
映像作家・ダンサーの吉開菜央が自身にカメラを向けたドキュメンタリー「まさゆめ」が、8月28日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開される。メインビジュアルと特報映像が到着した。
34歳になった冬、吉開は心身のバランスを崩し、さらに故郷の母を亡くした。その後、修行をしようと赴いた禅寺で「意識が作り出す感情はすべて夢である」と教わり、食事や呼吸といった身体の根源に立ち返りながら、生きることを捉え直す──。
小田香監督作「Underground アンダーグラウンド」(2024)への出演でも注目された吉開菜央。「ほったまるびより」(2015)、「Grand Bouquet」(2019/カンヌ国際映画祭監督週間出品)、「Shari」(2022/ロッテルダム国際映画祭短・中編部門出品)など、映像と身体表現の可能性を探求した作品を発表してきた。
「まさゆめ」は身体表現、写真、アニメーション、8ミリフィルム、ホームビデオなど多彩な手法を積み重ねた、セルフ・ドキュメンタリーの枠を超える長編映画。第76回ベルリン国際映画祭フォーラム部門をはじめ各国映画祭で上映され、今秋には北米で劇場公開されることも決まっている。
吉開菜央(映像作家・ダンサー)コメント
私は、過去の記録を編集し、物語として再構築することで、映画はある種の夢であるとはっきり自覚しました。けれども同時に、その夢の中で、自分の身に起きた出来事を、ただそのまま見つめることができるようになりました。それは、映画という夢をつくりながら、夢から覚めていくような体験でした。
生きることと映画をつくることが、その年のお天道様の機嫌も相まって、思いもよらない形で、まるで「まさゆめ」のように結びついたのだと思います。この映画の体験が、私を超えた誰かの養生になり、それが巡り巡って、少しでも地球の養生につながることを願っています。
「まさゆめ」監督・出演・編集:吉開菜央 振付:関かおり 撮影:小田香、吉開菜央 音響:北田雅也 エグゼクティブ・プロデューサー:越後谷卓司 プロデューサー:吉開菜央、杉原永純 デザイン:畑ユリエ
企画:愛知芸術文化センター 制作:愛知県美術館
配給:ホワイトレオターズ 配給協力・宣伝:ブライトホース・フィルム
2026/日本/カラー/5.1ch/110分
© WHITE LEOTARDS
公式サイト:naoyoshigai.com/masayume

