スプリング、ハズ、カム:P.N.「ポテコ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2017-02-16
一人暮らしの部屋探しに父親と一緒に上京。ゆっくりと時が流れて癒されていく感じ。父親の娘への、娘の父親へのそれぞれの思いがつたわり優しさに溢れた映画だった。
一人暮らしの部屋探しに父親と一緒に上京。ゆっくりと時が流れて癒されていく感じ。父親の娘への、娘の父親へのそれぞれの思いがつたわり優しさに溢れた映画だった。
原作ファンの中でも人気の高い、豪華客船編を、まさか劇場で観れるなんて!
ファンとして素直に嬉しいです。
映像も音楽も綺麗で、バトルシーンのテンポもよく、演出も凝っていて、全体的にとても作り込まれていました。
作り手さんの愛を感じる作品です。
原作のファンで同じくファンの友達と見に行ってきました。
アニメそのもので感動しました!
最初のCGで入る場面は鳥肌が立ちました!
これは観ないと体験できないと思います。
小津安二郎監督の東京物語へのオマージュ作品(東京家族)がハンカチが必要な、シリアスな大泣きの一大メロドラマだったのに対して、本編はその喜劇版!小津監督自身も無声映画時代から落語を元にしたコメデイで突貫小僧等数多くの子役をデビューさせ観客を笑いの渦に包んでいたから、本編はその精神を引き継いだものだろう…。先の映画弟、母べい、小さな家等で藤沢周平の本格時代劇から現代ものへ移行した山田洋次監督の次回作やお芝居にも眼が離せない♪
家族の絆とは何かシリアスな眼差しで見詰めた小津安二郎監督の代表作の一本。世界映画史のベストワンに選ばれた金字塔!そのアイコンの原節子の美貌と最高の女優と言わしめた紀子役は誰も凌げない伝説的作品…。そのオマージュ作品には珈琲時光、東京家族…等数多く世界の映画人に<オズノ魔法使い>とも呼ばれる程の栄誉も。ドラマ性を排した淡々としたリズムが小津調とも。ローアングルと生真面目にも俳優の真正面を捉えるカメラアングルとフレームワークが映画の文法を変えてしまった…。
ドライなタッチの小津安二郎監督の名作(東京物語)を大メロドラマとして3.11以後の日本社会、それも上京したものの漂流せざるを得ない親や老人の現実局面としてシリアスに描いた…。故郷へ帰って隣家の娘さんが洗濯物を取りに来る長閑なラストシーンは小津監督(麦秋)のオマージュでもあろう…。(男はつらいよ)のフウテンの寅さんシリーズそのものが、僧侶の笠(小津監督のアイコン的男優)を出演させ続けて松竹大船調の小津作品へのオマージュだったがー。
京橋フイルムセンターの映画の教室でも何度となく取り上げられているジャン・ルノワール監督の代表作の一本!!笛を合図に脱獄するシーンの美しさやスイス国境沿いのラストシーンの秀逸さは語り継がれている。例えばフランソワ・トリュフォー監督の映画(暗くなるまでこの恋を)のラスト近くのシーンは本編のオマージュ♪ウデイ・アレン監督の自作自演の(マンハッタン)でも、ダイアン・キートンと入る映画館の看板に本編の名が…。今でも多くの映画人に刺激を与えた続けている名作中の名作。ジャン・ギャバンらの友情も格好いい♪
京橋フイルムセンターの映画史上の名作選として何度も上映された映像モンタージュの金字塔的作品!劇的なタッチは世界の観客に熱狂的に迎えられた…。日本ではその公開が遅れたものの、映画評論情報等を通じ、例えば作家・小林多喜二の(蟹工船)の創作にもヒントを与えたとかー。ソビエト映画では(母)と並びエイゼンシュテインの名前は映画術創成の歴史に刻印されている。視覚言語の漢字がモンタージュ理論のヒントになったと言う撮影秘話も♪
終始関西弁で織りなされるテンポの良い掛け合いが観ていて気持ちが良いです。原作を読んでこの壮大で、人物が入り組んだストーリーをどうまとめるのかと思っていましたが、決して見応え不足を感じされる事なく約2時間によくまとめられていたなと思います。ぜひとも続編に続いてもらいたいです。
2回観させて頂きましたが、桑原さんと二宮さんがとにかく魅力的で素晴らしくて…お二人の事をますます好きになれた気持ちがします*そして会話が関西弁で、柔らかく温かみのある感じが良かったです…緊迫したシーンでも、場を和らげてくれていた気がします。怖いシーンなどもありましたが、また観たいと思える映画だと思います…続編ぜひお願い致します。
ポール・トーマス・アンダーソン監督が放つヒッチコック監督の(めまい)の様な迷宮作品に仕立てたサスペンス?カメレオン俳優ホアキン・フェニックスのややコミカルでヒッピーな私立探偵の持ち味がいい。東洋趣味なシーンも。突然日本語が飛び出したりしてー。昨日、名画座で見た映画(ある天文学者の恋文)でも女性スタントマンの恋人を<カミカゼ>の愛称で呼んでいるいるのに吃驚sましたが!
岡田の演技に感激するも、何か足りない。その答えは勿論トランキーロだぜ!
やっぱり、エエわこの映画!次の続編があることを期待するも、右京さんも気になるよ!困りましたね。冠城くん
この歓声この雰囲気、あたの耳に届いてますか?!次の相棒は、仲間さんで決まりや!これもデスティーノ!しかし、最高だね!相棒シリーズは永遠
名編集者が作家を育てるとはよく言うがその事を体言した映画だ!ドキュラマの邦画(書くことの重み)も思い出した…。華麗なるギャッビーのフィッジラルドや老人と海の文豪ヘミングウエイが出て来たりとウィデイ・アレン監督の(ミッドナイト・イン・パリ)風な処も有るー。池袋新文芸座で映画(ある天文学者の恋文)と併せてみて共にインテリジェンスな作品だなあと感嘆しました。オルガ・キュルレンコとニコール・キッドマンの演技が見られる豪華二本立てと言うのも印象的♪
有名な女優さんばかりで、どんな感じかと思ったが、ネット上で非常に評価が高かったので見にいった。正解!!!
主役の比嘉愛未、ミムラ、佐々木希の三姉妹のバランスも良く、圧巻の演技の母親役の鈴木保奈美と祖母役の多岐川裕美、島田陽子や古村比呂、桐山漣、長谷川朝晴、天野浩成ーそれぞれの人生を演じていて、いろいろ考えさせられたし、後半は涙を抑えられなかった。それぞれの役者が、与えられたキャラを熱演していて、素晴らしい。
おバカな探偵としっかりものの示談屋のコンビで、ハチャメチャで面白かった。娘がチャーミング。
本編は、もう女優オルガ・キュルレンコへの愛の為に書かれた様な物語!映画(故郷へ)がチェルノブイリの原発事故で亡くなった人々への想いの詰まった作品であった様にー。今回は亡き教授への想いと天文学者の教授からの究極の愛情。
こちらはただのラブストーリーではありません!
ハラハラする場面、主人公達の心の変化、そして幸せに満ちた光景は何故か切なく、描写が繊細でした。ラストは涙が止まらなかったです。
とても良い映画に巡り逢えました✨
子どもが巣立ち、夫婦2人きりになるであろう私の家とダブってしまい、ファミレス帰りの雨の車のシーンからすでに涙があふれてしまいました。(家族ゲームに出ていた男の子)ドンの演技がすばらしく、お母さんに作ったお弁当のシーンでは、すすり泣きが多数聞こえていました。