映画『日本で一番悪い奴ら』主演・綾野剛、海外映画祭での反響に感無量!|ニューヨーク・アジア映画祭「ライジング・スター賞」授賞式

映画『日本で一番悪い奴ら』主演・綾野剛、海外映画祭での反響に感無量!|ニューヨーク・アジア映画祭「ライジング・スター賞」授賞式

6月25日(土)より全国公開を迎えた映画『日本で一番悪い奴ら』で主演を務める綾野剛さんが、“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られるライジング・スター賞を受賞し、ニューヨーク・リンカーンセンターにて授賞式が行われた。

授賞式に続き、同会場にて公式上映が行なわれたが、エンタメ性の高さと、現実離れしたキャラクター展開によって上映中は絶えず笑いが起こり、本編後半では悪に染まった諸星と同調するように観客は物語に引き込まれていた。

登壇した綾野剛は「会場の皆様、本日はご来場頂きありがとうございます。ニューヨーク、最高です!」と英語で挨拶。綾野は受賞に際して、「非常に光栄な賞を頂き、大変嬉しく思っております。私個人が、この賞を受賞したとは考えておりません。この『日本で一番悪い奴ら』という作品が評価され、私が代表として、今日この賞を頂いたのだと思っております。この作品に、白石監督に、そして本日この場にお越しくださった会場の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。」と感謝を述べた。

役づくりに関する質問に対しては「一人の男の26年間を演じるにあたり、その時代に応じて体重を10キロの増減をさせました。これは肉体的にはハードでした。」と苦労を語り、「特に自分より年齢が上の時代を演じる際は、顔をむくませるために顔にウィスキーを塗ったり、加齢臭を纏う方法はないかと歯垢を蓄えるなど、思いつく限りのことをすべてしようと思っていました。」と役づくりへの拘りを見せた。

最後に綾野が、「大変栄誉ある賞をいただきまして、感謝しかありません。今回、ニューヨークにきて、たくさんのパワーをいただきました。エンターテイメントのありとあらゆる可能性に満ちあふれていて、この地で体感したことを自らの糧にして、今後の作品にも活かしていきたいと考えています。」と締めると、会場からステージの二人へ盛大な拍手が贈られた。

国を超えて人々を魅了する綾野剛の妥協のない演技。「日本で一番悪い奴ら」はまだまだ公開したばかり!是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか


出演:綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス) 、ピエール瀧
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)
配給:東映・日活

(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

最終更新日
2016-06-30 10:20:00
提供
映画『日本で一番悪い奴ら』 公式サイト(引用元

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