- 評価
- ★★★★★
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- 2017-09-01
池袋新文藝座の藤田敏八監督没後20年特集で本編上映後に主演の永島敏行&scripterの白鳥茜のサプライズ・トークショーがあった。感涙のまま登壇した其のシャイな姿は映画そのもののナイスガイ。藤田監督の為に全力投球したチームブレイ、炎天下の撮影で死ぬ思いだった天竜川下り船の労働の過酷さ、飲み明かして宿から追い出されたエピソード、パキさん事・藤田監督の分けの判らない魅力等。最高傑作の青春巨編に泪が止まらない。何度観ても良いんだね,此が。
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- ★☆☆☆☆
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- 2017-08-31
残念
30年ほど前にTBSで三部作で作られた同原作者の関ヶ原の方が遥かに良くできていた。
現在の方が技術力等遥かに良いはずなのにこの様か…
全く物語に入って行けなかった。
テレビドラマの方は泣けたのに。
なんだこれ
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-31
夏休みに東京練馬上井草のいわさきちひろ美術館で高畑勲セレクションのちひろの世界展があった。「あめのひのおるすばん」や「戦火の中の子どもたち」等大きく引伸された絵本の原画画像。其れがどんなにか高畑勲アニメーションに影響を与えた事か。本編でも語られるがあの戦争で生き残った画家の願いが共感を呼ぶ
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-31
恵比寿の東京都写真美術館でアピチャポーン展があった時に或いは最近上野の国立博物館で泰國展を観た時に本編等の作品の事が脳裡に蘇った。秘境の森の中のスピリチュアルな世界と信仰。荘厳華麗な仏像美術と石柱,石像の其の肌触り…。夢と現の交錯、マジック・リアリズム…。木々の燃え盛る印象と漆黒の夜。東京フィルメックスの会場では隣に監督が座っていた。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-31
本編を改めて観ているとスピルバーグ監督の〈激突〉〈JAWS〉が男達のむせかえる様なタッチだったのに比べ,サーファー嬢の一人ぼっちの果敢な,其れでいてフェミニンなサバイバル・ゲーム!浅瀬で彼女に襲いかかる鮫の暴漢は男社会の寓話なのかも知れないがー。ブレイク・ライブリーが一際美しく、逞しいヒロイン伝説が又、産まれたね。
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2017-08-31
声も小さく、何を言ってるかわからないとこだらけで、内容が、全然入ってこなかった。合戦のシーンも、敵味方がわからず、誰か戦っているのかわからなった。
もっと、内容を掘り下げて作って欲しかったです
真田丸を見てたから、なんとなくあの人かなぐらいの登場人物の存在感だったから、もっと分かりやすすしてほしかった
できたら、大河ドラマのように丁寧にえがいてほしかったです
テレビでリベンジして下さい🙆♂️
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-30
私は、大空あかりちゃんと天羽まどかちゃんが特に大好きで、「ハローニューワールド」という曲の時に凄く応援したくなりました。また、氷上スミレちゃんが歌う「タルト・タタン」という曲もすばらしい曲でした。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-30
原作があるから、伸びやかな前作と趣きが違うものの、藤田敏八監督の波が唸り声を上げている如き演出の冴えと美学が堪能出来る秀作!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-30
藤田敏八監督の事実上のデビュー作品。確かにゴダール監督〈勝手にしゃがれ〉への、ヌーベル・バークへのリスベクトに充ちた映画だ!ハンド・カメラの撮影や黒木和雄監督へのinterview等。アンリ・ベルヌイユ監督への其れを藤田監督は無意識に或いは同時代性で演出している。モノクロームの日活青春ドラマはトリュフォー監督〈大人は判ってくれない〉見たいだった。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-30
ローラはミッシェル・ルグランの音楽がもう〈シェルブールの雨傘〉でドゥミ監督風な画家が出て来て、〈ロシェフォールの恋人〉見たいな水兵も登場してー。ラストの幸福感がいい!アヌーク・エーメの踊り子姿が魅力的。又、TV放映で視たモーガン・フリーマンが有名男優として其のまま出て来る〈素敵な人生の始め方〉もレジ嬢との出会いが最高にワンダフル何だね。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
老人と猫の絆の名作〈ハリーとトント〉には映画〈慕情〉にあやかったシーンがあってユーモラスだったが,本編のラストの大樹へと歩む姉弟の姿も慕情のラストのジェニファー・ジョーンズと重なって来る。本編は父親を尋ね歩く子どもの姿が切なく哀しいが,難解なテオ・アンゲロプロス監督作品の中で一番分かり易く心に響いた!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
卒業というテーマでしたが、観賞後、明るく卒業を受け止められて観て良かったと思えました。
防衛部らしい面白い場面から、感動する場面もあって、最高でした!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
埼玉県立美術館で遠藤利克展を観ていて未知のゾーン感覚でアンドレイ・タルコフスキー監督の本編や〈ストーカー〉等を想い出した。大きな木彫を燃やした棺の様な遠藤作品の空洞物とタルコフスキーの映像が文化人類学の儀式めいて合い通じている。本編の高速道路のシーンは黒澤明邸へ向かう途中で撮影されたとかー。原作者レムの怒りをかった曰くのある異色SF巨篇!
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2017-08-29
この原作は三回も読みました。登場人物の描写がほとんど描かれていないんで、人間関係が分かりにくく、がっかりしました。出来れば原作通り三部作、最低限二部作にして欲しかった。合戦の描写も西軍と東軍の区別がつきにくく残念です。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
徹子の部屋のゲストの松原千明さんが俳優の父親が溝口監督の本編に出演していると想いを語っていた。本編はモノクロームの撮影が良くてモダンガールな山田五十鈴が綺麗だった!ブレッソン監督を連想させるタッチが鮮烈でもあった。ワンカット・ワンシークエンスの遠景撮影ではまだ無くて,接写のカットバックに特徴があったけれどもー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
叔父の姪を思う気持ちを考えると、胸が苦しくなり涙が止まらない。あの母親の涙は、どんな涙だったのだろう。想像すると、こちらも苦しくなる。
子役の少女の演技が秀逸。2回連続で見てしまいました。
機内はみなさんヘッドホンをしているので、気にせず思い切り泣きました。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
原題が「父と娘」だったせいか,ナオミ・ワッツ主演の〈愛する人〉原題「母と子」を想い浮かべた。本編は時間を隔てた親子の映像が追憶形式に何度と無く挿入され感情を揺さぶる。養子を巡る裁判も費用が嵩み、収入の不安定な作家にとっては非常に酷だ!身を削り創作するラッセル・クロウの姿が子どもながらにも愛おしかった。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
TV放映で改めて本編を観るとW不倫の様な愛と嫉妬の男女の愛憎劇何だと思う。肉体的な愛と観念的な其れの対立や堕胎や嬰児殺しを巡るドフトエフスキー的な状況もあった。当初,主役にアラン・ドロンを想定していたと言うからそんな眼で本編を観るとジャンカルロ・ジャンニーニがドロンに見えて来たー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-29
若手の新鋭監督が、過去の傑作映画に触発され似たような作品を手掛けることは珍しくもないが、この作品を見ている最中に、ライアン・オニール主演『ザ・ドライバー』(1978)、ジェイソン・ステイサム主演『トランスポーター』(2002)、そしてライアン・ゴスリング主演『ドライヴ』(2011)を思い出さずにはいられなかった。大変面白く見た。ワクワクさせられっ放し。これ、意外な拾い物ですわ。
いや傑作だ!
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- 投稿日
- 2017-08-28
ジャック・ドウミ監督〈ローラ〉とアニエス・ヴァルダ監督〈3つのボタン〉〈幸福〉を観た。アヌーク・エーメ版嘆きの天使のローラ、ショートショートのボタン、そして新しい愛の形を模索した幸福!どれも他愛ない三文小説か陳腐な譚に過ぎないのだが格調の高い作品に成って仕舞うのは映画の魔術何だろうね!幸せ一杯なシネブラボーな3作品。