今週の動員ランキングは、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念して製作されたアニメーション『ウィッシュ』(ディズニー)が初登場1位に輝いた。初日から3日間の成績は、動員43万4000人、興収6億1200万円を記録。どんな“願い”も叶うとされる魔法の王国を舞台に、少女アーシャが全ての願いを支配している王様に立ち向かっていく。監督は「アナと雪の女王」シリーズのクリス・バックと、本作が長編監督デビューとなるファウン・ヴィーラスンソーン。声の出演は、願い星に選ばれた少女アーシャをアリアナ・デボーズ、願いを支配するマグニフィコ王をクリス・パイン、アーシャの相棒である子ヤギのバレンティノをアラン・テュディック。日本語吹替版では生田絵梨花、福山雅治、山寺宏一がそれぞれ演じている。 2位には、前週と同じく『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(松竹)が続き、週末3日間で動員29万6000人、興収3億8600万円と、前の週を上回る好成績をあげた。累計成績は動員77万人、興収9億9700万円となり、早くも10億円に迫っている。
3位には、前週1位で初登場した『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(ワーナー)が、週末3日間で動員18万3000人、興収2億8300万円をあげて続いた。累計成績は動員60万人、興収9億2600万円を突破している。
4位には、幼児向け人気アニメーションの劇場版第2弾『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』(東和ピクチャーズ)がランクイン。監督はカル・ブランカー、声の出演はマッケンナ・グレイス、タラジ・P・ヘンソン、マルセイ・マーティンで、日本語吹替版では安倍なつみ、仲間由紀恵らが参加している。
9位には、「メアリと魔女の花」のスタジオポノックによる最新アニメーション『屋根裏のラジャー』(東宝)が初登場。声の出演は、少女アマンダの想像から生まれた“イマジナリ”の少年ラジャーを寺田心、少女アマンダを鈴木梨央、アマンダの母リジーを安藤サクラが演じている。
既存作品では、全米でも12月1日の公開からヒットを続けている『ゴジラ-1.0』(東宝)が5位をキープし、累計で動員287万人、興収44億円を突破した。