Good Dreams:P.N.「さよならは言わないで」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-10-19
愛とペーソスに溢れた映画。亀戸行きたくなりました。世の中、まだまだ捨てたもんじゃない、そう思える映画でした。
愛とペーソスに溢れた映画。亀戸行きたくなりました。世の中、まだまだ捨てたもんじゃない、そう思える映画でした。
特に知ってる俳優さんがいるわけでもないのに、大きな映画館の上映前広告に流れてきたので、気になって観てみたら、ジーンと心が温かくなる良い映画。
当たりでした。
主人公の売れない役者の演技が、
ちゃんと売れない役者風に仕上げてるところも面白かった。
ヒロイン役の女の子、涙誘う表情が上手かった。
全体的に寅さん的な映画と思う。
ほんわかした映画。
NHKのピーター・バラカンのFM局ラジオ番組で流れたのが91歳で亡くなったシシー・ヒューストンの唄うビージーズのカバー曲・素敵なサムバディ何だね。ゆったりして堂々とした仕上がりでムードいっぱい
倍賞美津子出演の邦画プラン75やジャン=リュック・ゴダール監督の安楽死の話題が出た時にふと脳裏に過ったのがミヒャエル・ハネケ監督の衝撃的な結末の本篇何だ
壮大なセットやロケーションの中でなくても、人生というものを色濃く表せるということを証明した秀作!
各登場人物を演じる役者の方々が、短いワンシーンの中で、時に矛盾して、時に心が移り変わって、反対に最後まで情熱を貫き通す人物もいて、そういった様々な人たちが交差した時の人間模様をとても魅力的に演じられているので、とにかく惹き込まれる力がすごい!
観終わった時の、気づきの多さや、まるでアトラクションに乗ってともに旅に出ていたような興奮をきっと覚えると思います。
何度観ても、その鮮度が変わらないのも素晴しい!
人類最強が演じる、小粒だけどピリッと辛い演劇映画。
この映画の主演、松田凌さんは当年33歳。幼少から小劇場演劇を好み、十代半ばで舞台役者を志した、今どき貴重な青年です。
演技力と身体能力、経験、どこか影のある甘いルックスを全て兼ね備えた、同世代で随一の役者と言っていいでしょう。
人気役者である彼は絶え間なく舞台に出続けていて、この10月は進撃の巨人リヴァイ役として、NYっ子から本気の絶賛を浴びてました。
しかし、首都圏以外では彼の演技に接する機会がとぼしい。
本作はそういう松田凌さんのファン有志によるクラファンで作られた映画です。
出資して良かった…。
親友役の樋口幸平さんは元々松田凌さんのファンだそうで、後輩キャラで物腰が柔らかいのに目の奥がギラギラしていて説得力豊か。福松凜さんも同様。
また、渡辺いっけいさんの演技の深みと幅は特筆もの。人情派のようで脚本家としての貪欲さも滲みます。
おすすめ。
西田敏行の訃報を聴いて想い出したのが本篇や竹下景子との名コンビネーションのNHKラジオの名作ドラマシリーズ,TVドラマでのシューシャイン役何だなあ,寂しい
本篇の公開と観賞・受容を廻っては一冊の本に為るほど反響が在ったアラン・レネ監督の短篇のドキュメンタリー作品。フランクルの同名の書籍とは違う作品だが客観的なスタイルでは共通性が有るとも云われる
最初は、鑑賞しようか?迷ったが、何となく、様々な選択肢から選びました。
正に、俺たちの作品は、正真正銘の相棒だと言っている気がします。
柳葉さんも、紆余曲折を経て、今までの経験が活かされ、
今だからこそ、実現出来た作品と言えます。
昔から秋田県を体現して生きたからこそ、今回も、ロケーションが素晴らしい展開で感動します。
恐らく、ドラマをシリーズ化したかったのかかな?
それを映画に、込めた、感じ、後編も楽しみ。
なんだか、「北の国から」以来のパワー、力の入れようが感じられます。
さりげなく10歳の神木隆之介くんが子役ででていました。
サウンドアーティストの話を伺うとニュージーランド映画の本篇やオーストラリア映画の少年とペリカンのこころの交流を描いた映画・少年と海のシーンが浮かんで来て
今晩の満月ハンターズ・ムーンの話題から連想した本篇のシリーズ,ヌーデイなナスターシャ・キンスキー版も印象的だが,関連作品にエミール・ゾラ原作ジャン・ルノワール監督の名篇・獣人も在って興味津々
今朝のNHKラジオ深夜便私仕舞いの極意は本篇原作者・久田恵,多くの経験を経ていま,ちょっと寂しいぐらいが丁度いいと,幸福感いっぱいとは人間関係で距離感を置いた立ち位置で宿り木みたいなシニア食堂の構想と共に其の極意を語る。人生変遷記
今作のみの鑑賞になります。
ひと足先にオンライン試写で鑑賞。
舞台上で主に繰り広げられる、斬新な設定に驚きながらも、さすが!
一気に松田凌くんと渡辺いっけいさんのお芝居のやり取りに入り込んでしまう。
そしてお芝居が凄いからこそ、一緒に物語の中に引き込まれて、瞬きするのも忘れそうになるような、あっという間の1時間ちょっとでした。
これから後悔のないように人生を歩みたいと思わせてくれた作品でした。
違った視点で観るなどの楽しみ方もしたいので何度も観たいと思います。
終わったあと、気持ちの良い印象が残る映画でした。
昔の邦画で言えば、「蒲田行進曲」のような。
最近の邦画では、「スオミの話をしよう」。
又、愛知県の一宮市が 世界三大ウールの産地とは知りませんでした。
面白くはなかったけどずっと印象に残る映画。ちょいと興奮もするしね。光石研の鰻食べるシーンはすごく美味しそうだったし息子には優しい所も良かった!思春期に観ると性癖に影響ありそうだから便利だけどサブスクで簡単に誰でも鑑賞できるのは問題かも。
感動しました。人生には、紆余曲折があり全てが上手くいくとは、思いませんが自らの心の傷を負いつつも、夢に向かっている才能ある人の為に道筋をつけ、自らも壁をこじ開けて前に進んでいく姿を目にし、私自身も再度頑張る気持ちになりました。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
ごめんなさい、期待はずれでした。
他の映画の予告で気になったのと、私はこの原作は読んでいませんが、辻村深月さんの他の小説が好きで期待して行ったら拍子抜けしちゃいました。
ミステリー要素はどこへ…
マッチングアプリでよくある恋愛かな、、、と。
私の余計な独り言ですが、
真実にひとことだけ言いたいのは、あなたが幸せになれる相手は耕太郎だよ、と。
桜庭ななみさんの嫌~な女性の演技とても上手でした。
ああいう人現実にいますね、すごく苦手な人種。
反対に原作を読んでみたくなりましたので、購入します。
多勢の方に見てもらいたい映画、見るべき映画、込み上げる感動とかはなかったけど、見てて怒りが湧いてきた、今のこれが起きている現実、児童売買、究極の自分の欲の為だけに子供売る買う(女性)、もっとも神に背いてる行為、捜査官の使命感、主演のジム•Cの想いが伝わる、児童売買(女性)がなくなる社会を願う。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
発達障害の女子高生がファッションショーに挑む青春ヒューマンドラマ。外れの多いご当地映画にも関わらずかなりの傑作である。決してリアリティレベルが高い訳ではなく、ともすればご都合主義的な話にもなりそうな際どいシナリオなのだが、ギリギリのところでこれを回避している。しかもその方法が大胆な飛躍や、突飛な振る舞いなどでは無く、丁寧さと愛嬌を持って優しく包み込むという大変バランス感覚の要求される難しい方法で持って正々堂々と描き切っている。作り手のこの懐の深さには素直に賛美を送りたい。キャラクター配置も絶妙でどのキャラクターもシナリオラインに対して上手く機能している。特に黒川想矢演じる中学生の存在は大きく、主人公よりもより症状が重い障害をもった存在がいる事で、主人公を相対化し特権的な存在になってしまう事を回避している。後に若干あざとい役回りを担うが、それも物語の構造上必然を感じさせ、むしろご愛嬌の範囲で許せるところに留めているのが、この映画の強さである。