花戦さ:P.N.「タニマル」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-09
脇役がすごい人たちで固められていて見応えがありました。利休が驕り高ぶる秀吉を、戒め損ねたのを専好さが、お花で戒める。花の力、自然の力は、偉大です。信長を敬愛していた秀吉は、「お茶やお花を学び上に立つ者は優しくあらねばならぬ」との言葉を思い出し、自分の器の小ささを感じたのかもしれません。
脇役がすごい人たちで固められていて見応えがありました。利休が驕り高ぶる秀吉を、戒め損ねたのを専好さが、お花で戒める。花の力、自然の力は、偉大です。信長を敬愛していた秀吉は、「お茶やお花を学び上に立つ者は優しくあらねばならぬ」との言葉を思い出し、自分の器の小ささを感じたのかもしれません。
萬斎さんの演技、映像の美しさ、そして、心温まるストーリー。傑作です。
原作は読んでいませんが、福士蒼汰のファンでどの映画も見逃す事無く上映中は映画館に何度も行っています。今回の映画は内容も良く、家族愛が伝わり又、ヤマモトに隠された過去に号泣しました。周りの方も凄く泣いておられました。福士君の大阪弁にも感動しました。良くもあそこまで私は完ぺきと思いました。
上野の国立西洋美術館で開催されたデンマーク・スケーエン地方の絵画展。其の中で一際、チャーミングな女性のポートレイトが在った。本EU 特集上映の日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念公開作品<マリー・クロヤー、愛と芸術に生きて>2012のヒロイン,マリーの肖像であった。トリュフォー監督の<突然炎の如く>の様な危うい三角関係にも陥る。有名な画家の妻とスウエーデンの作曲家。ピレ-アウグスト監督は其の揺れ動く愛の炎を克明に描き出す!ストイックな迄にー。
無限の住人、4回目観ました、最高の映画でした。あっという間の時間でした面白かったです。
本編の原作、三浦綾子の「母」を読んで見ました。多喜二の母セキの秋田弁の訥々とした想い出噺が細かい。小説や舞台では読者や観客のイマジネーションに委ねられるが、映像ではよりリアルな再現描写が求められる。日本最高齢の女性監督は低予算で効率的に撮影をしたと言う…。パン、おはぎ、食卓等…日常生活のシーンも多い。山田洋次監督の<母べい>見たいに治安維持法法制下、特高が土足で家宅捜査する場面が余りに強烈で痛々しい!戦前の暗黒政治だが希望の灯は消えず。「闇があるから光がある」
スターチャンネルのX シアターで本編を。色調を抑えたトーンの法廷シーンの緊迫感が心地好い…。フラッシュバックで挿入される真実。弁護士のキアヌ・リーブスが嵌まり役だった。記憶を辿って青年が紙に柄模様を描く処もサスペンスフル!!
ジェイムス-フランコ主演の未公開映画<トウルー-ストーリー>の放映をTV観賞していたらミステリアスなフェリシテイ-ジョーンズの姿から本編を連想…。ホーキング博士との恋愛はオックスフォード大学出の彼女ならではの嵌まり役!!beautyful な青春ラブコメタッチの始まりから人生のドラマは進展…。パーキンソン病で車椅子姿の博士の恋愛術と宇宙の法則のパズル解きー。
事故で脚を切断されたステファニーにとって鯱の水中ショウで脚光を浴びた時はもう二度と取り戻せないかに想えた…。子連れの警備員の男も貧困に喘ぐがボクサーのファイターとしてチャンプになる夢は捨てきれ無い。絶望の中で出合った女と男の宿命の愛情を、眩しい光の中に描き出す♪特撮技術もさることながら、気丈なマリオン・コテイヤールが印象的。野良犬が大好きな子役の男の子も可愛かった。
前作<君と歩く世界>で片足を事故で失ったマリオン・コテイヤールが其の鎖された心を移民の男性に因って開いた様に、本編ではスリランカ出身のデイーパンは戦争で家族を亡くした傷痕を難民の女性への愛情に因って回復して行く…。どちらも連れ子の存在が映画の核を成していた。本編で森の中の巨大な白い象の姿が断片的に何度もクローズアップされ神々しい!前作の水中の大きな鯱の姿がそうで在った如くに。
久々に、「夜中にトイレに行けなくなる」ホラーです。自宅の寝室とトイレが離れていて、間に長い廊下のある家の人は見てはいけません。
じわじわとした心理的な怖さがメインだけど、解剖の話なので、ビジュアルなインパクトが、思ったよりも強いですね。ホラーならなんでも来い、という人向けです。
高校生の時、ロードショーで007を観た。初日で超満員で少し始まっていて、立ち見!柱の陰でスクリーンはまともに見られなかった…。熱狂的なファンの息遣い…。本当の面白さは後になってから知ったー。ジェイムス・ボンドはショーン・コネリーだった。
唐突な恋愛シーンや中途半端なコメディーシーンに戸惑いを覚えましたが、全体を通して充分楽しむことができました。
ナチスの蛮行には焚書、印象派絵画の破壊、見せしめの為の退廃美術展、至宝の略奪…美術書、美術品等まで及んだ。エンドロール直前に実際の写真に出て来る泰西名画の数々。奪還のプロジェクトはオーシャンズのシリーズ宜しく痛快!!ジョージ-クルーニーが監督、主演でお見事♪
レイ-ブラットベリのSF 小説からヒントを得たようなタイトルの本編は9.11のツインタワーの悲劇から始まる…。ジョージ-ブッシュ大統領がその時何をしていたのか、テロへの報復と称してとったイラクへの根拠無き大空爆…。ドキュメンタリー映画の強みを前面に出した作品の説得力は、先に観た<シチズンフォースノーデンの暴露>と言う作品にも共通する。情報統制や操作の怖さもー。また、そういう権力者を許さない映画人、ジャーナリズム、民衆のパワーも感じられる♪
衝撃のスノーデンのドキュメンタリー映画と本編を併せて観た。ジョセフ-ゴードン-レヴィットが熱演。9.11を捉えたマイケル-ムーア監督のドキュメント-フィルムもジョージ-ブッシュ大統領への痛烈なパンチで在ったが本編もオリバー・ストーン監督のオバマ政権への態度も中々に手厳しい…。9.11以後テロ防止の名の下にスパイ防止や治安維持-共謀法の画策が生々しいだけに、隣国アメリカの覇権野望のスノーデン事件の顛末は他人事では無い現実味が感じられた!!
池袋文芸座の今観て欲しい社会派作品(情報と政府)で本編と劇映画<スノーデン>の豪華二本立て。!ドキュメンタリーの本編のリアルタイムの生々しい迫力は嘗て無い映像体験!!ネット監視社会の脅威を描き出すと共に合衆国政府側の情報管理に携わった29歳のスノーデンが一市民として真実を明らかにした其の勇気に励まされる。本編を観た後でオリバー・ストーン監督の劇映画を観たので背景がより鮮明になったー。
華やかな結婚式場のシーン。愛くるしく輝いているウエデイングドレスのキャメロン・デイアスから、元カノ役のジュリア・ロバーツは彼氏を奪おうと思うのだが…。ハリウッドの結婚式でのどんでん返しを一練りした展開が面白い!ラストでカミングアウトしたイケメンの男友達とのダンスシーンもまた、現代的かも♪悲恋物語がユモーラスで素敵な味わいで心憎い。
一度観た時はびっくりの連続でしたが スクリーンの迫力に引き込まれました。
素晴らしい映画で 今日4回目観させて頂きます。癖になる映画です。
Movie plus のTV 放映で久々に<サンドラの週末>を観た。最後の方でマリオン・コテイヤールが臨時工のアフリカ系黒人の青年に働き掛け青年は説得に応じる…。其のシーンで本編冒頭の移民女性への診療拒否のシーンを思い出した。非正規労働者や移民等、社会的に弱者とされる人々への眼差しの暖かさ。其の辺りが一貫してジャン-ピエール&リュック-ダルデエンヌ兄弟監督作品のモチーフなんだろう。