監督・キャストが登壇 宮沢氷魚 初主演作の公開を迎え、感無量!「大量の愛に溢れた作品です」映画『his』公開記念舞台挨拶

監督・キャストが登壇 宮沢氷魚 初主演作の公開を迎え、感無量!「大量の愛に溢れた作品です」映画『his』公開記念舞台挨拶
提供:シネマクエスト

日時:1月25日(土)
会場:TOHOシネマズ 日本橋 sc7
登壇者:宮沢氷魚、藤原季節、松本若菜、外村紗玖良、今泉力哉監督

スマッシュヒットを記録した映画『愛がなんだ』の今泉力哉監督が描く、男性同士の恋愛の“その先”の物語-。昨日から全国公開された映画『his』の公開記念舞台挨拶イベントが25日(土)、TOHOシネマズ 日本橋にて行われ、主演の宮沢氷魚をはじめ、共演の藤原季節、松本若菜、外村紗玖良、今泉力哉監督が登壇した。

宮沢は、400席越えという広い客席と大きいスクリーンを前に「大きいですね!」と感動した様子で、「みなさんの顔を観れて嬉しいです。」と笑顔で話し、藤原は「上映後ということで、観てくださった皆さんの空気をいっぱい感じたいです」とそれぞれ挨拶した。また、渚の6歳の娘・空を演じた外村が、「大勢の皆さんの前で緊張していますが、とても嬉しいです」と一生懸命挨拶すると、藤原は「一番しっかりしてますね。パパとしては120点です!」と嬉しそうに“父親”としての一面を覗かせた。

同性愛者であることを隠し人目を避けて暮らす寡黙な役柄ということ、さらに映画初主演ということでプレッシャーはなかったかという質問に宮沢は、「LGBTQを題材としたセンシティブな内容・テーマでもありますしプレッシャーもありましたが、そういった作品に以前から出てみたかったのでお話をいただいて嬉しかったです」と話し、「幼稚園から高校まで男子校で、まわりにも同性愛者の友達がいたので、少しでも(その人たちが)住みやすい、生きやすい世界を作りたいと思っていたので、このタイミングでお話をいただいて喜びが多かったです」と明かした。

空役の外村との撮影時のエピソードを聞かれると、藤原が「キーホルダーを作ってくれてありがとね。ご飯食べたあとに一緒にこたつで寝たよね」と明かし、外村は「外がすっごく寒かったから、こたつの中は幸せでした」と振り返った。

それを受けて、母親役を演じた松本は「2人(藤原と外村)がまるで兄妹みたいだった。本気で喧嘩したりして(笑)」と撮影時の様子を話すと、藤原は「泣いているところもいっぱい写真撮っちゃった」と明かした。それに外村は「そうでしたっけ~?(藤原さんが)いつも優しく接してくれるから楽しい思い出しかありません」と笑っておどけてみせ、それには思わず藤原も「いい子~!!」と目を細めた。

母親役を演じた松本は、「紗玖良ちゃんとは、今回厳しい母として接するシーンが多くて、もどかしかったです。」としながらも「(紗玖良ちゃんは)空という役どころを自分の中に落とし込んで演じていて、なんてこの子は天才なんだ!と思いました。女優魂を感じて、私も引っ張ってもらいました。大きな存在です」と外村のことを大絶賛。監督も、「子役と一緒に仕事することはそう多くはないですが、大人と同じ演出をしてもその通りにしてくれた。偶発的に起こるハプニングにも、お芝居を止めずにそのまま自然に続けることが出来ていた」と褒めたたえた。

松本が演じた玲奈は一見悪役のようにも見えてしまう難しい役どころで、演じる上で意識したことを聞かれると、「事前に決めたことはなかったが、3人の空気感からもらったものをそのまま出したら監督からOKをもらえたという感じです。」とし、「仕上がった作品を観て思い出したことがあって、玲奈が渚のもとから空を連れ戻すシーンで、玲奈が初めて迅と対面するんですが、その時に宮沢さんの透き通るような透明な肌や、真っ赤な手が女性から見てもすごく魅力的で、嫉妬しました」と明かした。それには監督も「2人がキスするシーンで、宮沢さんの耳が真っ赤になっていて、そういうのってお芝居で出来るものじゃない」と振り返った。

本作がLGBTQを題材にしているということで、撮影に入る前に勉強したことについて聞かれると、宮沢は「まわりの同性愛の友達とご飯などを食べに行って、普通に話をしているトーンとか空気感というものを自分のものに出来たらなと思っていました。そういうのは映画とか本では得られないものだと思うので。そこで得た経験は大事にしました」と話した。一方藤原は「どんなに準備しても、自分が渚になっている気がしなくて。わからないまま撮影に入って、わからないまま最後まで突き進んだ感じです」と明かすと、監督は「終わった瞬間の、2人の解放された感がすごくて、よっぽど苦しかったんだったんだろうなと思いました」と笑って振り返り、藤原は「人生で初めてというくらい、終わった後清々しかったです」と撮影時を懐かしんだ。

最後に、監督から「たくさん映画が公開されている中、この映画を選んでいただいてありがとうございます。題材的には同性愛を扱った作品ではありますが、特別視することなく一つの作品として作りましたので、色々な人に届いてくれたら嬉しいです」と話し、宮沢は「僕たちは大量の愛を持ってこの作品に挑みました。昨日から公開され、ようやく皆さんのところに届いて行っているわけですが、一人でも多くの方に届いて、一人でも多くの方が何かを感じて正直になってくれたらいいなと思います」と笑顔で挨拶し、イベントを締めくくった。

最終更新日
2020-01-27 12:00:08
提供
シネマクエスト(引用元

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