未来を花束にして 作品情報

みらいをはなたばにして

彼女たちの流した涙と血のあとに今がある

未来を花束にしてのイメージ画像1

1912年、英国ロンドン。低賃金で洗濯工場の過酷な長時間労働に耐えるモードは、育児や家事にも日々追われている。その頃、女性の参政権を求めるWSPU(女性社会政治同盟)の行動は過激さを増し、彼女たちは”サフラジェット”という蔑称で呼ばれ、警察の取締も厳しくなっていた。同僚のバイオレットを介して恐る恐る活動に加わるようになったモードは、次第に自分の手で掴み取る別の人生があることに目覚めてゆく。

「未来を花束にして」の解説

決して屈することなく、あきらめずに闘い続けよう。「言葉より行動を」と主張した実在のWSPUのカリスマ的リーダー、エメリン・パンクハーストは女性たちを力強く励ました。参政権も親権もなく、特にキャリー・マリガンが好演するモードが属する労働者階級においては、使い捨ての働き手でしかなかった彼女たち。ほんの100年前、女性たちは暗黒の時代を生きていたのだ。そんな状況を打破し、未来に希望の火を灯したサフラジェットたちを描いた初めての劇映画が本作だ。監督以下女性スタッフが集結しているが、いわゆる女性映画ではない。あらゆる差別を越え、誰もがよりよく生きることの価値と意味を問い直すきっかけになる貴重は一本なのだ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年1月27日
キャスト 監督サラ・ガヴロン
出演キャリー・マリガン ヘレナ・ボナム=カーター ブレンダン・グリーソン アンヌ=マリー・ダフ ベン・ウィショー ロモーラ・ガライ メリル・ストリープ
配給 ロングライド
制作国 イギリス(2015)
上映時間 106分

(C)Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-05

オースチン原作の劇映画「プライドと偏見」でデビューしたキャリー・マリガン嬢、其の群像劇でも一際、初々しかったが本編でのヒロイン振りはもう大変何だ!本編は映画「マルクス・エンゲルス」よりも半世紀以上も後のロンドンが舞台に…。「マルクス…」では経済学が労働者に体得される組合員の面構えがラストを飾ったが、本編では女権獲得運動の熾烈な闘いの局面が火花を散らしたー。未来に花束を捧げた先陣の普通の人人の姿が。


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最終更新日:2018-12-16 13:16:29

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