映画感想・レビュー 1497/2607ページ

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?:P.N.「NAOYA∞」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-09-06

やたらとオーバーだったり、あまりに色気を出しすぎで、見ていて恥ずかしくなる演出が見受けられ、一度はなずなに駆け落ち相手に抜擢(?)されていながら、やり直しの勝負に負けてから、一気に嫌われ役となった祐介が気の毒な気もしましたが、それなりに楽しめました。
中1同士の駆け落ちが上手くいくなど、あまりに現実離れしていますが、あのラストは成功したという解釈でいいのでしょうか?
楽曲は素晴らしく、主題歌を担当したお二人は、広瀬さんと菅田さんが歌っているのかと思うほど声質が似ていて、作品にぴったりでした。

風立ちぬ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-06

日比谷映画街のロードショー舘で満席の中で観賞。〈星の王子様〉の原作者はフランスの映画監督ジャン・ルノワールの盟友でパイロット経験者。宮崎駿監督も何処かで、先の戦争の愚かさと戦闘機のボディの美しさに憧れた自己の気持ちのアンビバレンツさを語っている。本編も肺結核療養のサナトリウム暮らしの堀辰雄の初恋の心情と飛行機開発者・堀越氏の大空への夢とが微妙に交錯!

千と千尋の神隠し:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-06

NHKBSTVてスタジオ・ジプリの映画音楽を担当している久石譲のライブin Parisを放送していた。本編、縁の湯場近辺へ昔、旅した事があった。学生時代にクラスメイトが〈風の谷のナウシカ〉を観て興奮していた事が在った。友人が〈耳をすませば〉の劇場チケットをプレゼントしてくれた事も!スタジオ・ジプリの博物館に仲間と予約して見学した日々も懐かしい想い出のひとコマ だった…。

ワンダーウーマン:P.N.「r」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-06

主役の女優さんがアクション含めてどの瞬間も素敵で、たぶん演技も上手だったから引き込まれました。スパイダーマンのあまりの思慮のなさにうんざりしてから見たので、マーベルにはもう期待してなかったんだけど。見て良かったです!

ビッグ・フィッシュ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-06

難病ものの男女の愛の映画〈ある愛の詩〉が窮極の処、父親と息子ライアン・オニールの和解の物語で在った様に、本編も又病床に伏した法螺吹き男爵の父の過去への旅、ロードムービーなのである!そんな過去たちとの再会のラストシーンは大河の流れの様に訪れ父は黒き瞳の大魚と為って旅立って往くので在った……。

サウスポー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-06

プロボクサーのドラマは、ちばてつやの劇画〈あしたのジョー〉や映画〈ロッキー〉〈チャンプ〉等が名篇が挙げられるが、本編は紛れも無く大感涙作品なんだろう!妻亡き後の父と幼い娘の関係がよく描き込まれ、家族の絆、人間の絆のヒューマンな物語と為った。絶望の中の微かな希望が、又此処に愛と勇気の映画を産んだー。

世にも怪奇な物語:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-06

ジェーン・フォンダとピーター・フォンダが妖しい魅力のロジェ・ヴァデイム監督作品、アラン・ドロンが自己の良心と闘うルイ・マル監督作品、ドロンが見上げる青空から始まるローマの映画祭の内幕ものを切り取った酔いどれテレンス・スタンプ主演のフェデリコ・フェリーニ監督作品。賞金のフェラーリの暴走車から見えた最期の光景は如何に?ポーの異界に興じた三本立

フィフス・エステート:世界から狙われた男:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-06

本編はマイケル・ムーア監督の一連のドキュメンタリー作品や映画〈スノーデン〉等を想わせるスリリングな展開だ!白髪のベネディクト・カンバーバッチの怪演も光るー。産軍一体の機密情報の公開か漏洩か、国民の知る権利とは何か、告発者のリスクと其の保護とは…。現代社会を揺るがすマスメディアの巨大な権力や国家権力に立ち向かうドン・キホーテさながらの姿が。

水面のあかり:P.N.「きょんちゃん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-05

映画『水面のあかり』の初日9月2日(土)に、観てきました。
日本らしい素敵な作品でした。
満席で、立ち見の方もおられました。
どんどん日本中、世界中の方に観ていただきたい作品です。

フィリップ、きみを愛してる!:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-05

movie plusのTV放映の吹替版で観た。カミングアウトしてからも嘘が嘘を呼びラストのサプライズに観客全員が騙されるのでは!ジム・キャリーとナイーブなイケメン、ユアン・マクレガーの永遠のコンビネーションに雲海も想わずシンボルマークにー。騙し屋家業と言う点ではレオナルド・デカプリオ主演の映画〈キャッチ・ミー・イフユーキャン〉を連想させた。

甘い生活:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-05

ナオミ・ワッツがダイアナ妃役の映画〈ダイアナ〉を観ていたら本編に登場するパパラッチの事を想い出した。ゴシップ記者のマルチェロ・マストロヤンニとフェデリコ・フェリーニ監督が組んだ自由奔放でデカダンな甘い生活、其れは又フェリーニの自伝的作風の〈8 1/2〉へと連なって行く…。

世にも怪奇な物語:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-05

ラストのエピソードはフェデリコ・フェリーニ監督の十八番!暴走の果てに怪奇と美少女と言うエロスとタナトスの耽美がー。少女は毬を突いていて…、横溝正史のミステリアスな世界さながらにね。超コワ、エドガー・アラン・ポーの原作のオムニバス3作品だった。

怪談('64):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-05

NHKTVの「美の壺」で小泉八雲ことラフカデイオ・ハーンが取り上げられていた。本編〈怪談〉に有る「雪女」や「耳なし芳一」も(永遠の女性像)や聴覚を刺激する(語りの文藝)として解説されている。其れにしてもモノクローム撮影の雪女の白い肌、其の妖しいオーラを放つ岸恵子が一際印象的だった!

ベイビー・ドライバー:P.N.「すべてがいとおしい=ベイビー」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-04

まさに、イニシャルDをオマージュするようなドライバーズテクニックは日本のスバル車で幕を開ける。音楽とかわいい彼女となんてったって、車が好きなんです。死ぬほど車が好きなんです。そして、音楽も、かわいい彼女も…。また、主人公が、人々から愛される。車、ドライバーズテクニック、音楽、そして、かわいい彼女と主人公の彼、すべてがいとおしい=ベイビー、それは、ドライバーなんです。

ワンダーウーマン:P.N.「愛の戦士」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-04

ヒーローものの中でも、かなり、リアリティを追究した作品。

又は、ヒロインとなるワンダーウーマンも、かなり、現実に寄り添う、身近な存在として描かれているのは、空から突然現れるスーパーマンとも違う…。人々を救いたいと言う愛の強さから自らの力に目覚める。結局、人々を本当に救うのは人が何を信じるか、彼女はただ愛を信じる愛の戦士なのです。

蒲田行進曲:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-04

小堺一機のTV番組〈かたらふ〉でゲストの中村雅俊が本編のテーマソングの一つ〈恋人も濡れる街角〉に付いて語った。流石に深作欣二監督も本曲は入れ難かったらしい!実際は工夫して随所で〈キネマの天地〉と併せて挿入、中々決まっていた。本編を観て怒った野村芳太郎監督が山田洋次監督に松竹で〈キネマの天地〉を撮らせたのも何かの因縁なのかも。

最終更新日:2025-10-19 16:00:01

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