映画感想・レビュー 1495/2567ページ

ストロングマン:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2017-05-26

何をもって「ストロング」と定義付けるのか?―と文句付けたくもなる。まあ面白くは見たが…。
米国のCATVで見たような「大木切り」「ビヤ樽運び」「腕相撲」など明確に白黒付ける闘いではなく、採点スポーツ競技のような審判の印象が勝敗を大きく左右するのはどうもなあ…。プラス、マイナス、点数の高低にイメージ判断が多過ぎ。村田諒太選手ではないが、やはり判定勝負は異論が出るもの。同じバカバカしさでも、誰もがスカッと納得する勝負が欲しかった。

ヴィクトリア女王 世紀の愛:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-26

前のレビューにも書かれていましたが、エミリー・ブラントの変貌振りが凄い♪映画<ブラダを着た悪魔>での猛烈で愛すべき第一秘書役とは違う、王室の気品ある役処だが、彼女の気の強さ、其のパッションでは共通するものが有るのかも…。衣裳も美しく宮廷絵巻の様な一篇♪

エージェント・ウルトラ:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-26

スターチャンネルのクリステイアン・スチュアート特集で本編の放映を見ました…。事件に巻き込まれる普通の青年ジェシー・アイゼンバークとのちぐはぐさはサスペンスフルな展開とスレ違い映画のミスマッチでとてもイケていた!ユーモラスなパロデイ風なヒッチコック・タッチかもー。愛の告白がテーマで有り続けるラブリーな最強の駄目男くん。エンドロールのアニメーションのカラフルなペインテイングも最強かもね♪

ショート・ターム:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-25

映画<ルーム>のブリー-ラーソンの雪のラストシーンで何となく山田洋次監督の<学校>シリーズを想い浮かべた。母子の寄り添う愛情に満ちた居場所として部屋。<ショート-ターム>が居場所の無い子どもたちに寄り添う愛の映画で彼女が主演していた…。本編のラストシーンの爽快さは一体何なんだろう!

親切なクムジャさん:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-25

評判を聴いていたが見逃していたのでT深夜のV 放映で観た。TV ドラマチャングム等の清純派女優イ・ヨンエの変貌振りとアイシャドウの色が眼に焼き付く。パク・チャヌク監督の密室劇作品<オールド-ボーイ>の如き。其の独特な映像のタッチと美学が味わえる復讐劇のシリーズだ!!(最後の晩餐)の宗教画を意識した様な構図も登場する…。

ピーチガール:P.N.「イノキュン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-25

二次元の世界からそのまま飛び出してきたかのような伊野尾くん。伊野尾君の演技は愛くるしくて憎めないどこか切ない…まさにカイリそのものでした。ただの恋愛映画ではなく大切な事に気付かされる素敵な映画でした。とにかく伊野尾くんが可愛くて何度もカイリに逢いに行きたくなります。また観たいと想いました。

メッセージ:P.N.「あやりん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-05-24

不思議な感覚の映画でした。今まで見たことない…。音響(×音楽)の効果が秀でていて、一度聞くと忘れない。最後の最後まで見入っていて、謎解きも最後。宇宙人がいきなり攻めてくる今までの映画とはかなり違います。

追憶('17):P.N.「C.ルージュ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-24

特筆すべきは安藤サクラのすごい存在感。後半台詞はないのに、海をバックに少しだけ柄本佑との夫婦共演もストーリーに花を添えた。安藤サクラがいなければ、成り立たなかった映画。そして海や夕陽の映像が美しく、木村大作ならではの印象深い作品となった。

追憶('17):P.N.「コルドンルージュ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-24

消せない過去はあるけれど、孤独とさみしさから少しずつ解放され、希望が感じられ共感できた。忘れかけていた絆、縁、守るべきものと大切なことを思い出させてくれる作品で、私は好きです。

カリフォルニア・ダウン:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-24

地震によるビル倒壊での救出シーンで脚を怪我した黒人女性を安全なスタジアム方向へ誘導して運ぶ。他者への気遣い、救助の姿勢を見てナオミ・ワッツが主演した映画<インポッシブル>を想い浮かべた…。本編でも火災、倒壊地獄の後は大津波が何度となく波状急襲して来る。その水地獄の有り様は3.11の映像のショッキングな光景。希望を捨てずに助け合って生き抜いた家族の物語だ。

彷徨える河:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-05-24

悪い映画ではないのでしょうが、ゴメン!オイラの好みに合わんかったわい。
全編モノクロかと思ったら突然カラー画面に。ず~っとスタンダードサイズ画面であったものが突然シネスコサイズになったり(映画『Mommy/マミー』)、幻想の場面は70ミリだったり(映画『ブレインストーム』)…作り手のこだわりは理解できるのですが、「だからどうした?」と言いたくもなります。退屈な2時間余でした。
昔、日本テレビ系であった『すばらしい世界旅行』を思い出したなあ。

トラップ:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-24

中東の戦場の砂漠に残された兵士のサバイバル。地雷に囲まれて儘ならない姿で立ち尽くす極限情態で男は一体どうするのか…。心配させまいと携帯電話で妻と日常会話するシーンも泪ぐましい…。一人のアラブの少年とのやり取りもリアルだ。灼熱地獄と砂嵐とゲリラと…トリレンマの閉塞状況下で銃口を自らの頚に向けるも一人では無いよ♪と言うTV 中継の試合後のソングが無線を通して聞こえて来るー。救助部隊のヘリコプターの音が響く中、ラストへの展開が行き詰まる!

シンドラーのリスト:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-24

リーアム・ニッソンが父親役の映画<判決前夜>を観ていたら、スピルバーグ監督の本編を想い出した…。<判決>では家族を守る為に、未成年の息子の拘わった殺人事件で証拠隠滅をして真相を隠してしまう。本編ではニッソンはナチス魔の手のジェノサイドからユダヤ人を必死で守るシンドラー役。モノクロ映像でアウシュビッツ強制収容所の生き残った人の証言を元に再現された救出劇!少女の赤い洋服だけがパートカラーで鮮烈な印象を残す。監督の証言収録活動は本編以後も継続されていると言う…。

裏窓:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-23

Movie plus のTV 放映でグレース-ケリーの生涯を追った<グレース-オブ-モナコ>を観た。名画座でも観ていたが、ハリウッドの映画撮影所のシーンで始まり、撮影所のシーンで終わるー。本編<裏窓>ラストのファッション女性誌ELLE を読んでいる場面が、ヒッチコック監督へのマージュの様に出て来ている点も見逃せない。映画女優には二度と復帰しなかったグレースだが、こうして堂々と現代の銀幕に蘇った♪

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-23

映画<英国王のスピーチ>でも演説訓練の涙ぐましいシーンが有ったが本編でもモナコ公国のプリンセスになる作法とフランス語会話の猛特訓が描かれた…。女優業と公人業と家族を守る母親業ー。一体、自分の存在価値は何処に?合衆国から異国に嫁いだプリンセス-モナコの内面に迫ったヒューマン-ドラマ!そのグレース-ケリーをニコール-キッドマンが余す処無く演じきった♪

マーニー:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-23

ニコール-キッドマンがグレース-ケリーに扮する映画<グレース-オブ-モナコ>ではアルフレッド・ヒッチコック監督が映画復帰話をしにモナコ公国に会うシーンが出て来る。本編のヒロインがそれだった。ユニバーサル映画<マーニー>はスクープ記事として世界の新聞を賑わすが…。「ハリウッドでグレース-ケリーを演じモナコ公国ではプリンセスを演じ、では本当のあなたは?」と歌手マリア-カラスから問い糺される。その狭間で葛藤する彼女の内面に迫った力作!!

アナベル 死霊館の人形:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-23

人形が登場するサスペンス映画ではアンソニー・ホプキンスが出演した<マジック>やイタリア映画の<サスペリア>シリーズ等が思い出されるが本編もその一本!!アナベル・ウオーリスが美しくヒッチコック監督作品で例えれば映画魔術師の美女役…。彼女が悲鳴を上げれば上げる程観客は事件に巻き込まれ引き込まれてー。

ヒッチコック/トリュフォー:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-23

スターチャンネルのTV 放映で<知りすぎていた男>を観ていたらラストの息子の救出シーンで、観たばかりの韓国映画<トンネル、闇に鎖ざされた男>を連想した。海洋パニック映画<タイタニック>も鎖ざされた極限状況での人間関係をサスペンスフルに描いた点でヒッチコック-タッチのエンターテインメントだった♪寧ろ、現代の映画作品でアルフレッド・ヒッチコック監督の影響を受けていない作品を探す方が難しいのかも知れない…。

最終更新日:2025-05-17 16:00:02

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