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- ★★★★★
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- 2017-03-01
ひたすら北へと向かう主人公の脳裏に蘇る最愛の人。色が消えていく景色。そして異なる時間軸の映像や景色が徐々に混じって行き映画というものを離れてしまう。映し出されているものが監督の心である事を否応無しに突きつけられる瞬間である。これでもかというほどの長回しも終盤に映し出されている映像に身震いがし高揚せずにはいられなかった。絶対的に埋まる事の無い距離を視覚化した素晴らしく優れた表現であり切な過ぎるシーンがそこにあった。吹雪と共に消散する世界に流れ出す小谷美紗子の歌。まさに喪の作業である。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
現実と妄想が混同していき物語が急激に加速したのもつかの間、唐突に死というラストが突きつけられる。とにかく本当に救済が無くひたすら生々しく乱暴な静寂が漂う映画で特に女性の方は目を背けたくなるシーンも多々あるので注意が必要。錯雑するその中でただ一つ確かである事は一人の人妻が血を吐き苦しみながら死んだという事である。その姿は鮮烈な光景で邦画の中でも上位に食い込む悲惨さじゃなかろうか。ラスト直前の土砂降りの雨のシーンは魅惑的且つ絶望感溢れるものだった。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
「イヌ」を観て何も感じない人と話す言葉を僕は持ち合わせておりません。現時点で北田直俊はこの1作品しか残していない。彼はこの一本で自主映画の絶望と希望を描ききってしまった。こんなにも「映画」である作品が人知れず地下に埋もれてしまっているって何なんだろ。ひたすら詩情的。人間の大半は屑であり、その中でいくらもがいても救われそうでも、やっぱりひたすら報われないって事を知らしめてくれる内容に涙しそうになります。歪で綻びだらけだけど、そんなのどーでもいいんです。圧倒的に面白いんだから。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
矢口監督の作品は安心して楽しめるので観に行きましたが予想以上に面白かったです。筋違いな解釈もされてる様ですが、電力消失はあくまでギミックであり、そんな中で家族や他人との本当のつながりを再認識するということでしょう。また、あるシーンについて「火事場泥棒は良いのか」という声がありそうですが、そういう意味ではありません。
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- ★★★★★
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- 2017-03-01
オープニングとラスト10分が素晴らしかった!
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
サム・ペキンパー監督のイメージと言うとバイオレンスなスローモーションとピンク・フロイドの音楽見たいだが、ダステン・ホフマン主演の映画(わらの犬)を観ると意外なシュチュエーションに驚かされる!!このアメリカ人数学者は非暴力の無抵抗主義者として描かれているのだ…。スタインベックの(二十日鼠と人間)を思わせるエピソードも織り込まれて、ホフマンは無実の罪人を守る姿の正義漢なのかも知れない♪本ドキュメントは、例えばそう言ったペキンパー創作のヒントを与えてくれる。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
映画🎬を観て 一口に 感想を説明できるような作品では無いです。
只々、語りたくなります。とにかく観て欲しい、DNAを揺さぶります。タオルハンカチ位は、用意が必要かと…。上映して居るこの機会を逃すと、損をしますよ。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
本編を初めて観たのはTV の深夜番組だった。この絵の様に美しい画作りはオーギュスト・ルノワールの画集さながらでは無いか!!ジャン監督こそ父ルノワールを書いたその人である事を後で知った…。澁谷文化村等でもルノワール/ルノワール展が開かれたしキャンバスとスクリーンとの比較研究も興味深い。其れにしても興業者ジャン・ギャバンの渋さ。更に圧巻の色彩乱舞なラストシーン…。映画とはもう夢以外の何物でも無い。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
カラフルな絵コンテが残されているが、謂わば黒澤明監督の戦国絵巻物!アトラクションのモンタージュ効果抜群な昔の明黒澤のタッチでは無い…。引きの固定カメラはまるで幽玄能見たく一見眠気をも誘う程だ。乱を取材したクリス・マルケル監督の映画(A.K )にも有ったが老監督の信念に沿った作品作り。悪夢の様に美しく残酷な其のタッチは八月のラプソディーや夢に出現♪
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
ロドリゴ・ガルシア監督の母子に注がれる暖かな視線…。本当に妊娠中のナオミ・ワッツのセミ・ドキュメントな愛らしさ!!エンドロールに流れる歌の醍醐味…。本編は何度も見たくなる様な作品の一本です♪
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
市電がs石畳の海炭市(函館市)を進む夜景は幻想的でまるでリスボン見たいだ!其処を舞台に繰り広げられるオムニバスな愛の群像劇は、ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品をも連想させた…。其の短篇集を読んで見てから再度見たが謎が深まって行く…。音楽もまた、佳い♪
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-28
Mステ見てLiSAの歌と映画の番宣に気になって今までの内容は携帯で調べ25日に子供と観に行来ました。ヤバイ!!はまった
もう最高♪キリトくん、めっちゃ好み…私の頭の世界は、SAOだよ!素敵なアニメありがとう
毎日…息子と熱く語っているよ~
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- なし
- 投稿日
- 2017-02-28
ヤマト発進…せず!他の映画の予告と合わせて1時間で次回に続くって…。次回ヤマト発進って…。映画を観に行って腹立ったの初めてです!予告編で1200円取るな!
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- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-02-28
普通の2Dでみてきたのですが、魔術のシーンを3Dでみたいと思う程、街がグネグネとすごいです!
マーベル作品なので、EDは誰が出るかなーとワクワクしていたらソーでニヤリ。ソー3も楽しみです。
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2017-02-28
映像がきれい!さすが新海監督って感じです。そこに☆をつけました。
ストーリーはとっちらかって、二人がそんなに想い合うほどやりとりもしてないので感情移入もできない、結果泣き所がない、恋愛映画としてとても残念。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-28
クリスマス・イブの多幸感を連想するとしっぺ返しを喰らう異色作!一見仲の良い
家族と言うコミュニテイが愛憎劇の坩堝と化すー。其はデンマークが舞台のトマス・ヴィンターベア監督の映画(偽りなき者)とも通じ合う…。本編では臓器移植が必要と言うメインテーマが、家族愛の血縁と放蕩息子への拒絶感とが絶妙にドラマを刻む…。デプレシャン監督のアウトサイダーの視座が疎外感回復の傷痕ドラマとなって究極の愛の主題に合流して行く…。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-28
映画一回目はついてくのがやっとでした。
二回目は流れがわかってるので感情移入出来てボロ泣き。
さてさて、原作を読んだ三回目はどーなるか。今から楽しみです。
山場も盛り上がりもなく、淡々とすずさんの日常を描いているこの作品。戦時をプチ体験してみてください。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-28
アニメを既に見てる人も楽しめる作品!!
劇場で見るのは良い!
小説を読んでる人にもそう言えばそうだった。何て思い返される事もあります。
劇場内多くの笑い声が…。
グロな描写があるにも関わらず、そんなところが魅力な作品。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-28
ロードショー館で見ましたが、TV で久し振りに見ました…。クリスマス前後を挟み家族や地域コミュニテイの人間の絆と猜疑心が露呈される点でフランス映画クリスマス・ストーリーとも共通性が有ります。イノセントな子供が無自覚で発した言葉が、親や大人の偏見で愛すべき同胞を排除してしまうと言う構図には、罪人イエスがオーバーラップされているのかも知れません。和解後、息子が一人前に成って猟銃を与えられた初の狩で、何者かが発砲するラストシーンは不気味!!神の試練と言う形で世間の偏見が一筋縄では無い事を暗示ー。
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2017-02-28
ダンスシーンが楽しみで、アカデミー賞候補でもあるときいて
見に行きましたが、あれ?こんな感じ?というのが正直な感想です。主人公の恋人がジャズピアニストを目指している設定だったためジャズバーのちょっと暗いシーンが多かったです。ストーリーもわかりやすいというか、ありきたりで、心をつかまれる部分がなかったです。