投げ掛けるのは間違いない。

ある意味、お金の臭いがするとも言える。

改めて投稿。

最終更新日:2024-12-11 11:01:40

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